といず・くろすおーばー! -402ページ目

トランスフォーマー/ロストエイジ

ロストエイジ

 ようやく観て参りました、実写TF最新作「トランスフォーマー/ロストエイジ(Age of Extinction)」
 事前に流れていた情報に色々踊らされていたというか、一部玩具レビュー書き直さなきゃ……などと思いつつ、感想レビューです。
 れっど あらあとさんのところと所々被ってるのは、まあその……ブラックナイトグリムロックやっぱり買おうかなぁ(こら)

ケイド・イェーガー
 今回から人間側キャストを一新し、サムに代わる主人公として登場したやもめの機械工。廃品回収と修理で暮らしつつも発明家として一山当てる夢を追い続けるのはいいけれど、家を差し押さえられたり従業員(ビジネスパートナー?)のルーカスへの給料支払いが滞ってたり、娘テッサとその恋人ショーンの交際を認められず反発されたりと、ちょっと先行き不安なお父さん(汗)
 ただ、何だかんだでテッサやルーカスが離れていかなかったのもケイドのある種の純粋さ(難解なメカが壊れていたら直してみたい、解明してみたいという発明家根性や、その使い方を間違わない良識)に他者を惹きつけるものがあったが故、とも考えられ、決してダメなだけの親父に堕していないのがセリフじゃなくて描写で分かるのがお見事。ケイドが劇中のようなキャラクターでなければ、オプティマスは朽ち果ていずれロックダウンに見つかり、ガルバトロンの企ても成功していたでしょうし、ヒーローの資格は充分だったと思います。
 吹き替えは土田“ニンジャブルー”大氏。娘テッサの吹き替えがしょこたんこと中川翔子氏ってことを考えるとすごい親子だ(笑)

恐竜絶滅の真相
 太古の昔、恐竜たちが暮らしていた地球を襲ったのはデーボス軍でもシンメトリカルドッキングビークルロボの貼りついた隕石でもなく、「創造主」なる存在が操る謎の宇宙船。打ち込まれた装置が波動を広げると、地形や恐竜たちが金属化していく……
 これで直接ダイノボットが生まれたかどうかは不明ではあるが、サイバトロン星が機械惑星になったのも創造主の仕業らしいので、オールスパークとの関連が気になります。メタル化した生物たちにスパークが与えられることでトランスフォーマ-に生まれ変わったのならば、もしかすると……?
 さて、TFを創造したナマモノ系知的生命体となるとクインテッサ星人の可能性が濃厚ですが、近年のTFは「破壊神ユニクロンに対抗するため作られた創造神プライマスの眷族」みたいな設定が主流だと思っていたので、「2010」以前に差し戻してきたのは意外かも知れない。
 ……映画でやろうとするとユニクロンはビッグスケールすぎるし、大ボスをクインテッサにするのは割と妥当なところかも知れない。
 オールスパークとクインテッサ(仮)の関係を考えると、「生命創造」と「バイオテクノロジー」くらいの関係じゃないかと推測してみます。機械に生命を与える神秘のオールスパークと、有機体をトランスフォーミウム化するクインテッサボムで比べると、後者はまだ神秘よりも単純な(?)分子原子の組み替えレベルに留まっている、と考えると個人的にはしっくりくる。

 待てよ。
 クインテッサ……Queenテッサ……女王テッサ……? いやいや、まさかまさか。
 そもそもクインテッサは「Quintessa」だしね(quint=「5つの」、で5面顔を表している)。うん、無関係無関係。

 ちなみにこのメタル化爆弾「シード」が今回の重要アイテムとなるわけですが、ロックダウンの使っている「爆弾」も範囲こそ狭いながらに似たようなメタル化効果があるので、多分原理は似たような物なのかな。雇い主から供給された武器なのかも。
 ……ということはメタル化してお亡くなりになってしまったルーカスからもトランスフォーミウム(後述)が採れちゃうんだろうか。

オートボット狩り
 前作「ダークサイドムーン」の際にシカゴでは1300人以上の犠牲が出ており、一部では反オートボット感情が高まり、ハロルド・アッティンジャーを中心に反TF組織「KSI」とCIA実働部隊「墓場の風」が結成されていた、と文章設定されていますけれど、KSIはテクノロジーでなり上がった企業という面が強い印象です。
 KSIは表向きはロボット工学の一流企業という顔を持ち、発明家でもあるジョシュア・ジョイス社長の指揮の下で人工トランスフォーマー「スティンガー」を開発していたが、裏では墓場の風によるオートボット狩りが進行し、捕らえて破壊したオートボットらを研究サンプルにしていた……
 地質学者ダーシーが熔かされているラチェットの頭部を「ディセプティコン」だと思っていたり、ジョイスが市民受けを考えてガルバトロンのデザインをオプティマスに似せようとしたり、スティンガーを「バンブルビーが望んでいただろうもっとかっこいい姿」としてプロモーションしようとしたり、社外でも大統領がオプティマスとの会談を望んでいたりと、一般的にはオートボットへの感情はさほど悪くないことが窺えます。
 しかしCIAによる情報操作で、一般人に対しての「ディセプティコンを見つけたら政府に一報を。賞金が出ます」といった貼り紙にオプティマスやバンブルビーの顔がばっちり描かれていたりします
 直接対面した関係者じゃなきゃ詳しい顔のディテールとか分からないのかも知れないけれど、予定通りにガルバトロンとスティンガーが一般に向けてデビューした時はどう誤魔化すつもりだったんだろうこれ。

軍医の最期

おつかれ

 客船に潜伏していたラチェットを、墓場の風が襲う。KSIで協力させられているブレインズもですが、まず片足ぶっ飛ばして機動性を削ぐ所から始める辺り、効率的すぎて気分が悪くなること受け合い。
 人類に味方したオートボットの軍医であろうと、シカゴの戦いで肉親を失った兵士にとってはトランスフォーマーであるというだけで罪として映る。
 抵抗するラチェットを狙撃して、さらにスパークを抉りだしてトドメを刺したのは、墓場の風に協力する謎のトランスフォーマー・ロックダウンだった。
 実写第一作で登場したオートボットも、第一作でジャズが倒れ、第三作でアイアンハイドが死亡し、そしてラチェットがここで退場。気付けばあの頃のメンバーはオプティマスとバンブルビーしかいなくなって……
 あ、でもよく見たらスパークを潰されていないので、次辺りで新たなボディに移植されて闇の看護兵となってドリル片手に復活する可能性もゼロではないのかな。その場合クインテッサ(推定)の手先になってそうだけど。
 なお、後に記録映像でレッドフットも墓場の風に襲撃されて死亡していたことが明かされ……というかあの飛行カメラ、録画情報入れっぱなしなのか。

