鴉ノ眼 -234ページ目

上村松園展

先月から仕事も慌ただしくなってますが、その合間をみて上村松園展へ行ってきました。
土日は混雑が予想されますから行くなら平日にと。

風流鴉

場所は岡崎の京都国立近代美術館です。
やはり平日だからでしょうか、あまり混んでいないみたいですね。(^^)

前売りを買っていたのですが、着物で行った方が安くなることに行ってから気がつきました。(汗
※一般料金 1300円/一般前売り 1100円/着物で来館は一般団体料金 900円

風流鴉

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松園は、京都市下京区四条御幸町で生まれました。
今で言うと藤井大丸のお隣ですね。

「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」

これを常に意識して女性の姿を描いたと言われてます。


今回、前期の展示なので入った正面に「序の舞」がかかってました。
松園の作品の中でも圧倒的な存在感の絵です。

「焔」は後期の展示で「序の舞」と入れ替わりになるみたいです。


松園の絵は当時の風俗より少し古いものを描いているのが多いのですが、これは明治~大正~昭和と日本が国ぐるみで西洋文明化してゆくなか、江戸時代から続いている日本の美を絵に描きとめておきたかったのではないでしょうか。

伝統的な着物に日本髪を結った日本女性の凛とした姿こそが、日本の美であることを現代の私たちにも伝えてくれるものだと思います。

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上村松園展:前期11月2日~23日/後期11月25日~12月12日
http://shoen.exhn.jp/index.html

飛雲閣

先週から今週にかけて「第46回 京都非公開文化財特別公開」が実施されています。
今年は18カ所で行われています。

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その中でみたことの無かった「飛雲閣」(※上記チラシの写真)のある西本願寺へ近くへ行ったついでに寄ってきました。

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とにかく広いお寺です。

特別公開は拝観料800円が必要です。

飛雲閣へ入ろうとすると、「特別公開なので一切撮影禁止です」と言われてしまいました。
屋内の襖絵とか仏像ならわかりますが、庭園なのに特別公開なので禁止という意味がよくわかりません。
前もそういえばこの財団の仕切るイベントは一切撮影禁止でしたね。

飛雲閣は秀吉の造った聚楽第の移築と伝わる建物で国宝です。
同じく国宝の唐門も伏見城の遺構と言われてますから、聚楽第の一部だったのもうなずけます。

もう一つの特別公開「経蔵」の堂内もみることが出来ました。

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内部は六角形をした回転式書架でたいへん面白い構造をしてました。

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本願寺というと銀杏ですが、あるていど黄色くなってきてました。

東寺 観智院

がらくた市を一回りした後は特別公開している「観智院」へ寄ってきました。

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観智院は東寺一山の勧学院で、所蔵する密教聖教の量と質では我が国最高といわれているそうです。

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見どころは、国宝の「客殿」とその床の間にある宮本武蔵筆の襖絵「竹林の図」と「鷲の図」、客殿前の「五大の庭」、本尊の「五大虚空蔵菩薩像」、「愛染明王像」など。
内部は写真撮影禁止のため紹介できませんが、素晴らしいものです。

宮本武蔵は一乗寺下り松での吉岡一門との決闘の後約3年間この観智院で隠棲したそうです。
その時に客殿床の間に水墨画を大胆に描かれたようです。
鷲はかろうじて鷲とわかる程度にしか墨が残っておりませんが、迫力のある絵に圧倒されます。

それから、五体並んだ五大虚空蔵菩薩像は唐の都長安の青龍寺金堂の本尊だったものです。
国を超え、時代を超え、中国から伝わった仏教は日本の中に脈々と受け継がれている事が具体的にこの仏像から観てとれます。

今の中国は文化大革命という名のもと仏教を捨ててしまいました。
昔は国は違えど、仏教など文化を通じた共通の倫理観があったのでしょうね。

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