ハナミズキ | 今夜はきまぐれ~Mustangのひとりごと~

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~WHO'LL BE THE FOOL TONIGHT~ Music Monologue by Mustang
ホントにきまぐれな更新でございます…(^^ゞ

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9月22日。新宿御苑でこのハナミズキの赤い実を見た時…

 

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…そういえば、このあと行く場所にもこの木があったことを思い出した。

 

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♪ ハナミズキ

 

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そこは小田急海老名駅前、ビナウォーク。

 

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ここを訪れるのは…もう5度目。

 

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もちろん目的は高校生プロドラマー、佐藤奏さんのライヴ。

この日は Ear Candy Jazz Factory (以下 ECJF)としての出演。

僕が会場に着いた時はまだリハーサル中だった。

 

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演奏曲目に新しいものはなかったけれど、カヴァー曲なしで全曲オリジナルという内容だった。

 

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アルバム "TANGERLIN PEEL JAM"(2017) から、サックスがフィーチャーされた "HACK YOUR WAY THROUGH THE SKY" を除く5曲に、ライヴではおなじみの "INDIGO RAIN"、"SEASHORE"、"MONSOON IN CRIMSON"、 そして4月1日のライヴで演奏された「新曲」 "AUTUMN FOLIAGE" の計9曲。(1st Stage のオープニングと、2nd Stage のラストが "TALEWIND"、2nd のアンコールは 1stでも演奏した "STEP INTO THE INSIDE OF KYOTO")

 

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MCの中で、奏さんはビナウォークについて「落ち着く場所」と言っていたが、僕にとってもここは一番落ち着いて観れる場所かも。

ま、これまでに訪れた会場では一番遠いのだが…新潟にもこんなライヴ・スペースがあったら…と思う。

 

そして成田玲さんからはレコーディングの状況とリリースの予定についての言及があった。PV製作も含め、年内にリリースできれば…とのこと。

そういえば、"TANGERINE PEEL JAM" もCDリリース前に "TALEWIND" のPVが公開され、CDのジャケット(背面)にもPV撮影時の写真が使われていたっけ。

 

 

そして、もともとはソロ・アルバムに用意していた曲だったが、 ECJF のライヴで演奏して好評を得ていた "MONSOON IN CRIMSON" を録ったことが明言された。

たぶん「新曲」 "AUTUM FOLIAGE" も録っていると思うが…

 

個人的な希望としてはライヴではピアノ・インプロで始まる "INDIGO RAIN"、ベースのさくらさんがステージ・アクション最高潮(笑)になる "SEASHORE" を ECJF ヴァージョンで収録して欲しいところ。

 

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僕が佐藤奏さんのファンとなってから、音楽に関わる出会いがいくつもあった。

 

少なくとも僕が BABY METAL、朝倉さや、サカナクションに耳を向けるようになるには、奏さんのライヴを観なければかなり遠回りな道のりがあったはずだし、なによりも成田玲さんと櫻井奈穂子さんというミュージシャンを知ることもなかったはず。

 

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そして、今回のライヴではこれまでとちょっと違う「出会い」があった。

それは、開演前の会場BGM。

 

1st Stage の前、僕の耳に "WONDERFUL TONIGHT"(Eric Clapton) のメロディが聞こえてきた。それはボサノヴァというよりもMPB(エミ・ペー・ベー:ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)なアレンジで、時折ポルトガル語らしきヴォーカルが Ivan Lins のような声で入ってくる…

 

そして 2nd Stage の前、今度はジャジーなアレンジの "ME & MRS.JONES" (Billy Paul) が聞こえてきた。

 

帰ってから、"WONDERFUL TONIGHT BOSSA NOVA" で検索したら、あっけなく音源がわかった。

 

 

 

そうか、David Foster のお仕事だったのか。しかも Ivan Lins のような声は本人だったという…(;^_^A

 

call me ireesponsible

CALL ME IRRESPONSIBLE/Michael Bublé (2007)

もちろん、このジャケは昨日届いたCDからスキャンしたもの。

 

 

出会いと言えば、ビナウォークに訪れるようになって知った「木」。

 

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海老名の大ケヤキ…樹齢300年以上、推定570年とも言われる。

 

市街地の中にこのような巨木がある例は、少なくとも僕の記憶にはない。

欠損部の補修に竹を使っているのも見たことがなかった。これは、この木に対する地域住民の思いの表れのようにも感じられる。

 

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一青窈は「ハナミズキ」の歌詞について、"911" の際に「友人と友人の好きな人の幸せを願う気持ち」をきっかけに「自分以外の他者の幸せを祈る気持ちが連鎖していけば、憎悪による "戦争の鎖" が断ち切れるのでは」と思って書いたと語っているそうだ。

 

♪ 一青窈「ハナミズキ」 他者の幸せ、祈りが昇華 きっかけは9.11

 

そんな背景を知らなくても、歌詞から「自分以外の他者の幸せを祈る」と気持ちは伝わってくると思う。

 

君と好きな人が 百年続きますように

 

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人生が100年続かなくても、他者への思いは連鎖すれば100年以上続いていく…そのひとつの形がこのケヤキのような巨樹と思ってもいいような気がする。

 

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playin it all

"ハナミズキ" by GORO(野口五郎)

from album "PLAYIN' IT ALL" (2014)

written by 一青窈/マシコタツロウ

 

 

 

 

 

 

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ライヴ後の物販で購入したジャケにサイン入りCDと、ECJF ファンにはおなじみの "JAM" 新作2種。

 

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ジャムのひとつ、「夏みかん」のラベルの背面を見て僕は「?!」と思った。

 

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千駄ヶ谷…すると江戸東京には野菜だけでなく夏みかんもあったのか?

 

(・・;)

 

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この日、海老名は最高気温28.3℃。

でも、空は夏から秋へ衣替え。

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うけど、「台風」シーズンはまだ続きそうな…

 

 

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