バウンティーハンター・ロックダウン
 KSI的にはロックダウンもTFなんだから信用に値しない相手のはずだけど、どこまで本気かはともかく「オートボットもディセプティコンも争いを広げるばかりの馬鹿ばかり」と称している姿勢や、敵の敵は味方という理論から一定の信用をされている様子。
 彼の目的はオプティマスを捕らえること。それが成し遂げられた際には引き換えに、KSIに「シード」をひとつ譲り渡すという契約をしていた。
 ジョイスはシードをモンゴルの砂漠で爆発させて100年分のトランスフォーミウムを採取しスティンガーを大量生産するつもりでいたけれど、創造主やロックダウンにしてみれば地球人がそのくらいの力を持ったとしても大した問題じゃないと見ているのかも知れない……? シードを地球に打ち込んだら地球人もなすすべなくメタル化だし、そもそも対等の取引ができる次元ではない。
 ぶっちゃけた話地球の世論なんか知ったこっちゃないスケールで生きているTF種族に対して対等以上に権利を主張できるアメリカ人のメンタル強ぇ。

映画館のオンボロトラック
 ボロボロの映画館とか出てくるとどうにもこれを思い出す(笑)
 ケイドとルーカスはそこで、何故か隠れるようにひっそりと鎮座していたオンボロトレーラーキャブを発見する。何故か砲弾を撃ち込まれた形跡があるなど謎めいた車だが、直して売り飛ばせばまとまった金になるだろう、というのが当初の算段だった。しかし。

オプティマスプライム
 トラックの正体は潜伏中のオプティマスだった。墓場の風に奇襲され、致命傷に近いダメージを受けて自己修復もままならないまま機能停止していたのだ。
 そんなもんだからケイドが動力ケーブルつないで再起動させると、即臨戦態勢取っちゃったりするという……そりゃルーカスもビビって報奨金目当てで通報しちゃうわと。

強襲、墓場の風
 こう言う日常を壊しに来る特殊部隊を見るたびに、部隊相手に無双して逆に縛り上げる最強民間人とか出てこないものかとつい思ってしまうのが私の悪い癖。
 人質に取られたテッサを助けるためにオプティマスが飛び出し、さらに一台のラリーカーが突っ込んでくる。ラリーカーで駆け付けたのはテッサの恋人ショーン。思い切り墓場の風の人の首をタイヤでグリッと行ってるよね……
 オプティマスとロックダウン、ケイド一行と墓場の風のカーチェイスが大迫力です。てか、ショーンとテッサの「いつものオーバーブースト」はどこまでが普段の範疇なんだろう。おあつらえ向きにジャンプ台とかあったんだけど、毎度あのジャンプ&着地をしてたら命がいくつあっても足りないよ!
 そしてロックダウンの爆弾を受けて、ルーカスはメタル化死亡してしまう。南無。

オートボット、集結せよ
 オプティマスの招集に応じたのは、バンブルビー・ドリフト・ハウンド・クロスヘアーズのグループのみ。他のオートボットはじっと隠れ棲んでいるだけなのか、それともオートボット狩りに遭って……
 個人的には前者だと信じたいところですし、身も蓋もないことを言えば次回作でまたしれっと新オートボットが合流してそうではある

知らんのか、俳句だ
 ドリフトさん、五・七・五に七・七まで加えたらそれ俳句じゃなくて短歌
 というわけで、アメコミが元となった比較的新しいところにオリジンを持つ侍俳人ドリフト、メタボなベテラン重火器担当ハウンド、実は何気に若手らしいロングコート空挺兵クロスヘアーズ、そしてオプティマスに代わって彼らを束ねていたバンブルビーが、今回のオプティマスの仲間たち。
 しかしリーダー不在の逃亡生活が長かったためか、思いっきりみんな荒んでいた。バンブルビーなんか今回割と短気ですし。
 サムと会えない日々が続いていることは想像に難くないんだけど、そもそもサムやシモンズ、レノックスたちが今どうしているのか分からなくて不穏なんだよなぁ……あの貼り紙見たら絶対に抗議するだろうし。
 ホィーリーやサイドスワイプ辺りが保護して一緒に潜伏逃亡生活とかなってたらまだマシな方かも知れない(汗)

KSI社へ
 墓場の風が使っていた飛行カメラをひとつ捕まえていたケイドが、コントロールできるように改造したりハッキングしたりと意外とやりたい放題。冴えない発明家だと思ってたけれど、それなりに動くロボットを自作しているだけあって能力は高かった。
 というか、本社ビルに入る時に流れる効果音にこだわりを見せるジョイス社長とか面白すぎるんだけど。この辺で何と言うか、憎むべき悪役以外の面が垣間見えてた。

スティンガーとガルバトロン(ガルヴァトロン)
 KSI社はシカゴで回収したメガトロンの頭部からブレインズ経由で情報を抜き出し、トランスフォーマーがトランスフォームする秘密=プログラム可能な金属トランスフォーミウムの秘密に辿り着いていた。
 プログラムさえ通せばオーディオプレーヤーだろうが拳銃だろうが自由自在の金属って、なるほど質量さえ合っていればどんなマシンにも擬態できるわけだ。
 だが、単純なプログラムでオプティマスに似た姿になるはずのガルバトロンは、どうしてもメガトロン似になってしまうのでジョイス社長は苛立つ。
 この時点ですでに不穏な雰囲気が漂ってたんだから、せめてガルバトロンだけは一から作り直すべきだったんじゃなかろうか……
 ちなみにKSI社製ボディのTFは従来の「変形」ではなく、自分のボディをバラバラに分解して別の形に再構成するというスタイルを採っています。これは超速変形!
 一方ケイド、ショーン、バンブルビーは飛行カメラを使ってIDを偽造して潜入したが、展示中のスティンガーとそのプロモーションビデオに怒って、スティンガーを締めあげたり転倒させたり。気持ちは分かるけれどずいぶん落ち着きがないぞバンブルビー!
 というか後のシーンと併せて考えるとこの時のスティンガーって実物大モックアップじゃなくて実機なのね。

