『主人からはぼくの前でウィッグを脱がないでと言われてるんです。。。
ウィッグは脱げないんです。
娘も小学生でお友達に言われたりするだろうし、
主人からもぼくの前ではウィッグ脱がないでと言われて。』
そんな彼女はなんだかいつも申し訳なさそうにしていて、夏でもウィッグに帽子でした。
初めて聞いた時は、正直、え!?っと思ったんです。
でも自分を置いて逝ってしまうかもしれないパートナー。
小学生の娘を自分1人で育てていくかもしれない不安。
それを直視できなかったのかなと、支える側の辛さも垣間見えた気がしました。
そのことを知った時に、自分ならどんなことができるだろう?
乳がんって、近いようで遠いようで、近い。
不思議な距離感がある。
どこかでひとごと、と思っていても、ほんの身近なひとから、「乳がんだ」という言葉を聞くこともある。
他のがんに比べて、若い世代が発症することが特徴で30歳代から増加をはじめ、40歳代後半から50歳代前半でピークを迎える。
小林麻央さんの印象がとても強いけど、実際に妊娠中や授乳中、育児中などにわかることも多い。
福井でのヨガx血流ワークショップをしていただいた髙橋絵麻さんも、そんなおひとりで。
まさに、出産直前に乳がんがわかった。
ヨガを担当していただいた福井でのヨガx血流ワークショップ。
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冒頭の言葉とエピソードは絵麻さんの
同じく乳がんで亡くなった友人のことなんだって。
自分自身も乳がんだから。
乳房を切除しているから。
抗がん剤を使ってスキンヘッドだったから。
だからこその思いで、プロジェクトを立ち上げられた。
社会にはいろんな普通がある。
普通からはみ出したと自分が思う時に、
ひとは生きづらさを感じる。
乳がんになって、
それだけでもつらいのに、
髪が抜けてしまった。
ひとに言えないことが増えていく。
死の恐怖も感じながら、
病気の恐怖も感じながら、
そのときは、どんな気持ちになるだろう。
『病気に対してのイメージを和らげたい。
オープンな世の中を作り、治療以外の余計な負担を減らしたい。』
絵麻さん自身が乳がんを経験して、
そして今もともに生きているからこその思い。
ぼくも応援したいなぁと思うのです。
クラウドファンディング
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ぼくねー。
アメリカのドラマ『Sex and the city』(←大好き)の中で、すごく印象に残ってるシーンがある。
(第16話 女の髪は命/Out of the Frying Pan だったはず)
主人公のひとり、サマンサが乳がんになって治療で髪が抜けてかつらをかぶってるんだけど、
がん患者の会のスピーチで、
ホットフラッシュが起きて暑くてがまんできず、自分のかつらを
えいっ
っとみんなの前で脱いで投げ捨てる。
それをみた会場のみんなも、どんどんじぶんのかつらを放り投げて拍手喝采するんだよね。
ものすごく印象に残ってる。
そんなふうに誰もが堂々と、隠すことなく生きていけたらいいよね。
そして、それを暖かくみまることができる社会になったらいいよね。
そんな気持ちを応援したい方、
よかったらこちらを読んでみて。^^
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3月 4日(日) 札幌
3月 8日(木) 大阪(ゲスト:心屋智子さん、福井美余さん)
3月14日(水) 出雲(講演会)
福岡、大分、那覇、枚方、福井、名古屋、東京、高松、米沢は無事終了!ありがとうございました^ ^
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