石の適正価格?安い…高い?何が違うのか? | アトリエcrystal慶の気ままブログ

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皆さんは石を買う時何を基準に安い…高い…と認識しますか?

買い方を間違えるだけで大きな差がでます。

1店の選び方…昔は中間卸業者を使う方もいましたが…今はマージンでしかない為生業としては成り立たないです。

自身で海外のバイヤーから直接買い付けるなどしない限り値付けをするのが困難でしょう。

仮に中国へ買付に行くより国内で仕入れた方が安いです。

何で安く出せるのか?大量に買付したり昔のストックを今頃出して売らない限り安く出せません。

もしくは自社で原石から加工してやっと安く出せる状態だと思います。

日本はレートが遅れており海外のレートに合わせていたらとても今の値では出せません。

程度の良い物を探すか上手くテレワークで仕入れない限り難しいです。

今現在自社研磨されている業者は実際増えています。

原石の状態なら安く買える場合もあり磨いてみないと石のコンディションがわからない為難しい部分もありますが綺麗な部分が出れば価値がつくんですよ。

展示会に出突っ張りで全く陳列の品に変化が無いのは昔のストックを多く抱えて居るからです。

逆手にとると店を開けず展示会だけ出展している業者は危険ですね。

店舗代と出展費用何処から稼ぐのでしょう?

展示会で費用上乗せしてやりくりするしかないんですよ。

なので普段の営業状況を把握しつつ様子を見ながら良く観察して下さい。

石に価値など皆無に等しく適正価格は実際はありません

相場がいくらだからそれに合わせて出しておる状況が現在の状態です

新しい物は当然高いですし昔の物は安いのは当然なんです

だからこそ昔いくらだったのか調べてみるのも大事ですし上手く安く買えているのか?把握出来ると思います。

私は新しい物にはほぼ手をつけません

ただ出展特価で稀に安く買える場合のみ買います。

15年前は今より6分の1程度の値でしたので当然その基準で現在も展示会へ足を運びオールドストックを当時の価格で回収しています。

上手く立ち回ればまだ安く買えると思いますが

今年からインボイス制度そして新紙幣発行に伴い廃業される方も増えてくるでしょう

極端な円安は日本経済を揺るがしかねませんしどう考えても海外から観光に来てもらいお金を使って貰うようにしているようにしか見えません。

円安はこの先も続くでしょう。

輸入大国の日本ですから弱る一方で業界も冷え込みます。

かれこれ2年位経ちますが円安は加速していますね。

でも海外から観光でくる外国人は多いんです。

安いから来る…つまりかもにされているんですよ。

今の政策ではもはや日本は衰退する一方でありいずれ今のような日本は無くなるでしょう。

なので目的は早めに済ませる。

持って後2年も無いかもしれませんね…。

為替介入も中途半端ですしせめて1ドル130円まで戻さないと厳しいでしょう。

そうでなくともオイルが高騰し光熱費が高騰しているわけですからそのしわ寄せが商品にのるわけです。

あまり時間は残されていないのが現状です。

展示会も出展を辞退している方も多く違う方向へ向きつつあります。

気づいた人から安く買える日が近いと思います。

物価は上がる一方で下がることはありません。

なので日々値上がるのみです。

今買える物より少し頑張って良い物を買わなければ永遠と良い物を買うのは困難でしょう。

リミットが来る前に用事は済ませましょう。