ラチェットの首
 ……スパークを別の体に移植して最初は敵に回るけれど自我を取り戻して復活とかしてくれラチェット先生……と、割と本気で願ってしまったカット。
 大半の研究員はこれをディセプティコンだと思っていたから罪悪感がないというか、人類全体がオートボットの敵に回ったわけじゃないのは救いではあるんだけど、これを知ったらそりゃオプティマスもキレるわな。
 潜入がバレて捕まるケイドだが、オートボットがKSI社屋に殴り込み。基本的に今回、途中までオートボットの方が積極的に被害広げているような……まあ状況からして仕方ないんだけど。
 ただ、KSIの人間の多くは人類の発展と防衛のためにディセプティコンを研究していたつもりでいたし、事情を分かっているジョイス社長を締めあげたところで第二、第三のジョイスが現れるだけなのは確か。
 ブレインズをついでに回収して、オートボットとケイドたちは一旦KSI社を去る。

追撃

スティンガー代理
(右は代理のモーフィンミニカーシリーズ・ライバード)

 だからスティンガーはともかくガルバトロンを出すのはやめときなさいって。
 案の定ガルバトロンは制御を離れてオートボットはもちろん民間人にもミサイル攻撃を加え、挙句に自ら喋り出す始末。
 メガトロンの意識と記憶を持つガルバトロンだが、スパークがないため死の恐怖も感じず、ブレードで胸を貫かれても平然としているのが恐ろしい。
 スティンガーがやられる時はあっさりやられているのを見るに、ガルバトロンは別格の様子。まさか全ての細胞に意識が入ってて、全て焼き尽くさないと死なないとかいうタイプなんだろうか。
 しかしこのシーンを見ると、TF界の人間の頑丈さはすごいと改めて思う。番組が違ったらあの回転で三回は死んでそう。

ロックダウンと宇宙船
 戦いのさなか、テッサの身を案じるケイドとショーンの目の前で、いつの間にか降下していた宇宙船からロックダウンが降り立ちオプティマスを狙撃。この一連のシーンでの舞い散る埃やチリが3Dだと臨場感ありまくりというか、冒頭の宇宙船登場シーンとここの舞い散りシーンが今回の3Dの一番目立ったところだと思う。
 ガルバトロンたちが撤退する中、ロックダウンはオプティマスを宇宙船に回収するが、その際にテッサも一緒に連れ去られてしまう。
 ロックダウンの宇宙船はかつてオートボットの戦士が使っていたモノで、「お前は聖域を侵した」とオプティマスも怒り心頭。
 というか、この船で市街地を悠々と飛んでるもんだから市民も不安になるし首席補佐官も皮肉飛ばしたくなるわな。
 廃棄物として処理されかけたテッサは何とか逃げ延び、そこでKSIとロックダウンの取引現場を見てしまう。

宇宙船に侵入せよ
 KSIと取引するために街の上空でほぼ停泊モードだった宇宙船に、オートボットとケイド、ショーンが潜入。
「無益な殺生をしない」と言った0.5秒後に飛び出してきたトラップ生物をめった刺しにしているドリフトはやっぱり笑うところなんだろうか。この人武士道の信奉者めいたこと言ってるわりに短気だよね。

ケイドは主力武器を手に入れた
 ケイドとショーンが発見したのは人間サイズの剣に似た武器。ショーンがへたれて猟犬型生物(スチールジョー)相手に降参したのがきっかけで偶然その真価「ガンモード」が発動し、逆転の契機を掴む。
 後のシーンでハウンドが弾切れになって死亡フラグ状態に陥ってたのにこのソードガン最後まで弾切れにならなかったんだけどどんだけ燃費いいんだろう……
 で、合流したテッサが大活躍したお父さんよりもヘタレてた恋人の方に抱き付くところは完全に笑いどころ。娘がお年頃だと余計にお父さんは辛い。

そして脱出
 クロスヘアーズたちがシステムの一部を乗っ取り、宇宙船のアンカーを下ろしたり脱出艇を切り離したりしてオプティマスを救出しつつ脱出しようとする中、ケイドたちはアンカー綱渡りで近場のビルに降り立とうとしていた。
 ――このシーンが今回一番怖かったです。高所恐怖症の人は注意!
 何だかんだでスチールジョーにワイヤーを噛み切られて間一髪のところでバンブルビーが空中キャッチ!

シカゴ大空中戦
 迫る追手(ロックダウンには結構な数のモブ部下が存在)に対抗して、クロスヘアーズが奪ってきた戦闘機(前作DOTMに出てきたディセプティコン戦闘機に酷似)でドッグファイト。
 ケイドとショーンも砲手を務め、バンブルビーが意外と達者な操縦を見せ、クロスヘアーズが空挺兵の本領発揮!
 今回はオプティマスが「ケイドに借りを返す」という方向で動いていてオートボットもそれに従っているので、何かそれ以外の人類に対しては無頓着というか、切り取りようによってはオートボットが平和を乱しているようにも(汗)
 そしてロックダウンの宇宙船が飛び立つ寸前に脱出艇を切り離し、オートボットは脱出に成功する。

全てはガルバトロンの仕業
 メガトロンはブレインズ経由で己の自我を新たなボディ=ガルバトロンに移し、さらに自分の遺伝子データをスティンガーに感染させることで密かに支配下に置いていた。
 実写TF1~3でどんどんフィジカル的に弱体化していったメガトロンですが、二手三手先を読む周到さと倒れてもへこたれないタフネスは凄まじい。もうどうやっても成仏しそうにない。

舞台は香港へ
 香港に実験の舞台を移すジョイスの元に、ケイドから着信。自分のして来たことが全てガルバトロンの掌の上だと知らされて、徐々に心が揺らぎ始める。
 やがては実験の延期に踏み切ろうとするが、アッティンジャーに恫喝されて……

ガルバトロン起動
 香港に運び込んだけれど絶対起動させないように、と香港支社の才女スーさんに命じたジョイスだが、ガルバトロンは勝手に起動して50体のスティンガーを従えついに蜂起する!
 ここから、シードを持って逃避行するジョイス、付き合わされるスーさんたちとそれを追う墓場の風という構図も発生するんですが、ここでジョイスが一気に憎めないキャラへと転身。
 この人シモンズ枠だったのか!

オートボット墜落
 スーさんや通りすがりの香港ボクサーの助けを借りてビルの屋上にまで逃げたジョイスだが、墓場の風も迫る。
 そこに宇宙船脱出艇に乗ってきたオートボットが到着するが、スティンガーに脱出艇を撃たれて人間トリオ&ハウンド・バンブルビーを残し、脱出艇は中国の山奥へすっ飛んでいってしまう……

香港大攻防戦
 イェーガー家も始末してしまえとばかりの墓場の風に対し、ケイドも逃げたり戦ったり。この人の能力の高さを見ると、何で片田舎でくすぶっていたのか疑問になるレベル。でも世渡りは下手そうだから仕方ないのか。
 ハウンドが死にそうになっていて、ふと「弾切れに息切れ、切れ切れついでに人生の幕切れ(byロアビィ・ロイ)」を思い出してしまう。ほら、緑色で重武装だし(ぉ)

How to ride your DINOBOT

ダイノボット

 一方中国の奥地に墜落した脱出艇御一行。オプティマスは援軍として、同じ脱出艇に囚われていた野獣の騎士たち、ダイノボットを解放した。
 当初は言うことを聞かない彼らを従えるため、リーダー同士の殴り合い。オプティマスは見事にグリムロックを拳で下し、ダイノボットと共同戦線を張ることに成功する。
 この時「ああいう物騒な輩の相手はプライムに任せよう」「あれって洗脳って言うんじゃないの?」「それもまたプライムらしいということだ」「……車とかに変形するんじゃないのか」と、傍観者モードで好き勝手言ってるクロスヘアーズとドリフトが妙に微笑ましい。

オートボットwithダイノボット、出撃

出動だ

 オプティマスがグリムロックに、クロスヘアーズがスコーンに、ドリフトがスラッグに乗り、ストレイフもバンブルビーに背を預けて香港狭しと暴れ回る!

空中戦だ!

 ストレイフの元になったG1スワープがダイノボットの中では防御力が低く負傷が目立ったことを反映してか、主要キャラであるバンブルビーを背に乗せたせいか、自分の上でスティンガーと乱闘されてもろともに墜落とか結構ひどい目に遭ってて、不憫というかG1リスペクトというか。
 G1バンブルとスワープが日本では同じ塩屋翼氏なのも組んだ理由なんだろうかと思ったけれど、原語版だと別の声優さんだったりする。

宇宙船のマグネットパワー
 オプティマスに逃げられたことに気付いて戻ってきたロックダウンの宇宙船が、底のマグネットで周辺の物体を吸い上げては落とし攻撃を加えてくる。
 短い四肢をばたつかせて抵抗するスラッグが可愛いともっぱらの評判です(笑)
 現地調達の車で活躍していたショーンだけど、二代目相棒(仮)もここでお釈迦に……
 シカゴ大空中戦といい、この映画は客船が犠牲になりすぎる。宇宙船の磁力自体はオプティマスの砲撃で電磁石を破壊されてなんとか解決。

オプティマスVSロックダウン
 とうとうオプティマスとロックダウン、一対一の戦い。そこに加勢しようとするケイドにアッティンジャーが迫る。
 一方で残されたメンバーは、戦術核並の爆発力を持つシードが万一爆発してもいいようにとブリッジを封鎖。ダイノボットたちもそちらを担当しています。
 ロックダウンはこれまでのTFではなかなか見られない「ハイレベルな格闘術」でオプティマスと互角以上に戦う。関節極めにくるTFとか珍しいモノを見た気がする。
 ケイドを救うためにオプティマスはアッティンジャーを射殺する。だがその隙を突いて、ロックダウンはオプティマスが調達してきた剣で逆にその胸を貫きタンクに縫い止める!
 貫通されている割にオプティマス元気だけどな! ちょうど変形ギミックの隙間に刺さったんだろうかあれ。

人間の意地
 しかしここでレッカー車に乗ってテッサとケイドが助けに現れる。ワイヤーを張って走り回ることでロックダウンを転倒させたりオプティマスに刺さった剣の柄にフックを引っ掛けて引っこ抜いたりと大活躍。
 そしてついにオプティマスはロックダウンを倒し、群がってきたスティンガーも分捕った爆弾で一掃するのだった。

 そしてケイドたちを安全なところに逃がすため、唐突に飛び立つオプティマス。
 ジェットパックもないのに飛んだよこの人。

戦いが終わって

!?

 まずは「戦いに付き合ってくれたら自由にする」という約束のため、ダイノボットを野に放つオプティマス。
 ちょっと待て、中国全体に死亡フラグ立ってないかそれ。
 そしてオプティマスはオートボットにイェーガー家を守るよう命じ、家を失ったイェーガー家はジョイスが援助することで何とか立て直せそうな感じになったところで、オプティマスは創造主とケリを着けるために宇宙へと単身飛び立つ!

 胸の貫通創治してからにしようよ!?
 というかそんなに真っ直ぐバビューンと飛んで行かれたら「あれは司令官だ」「やられたんだ」「落ちてくる!」フラグにしか見えませんよ!

というわけで、ロストエイジでした
 新三部作の幕開けということで、ガルバトロンは無傷のまま悠々と去り、黒幕創造主は手の先くらいしか見せずと、今後の展開へのネタ振りと言った感が強い作品ではありました。
 そんな中で、ダメ親父ケイド、反抗期娘テッサ、レーサーだけどヘタレ彼氏ショーンがお互いを認め合っていく人情ドラマは充分見ごたえのあるモノになっていたと思います。
「殺さないでくれてありがとう」「……まだチャンスはあるな」とか人間サイドの掛け合いがこれまでの実写TFの中では一番面白かった気がします。
 今回反オートボットを主導していた連中が死んだり改心したりしていたので(墓場の風もそんなに大きな組織ではなかったようですし)、次回作では人間とオートボットの関係は改善されていると思いたいところ。

 そして今回、観終わってみて「そう言えばハウンドの変形シーンってあったっけ……?」とちょっと気になったりする。オプティマスやバンブルビー、人造トランスフォーマー、ダイノボットと変形シーン自体はあったので不満はないんですけど(オプティマスとバンブルビーは「お色直しシーン」の方が印象的かも知れない)、オートボット新メンバー3人はカットが切り替わってるとモードが変わってるような印象でした。
 今回のオプティマスのデザインにビークルモードの記号がなくて苦労した、なんてタカラトミー側がインタビューで言ってたりするのと考えると、もしかして全体的に「手を動かして変形させる玩具」自体に消極的になるムーブメントがあるのかも、なんて不安も過ぎります(日本でもジャイロゼッターの「非・器械的変形」とか、高年齢層向け商品が変形よりも「劇中通りのアクションとプロポーションを楽しめる非変形アクションフィギュア」に寄って行ったりとか)。
 やっぱりTFと言えば「Robot in Disguise」で「More than meets the eyes」なので、そこの魅力は絶えず伝えていく作品であってほしいなと願うばかりです。

 何はともあれ実は劇中で一番感激したのが、グリムロックがちゃんと玩具通りのデザインのメイスを振り回していたことだったりして。
 色合いとかスコーンの背びれの解釈とか一部違ってはいたものの、玩具オリジナル感が強い代物だと思っていたダイノボット玩具の勇姿が忠実に映像化されていたことは、予想以上の喜びでしたね。
 次回作以降にも是非、ダイノボットは変わらぬ迫力で出てきてほしいものです。

SHT8/17 敵の舞台にて

烈車戦隊トッキュウジャー第24駅「分岐点を越えて」

今日も車内販売
ワゴンさんのテンションに、ライトたちノーリアクション。昴ヶ浜を探して地図を探すが、闇に呑まれた街は通常の手段では探し出せそうにない? 観光地ガイドブックにも載っていないと言うことは、アカシックレコード的なものから削除されてしまったといった状態なんでしょう。人々の記憶から失われると存在しなかったことになってしまう電王理論っぽい。

消えたも同然
車掌とチケットの出した結論。人間から闇が出ている間はまだマシで、闇に完全に覆われるとシャドーラインの一部となってしまい、行く手段がなくなってしまう。
だが明はシャドーラインに乗り込む方法を提案する。

まずは分岐点を探す
シャドーラインがレインボーラインに乗り入れる際の分岐点を探すため、明が取りだしたのはドリルレッシャー。そう言えば元ドリルクライナーだからシャドーの管轄領域にも行けるのか。
改めて明が光溢れる世界で平気に暮らせる体質的な理由が疑問と言えば疑問。

皇帝陛下に闇と光あれ!
ネロ男爵は「光を喰らい支配する」と解釈した模様。一方でノア夫人はゼットがキラキラを集めることを後押しするかのような素振りで、不意打ちのナイフ一突き! ああやっぱりグリッタと親子なんだなぁ(ぇ)
だがゼットはナイフを余裕でかわす。グリッタは今なお、ゼットの中にいる?
ゼットに圧倒されたノアは跪くが、まだまだ腹に一物ある様子です。相変わらずシャドー側の方がドラマ密度が濃い……

ポイント発見
レールが見えない分岐点。そこを切り替えると闇のレールが見えるようになり、シャドータウンに繋がる。ライトたちを乗せたドリルレッシャーは第一のシャドータウンに乗り込んだ。って明自身は行かないのか。
その接近はシャドーラインに感知された。ノア夫人が一旦大人しくなり、シュバルツとグリッタが一時退場した今、ネロ男爵の出番は増えそう?

見た目は意外と普通なシャドータウン
昴ヶ浜ではない。そこにいたのは、彫像のように固まった人々だった。管理人のルークに発見され、戦闘開始!
しかし即変身解除。完全にシャドーの管轄となってしまったシャドータウンでは変身を維持できない。まるで幻影帝国みたいなことを!
カグラが負傷してしまい、ライトが注意を引くことで何とか身を隠す。

明の元に
ポイントの事を漏らしたも何もこの人トッキュウ6号ですよネロ男爵。分岐点を守り抜くために、明も変身!
クローズを目くらましに攻撃を加えるネロ男爵はなかなかクレバーかも。

実感する不利
変身を維持できるのは30秒前後。地上に戻るために戦ってルークを倒すしかない。
負傷したカグラを隠れさせようとするが、カグラは自分たちの街に今起きているであろう惨状を想像して、じっとしていられない。
この街を救うことが、自分たちの街を救うための第一のハードルなのです。

ヒカリの作戦
ギリギリまで変身をしない。変身しないで敵を倒すのは難しいが、ルークに辿り着いた誰かが一人で乗り換えて2分半を稼ぐ。

久々に最強ガール
まずはカグラとヒカリがクローズの足止めに残る。怪我とは何だったのか。
そしてライトは、自分がルークに斬り込むことを決めて、トカッチとミオに後を任せて進む。
ところでルークの場所、分かってるんだろうかと思ったら。

元の場所にいたー!
一人だけど五人。ライトは乗り換えを繰り返してルークに食い下がる! その戦いをゼットは監視していた。
最後はレッドのレールスラッシャーで動きを封じ、至近距離の一人レンケツバズーカ、レインボーラッシュ・将棋で撃破!

いつの間にかクロスカウンター
何やってたんだろう明とネロ男爵。ルークが撃破されて巨大化すると、戦いは現実世界へ。
超トッキュウオーとビルドダイオーで巨大ルークに立ち向かう。

ルーク、超巨大化
槍から無数のクローズを召喚、吸収してさらに巨大化したルークに対し、超超トッキュウダイオーで対抗。槍を破壊したらルークの超巨大化も解除された……って、じゃあ超超トッキュウダイオーにならなくてもよかったのでは(汗) 販促ノルマはあるけれど、超巨大のまま倒してもよかったんじゃないかな。

街は戻る
五人は希望を持ち、明も改めて協力体制です。

次回
何者だリョーナイト!


仮面ライダー鎧武 第41話「激突! オーバーロードの王」

紘汰の変化
サガラは紘汰が人間を捨てるまでバカにはならないと見なすが、舞はそこに反論する。
二者択一を超えた選択でサガラの度肝を抜くのかと思ったけれど、結局「サガラの予想以上に紘汰はお人好しだった」に着地しちゃうんだろうか。

舞さんは世界で唯一価値のある人間なんだ!
あの女は強い!貴様の助けなど必要としない!

戒斗と光実の戦いは両者が変身解除するまでに発展。
人形が欲しいだけ、誰も愛してなどいないと戒斗が思いっきり核心突いちゃったんだけど、光実はここから巻き返せるんだろうか。

どうやら彼女はヘルヘイムに連れ去られたようだ♪
凌馬は舞の居場所を見つけ、放送を用いて紘汰たちにリークする。

隙ありぃー!
ちゃんと生きて合流してきたぞブラーボ&グリドン。しかし生身の光実相手に粋がるなよ(笑)
一瞬で変身されてピンチに陥ってるし!

貴様、覚悟を決めたようだな
紘汰が迷いを捨てたことに戒斗は気付いたけれど、それわざわざ足を止めさせて言うことだろうか。

ロシュオの諦観
ロシュオは自分たちの滅びを知っているからこそ、人間たちにも禁断の果実を渡せないと語る。
ロシュオは、かつて何もかも、愛する者さえも失った。だが舞は、ロシュオの理想を王妃が信じたと告げる。ロシュオはその姿に王妃の面影を見て、黄金の果実をこっそり埋め込み沢芽市に送り返した。

ずらかるわよ!
まさかのグリドンミサイル。しかも凰蓮がドライバー操作するんかい(笑) 何はともあれ凰蓮・城乃内は変身解除もせずに撤退。
レデュエは光実を間抜けと評する。ロシュオが本当に舞を気に入ったら、光実みたいな危険人物は排除される。
貴虎の幻影にまたしても批判され、光実は舞の元へ駆ける。一方でレデュエはチャンスが巡ってきたと悟る。

来たか、黄金の果実を求める者よ
紘汰と戒斗が現れるも、舞は元の世界に戻った後。
そしてロシュオの波動が二人を責める。その手には黄金の果実が?
紘汰と戒斗はカチドキとレモンエナジーに変身し、その戦いをインビジボゥ中の凌馬が観察する。
どこかでロシュオは倒さなきゃいけないし、舞や晶姉さんたちが助かったところでまた攫われたら元の木阿弥だからここで倒しておこうというのは間違っちゃいないんだけど、潮時を悟って撤退する凰蓮が直前に映し出されているおかげで、紘汰たちも隙を見て撤退すればいいんじゃと思ってしまう。
また車で街の外までいって秘密の出入り口から入り込まなきゃいけない? いや、そこから徒歩でユグドラシルタワーに行けるくらいの距離だし何とかなりそうだから……

圧倒的な力
ロシュオはソニックアローの光矢をも念動力で動かし、熱波動や植物操作で紘汰と戒斗を圧倒し、黄金の果実に値する覚悟を問う。
その中で戒斗はレモンエナジースパーキングでキックを放つが弾き返され変身解除。紘汰も気を失う。

腕の苦しみ
戒斗に振り下ろされる刃を、紘汰がDJ銃で弾く。一瞬の隙を突いて大剣モードで入れた一撃すらも大した効果がない。戒斗の目の前で紘汰もまた追い詰められていく。

それは私が譲った黄金の果実の一欠片
別に紘汰は必ずしも黄金の果実が欲しいわけじゃないんだけどな! ロシュオは、世界を思うがままに作り変え命すら作り出す力でインベス軍団を作り出し紘汰を襲わせる。それで死者は蘇らせられないのか……そして戒斗は黄金の果実を切望する。

後悔なんてしない
紘汰は改めて極アームズとなりロシュオと切り結ぶが、ロシュオの一撃がドライバーを切り裂く!?

カチドキ破損
紘汰、戦闘不能。紘汰の覚悟を見届けたロシュオを、レデュエが背後から射抜いた。
ああ、戒斗さんに弱者認定されちゃう! 世界のすべてを弄ぶ黄金の果実の力が、レデュエの手に渡ってしまった。
だが、レデュエの手に握られていたのは偽物の果実だった。狂乱するレデュエだが、ロシュオはもう満足して逝去する気満々だ。
レデュエはロシュオをめった刺しにして足蹴にする。凄惨過ぎて見せられないよ、的な。その姿に怒りを覚えた紘汰は自力でカチドキロックシードを再生し、極アームズに変身。ヘルヘイムの植物を逆に操り、ロシュオの剣でレデュエを切り裂く。
最後はDJ銃オレンジチャージでレデュエを撃破。こうしてオーバーロードは事実上壊滅した……?

黄金の果実の行方
光実は舞が果実を埋め込まれたことを悟り、その慌てようから凌馬も果実の行方を悟る。
チーム鎧武のガレージに駆け込んだ舞の目が、妖しい赤に染まる。

出来る限りのことはやったもの
王妃は始まりの女……じゃなかった。まあ舞と同じ顔だったらロシュオもそれなりの反応してるだろうしね。演じているのは岩崎ひろみ氏。凰蓮役・吉田メタル氏の奥方です(笑)
王妃の魂は、ロシュオを看取って消える。人類のこれからは、若者たちに託された……?

次回
久々に龍玄が出てきたと思ったら毒々しくなってた。


ハピネスチャージプリキュア! 第28話「ハワイ上陸! アロ~ハプリキュア登場!」

花の都で
メルシィプリキュアが大ピンチ! そこへ流れる癒しの歌声(日本語)。エッフェル塔で歌うのはキュアハニー!
メルシィさん、キュアハニーの存在は知らなかったのか。

久々に増子さん
キュアハニーの世界的大活躍が世界中から送られてきているぞ! やはり増子さんのプリキュアウィークリーは日本の番組であって、各国には各国それぞれのプリキュア報道体制があるようです。

キュアマリン登場ー!
顔芸炸裂! まともな顔の方が秒数少ない! それでこそ珍獣を超えた珍獣!
見事に期待に応えてくれたと思うよえりか!

だいぶ前から世界で活躍してました
しかもブルーの依頼でした。ゆうことしては世界中の御馳走も食べられるということでWin-Win関係のようです。

妖精顔面着地
現れた妖精の名はアロアロ。ハワイのアロ~ハプリキュアのパートナー妖精です。
とにかく大ピンチということで、ゆうこはアロ~ハプリキュアとロコモコのためにハワイ行きを決める。
ゆうこを取られると心配したひめやめぐみ、ゆうこの活躍に興味を持ったいおなも同行することに。
おしゃれ変装でハワイへGOです。ブルー様の鏡便利だな。

極寒のハワイ
変装が裏目に! アロアロ早く言えよ!

キュアサンセットキュアウェーブ
サンセットは熱血、ウェーブは慎重派なんだけど噛み合ってない。幻影帝国のオカマ幹部マダム・モメールが調子に乗ってます。
サンセットは本作エンディングを歌う吉田仁美氏、ウェーブはオープニング担当の仲谷明香氏がCVを担当。
マダム・モメールは浜田“コーラサワー”賢二氏です。

情けない妹は切り捨てるべき?
サンセットが姉オハナ、ウェーブが妹オリナなのね。ちなみに双子なんだとか。

助けなんて頼んでないわよ
オハナさん超ツンケン状態です。足手まといだの単純だの、余所様の前で身内をこき下ろすだいぶヤバい状態ですね。姉妹プリキュアの姿ってことでいおなには過剰反応してほしかった気がしないでもないけど、あくまで常識の範囲内で怒ってるなぁ。話が重くなりすぎるのを避けるのは判断としては間違ってないけれど。

おおもりごはん特製仲良しスペシャル
ハワイまで来ておおもりごはんか! 早速餌付けにかかるゆうゆう、まったく隙がない。
美味しいごはんを一緒に食べて笑顔になることが状況改善への第一歩なのです。各国でのサポートも昨日今日はじめたわけじゃないので、もはやベテランの風格である。

敗北とケンカの悪循環
ゆうこは二人がまずはどうしたいかを問いかける。オハナとオリナの願いは一緒だった。
アロアロはどっちにしても感激屋というか泣き虫気質なのか。

モメール強襲
アロ~ハプリキュア、くるりんミラーチェンジ! すごく簡単な変身バンクだ! 今回限りのゲストで商品展開とか考えてないプリキュアにそんなに手間はかけられないんだろうけれど、直後にハピネスチャージの本式変身バンク見せられると辛いものが(笑)
赤い夕日は明日への誓い、キュアサンセット! 寄せては返す悠久の調べ、キュアウェーブ! 南国に輝く二つの光、アロ~ハプリキュア!

ハピネスチャージ!?日本のプリキュアじゃないのよ
モメールはその辺ちゃんと知ってたようです。チョイアークはハピネスチャージがお片づけです。今日もラブリーさんは荒ぶってるなぁ。
もちろんハワイなので、ひめのマカダミアフラダンスも発動です。
二体目のトドメはフォーチュンが持って行きました。すっかりデレて仲間になってもあ~え~顔は見せないのか……

二人にもきっとできるロロ!
一体目のファイヤーダンスサイアークの攻撃から姉を庇ってウェーブ倒れる。嘲笑うモメールに、しかしサンセットは反論する。
お互いの悪いところも分かっているけれど、それでも姉妹はお互いが大好きなのです。

私はもめ事が嫌いよ!
ケンカだらけの世界を望むモメールを、自分の心も凍らせてしまった人と断じるゆうこ。
ヒーリングリズムで回復したアロ~ハプリキュアが、ハワイの精霊たちの力を借りてファイヤーダンスサイアークを浄化!
そしてハワイの南国風景も取り戻すことができたのだった。

ロコモコ美味ぇ
仲直りした姉妹プリキュアは、これからもハワイを守り続けていくのです。モメールの今後は描かれるのかな……

大いなる力、シャイニングメイクドレッサーを!
ブルー様が真面目な顔してファンシーな単語を口走るのが腹筋に悪い。

次回
アクシアの箱の真の姿。しかし予告映像だと、若い娘にブルー様取られてミラージュが完全に放心状態って感じに見えてどうにも(笑)

トッキュウジャー&鎧武 夏の劇場版簡易レビュー

 色々遅ればせながら、まずは観て参りました夏のSHT劇場版。
 公開開始からだいぶ日が経っているので今さらかも知れませんが、内容について触れていますのでネタばれされたくない方、現状未見の方はご注意くださ~い。

SHT映画

「烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS」

大まかな流れ
 およそ50年前、人類が宇宙に飛び立ったその日、人々のイマジネーションが宇宙へ向いたことでギャラクシーラインが発生し、レインボーラインはその路線に25年周期で一周するサファリレッシャーを走らせていた。
 しかし宇宙に闇を広げることを目的とするシャドーライン幹部・ナイル伯爵がハウンドシャドーを引き連れてサファリレッシャーを襲撃。サファリレッシャーの先頭編成ライオンレッシャーは女車掌レディを乗せて地上に墜落、他四編成も行方知れずとなってしまった。
 長時間サファリレッシャーが路線を離れてしまうとギャラクシーラインそのものが消滅してしまう。しかし、地上の人間たちは今や宇宙よりも手元のスマホ等にばかり注意を向けていて、宇宙へ再びイマジネーションの線路を伸ばすことなど叶わない。
 失望するレディだったが、ライトにはサファリレッシャーを宇宙へと戻す秘策が“見えて”いた……

女車掌・レディ
 運転手兼任ですがともあれ車掌。若い女性の姿をしていますが車掌とは25年ぶりに会っているそうなので、車掌ともども人類ではない模様。
「電王」のオーナーもだけど、結局何者かは明かされないんだろうなぁ……電車の妖精さんなのかしら。
 ついでに言えば、宇宙にイマジネーションの線路が伸びたからって、そこにレインボーラインが支社(?)を作るのも謎。現状のレッドレッシャーらもですけれど、基本的に「路線に車両を走らせること」が目的化していて、何かをどこかへ運ぶって発想が見当たらない。ナイル伯爵の件と併せると、「闇に覆われる前に光を確保しておく」という、レインボーラインとシャドーラインの陣取り合戦が延々続いているのかも知れません(その中でサポート烈車が行方不明になっていたり……)

 ともあれ彼女は地上の人々が手元ばかりを見て空を見ないことを嘆く。そんな彼女自身も早く路線に復帰しなくては、という焦りが先に立って時間ばかりを気にしてしまい、「宇宙に帰る自分たち」をイメージ出来ずにいたり、ライトが「人間がイマジネーションを失ったわけではない」という主張を軸に行動していたりするので、空を見ない現代社会への問題提起という側面はないようです。
 今PCやスマホの画面から与えられる情報量が多くて「創造する力」が下がっているか、材料が多いので逆に上がっているかは微妙なところ。まあ尺の短い戦隊の夏映画でそう凝った風刺はできないしする必要もないんだろうなとは思いますが。
 しかし今回、ナイル伯爵がゼットの御前でサファリレッシャー討伐を宣言したおかげか、「失われた四編成のサファリレッシャー」にシュバルツ将軍が食いつかない、というか結局四編成にスポットが当たらないのは予想外。

ライトたちの大作戦
 まずはライトのイマジネーションでビルとタワーにレールを架けて途中まで形成。
 そこに車掌がファイヤーレッシャーで放水、虹を作って園児らの注目を集め、「宇宙まで飛んでいく烈車」のイマジネーションを刺激、集まったイマジネーションエネルギーで宇宙までGO!
 劇場版だと撮影時期の都合で追加戦士の出番が少なかったりするんですが(去年の空蝉丸は割とがっつり出てたけれどチーム参加自体が早かった)、今回は「虹に魅せられてシャドーラインを離脱した現・保線作業員」という明のキャラクター性を活かして、クローズに切り替えられたポイントを切り替え直したり、サファリレッシャーを追うナイルクライナーを阻止すべく乗り込んだりと要所要所で見せ場あり。

トッキュウジャー、乗り換えてサファリ
 今回の見せ場の一つ、レディから託されたサファリレッシャー(模型)を用いた乗り換えチェンジ! 1号ライオンと3号ワイルドキャットはネコ科繋がりで似通った武器になっているので何となくツーショットが目立つ印象。
 2号イーグルはジェットマンやガオイエロー、アバレイエローなどで見られる腋翼モード、4号アリゲーターはディノスグランダーっぽい武器を装着していて、何となく過去の戦隊を思わせるものもあります。
 ……で、異彩を放つのが5号パンダ。まさかの着ぐるみON着ぐるみです。カグラのなりきりリーダーっぷりが反映されてしまった結果らしい。しかし防御力もパワーもやたら高い。最強大熊猫ー!
 トドメのレインボーラッシュもカグラが構造上膝立ちできないので、動物園のパンダのごとくぺたんと座ってるのが可愛いです。顔はトッキュウ5号なのに(笑)

巨大戦
 ナイル伯爵とハウンドシャドーが一体化して超巨大闇暴走。トッキュウジャーも超トッキュウオーポリス&シールドとビルドダイオーで立ち向かうが、強力なパワーを前に武装解除に追い込まれる。
 ……武装解除で勢い余ってトッキュウオーになってしまうのか。ディーゼルレッシャーも「武装」扱いでいいのかな。超トッキュウキャノンになるし。

戻ってきたサファリレッシャー
 イーグル・ワイルドキャット・アリゲーター・パンダの4編成を回収したことで割とあっさり地球と宇宙を往復可能となったサファリレッシャーが登場。ライトを乗せて、そのイマジネーション通りに烈車合体、サファリガオー!
 巨大ライオン状態が「烈車合体サファリガオー」のデフォルト形態という扱いで、人型ロボット形態はオマケ扱い。今年は何故か着ぐるみが作られずフルCGで描かれていますが、恒例のTV出演の際はどうするんだろう。ともあれ、ライオン型でも人型でもワイルドな動きが特徴なのでミニプラでの再現が楽しみです。

さらばサファリレッシャー
 また25年後に会いましょう、と去っていったサファリレッシャーですが、上記のとおり秋から年末にかけてのどこかでゲスト出演するんじゃないかな、と思います。



劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦! 黄金の果実争奪杯!

大まかな流れ
 かつてオーバーロードたちは黄金の果実を超える存在を自ら作り出そうと試みた。しかし、誕生した「コウガネ」は自らを完成させるために周囲の闘争心を必要とし「イナゴ」を用いてオーバーロードの心理を操作し、同士討ちを目論む。
 夢を操る能力を持つオーバーロード・シャムビシェはこれを封印する(恐らくはここで命を落として精神だけの存在と化した?)も、力を求めて争い競い合う中で命が失われる愚かさに失望していた。
 そんな中、滅びに向かう沢芽市で葛葉紘汰に出会ったシェムビシェ=ラピスは、彼からサッカーというスポーツ(命のやり取りと直結しない勝負)の存在を知り、夢の世界にアーマードライダーたちを取り込んで「平和な戦いの世界」を作ろうとする(あわよくば平和な戦いの勝者に黄金の果実を本当に託そうとした?)、が……

荒れ果てた沢芽市
 紘汰は一人インベスと戦いを続ける。TV本編がシームレスに進行してるんで時系列考察とか非常に厄介(というかパラレルだと割り切った方が早い)ですが、今回の紘汰は本来の戒斗や光実と接触していないのでそこら辺はぼかしやすいのかも。
 もしかしたらTV本編でロシュオを倒して、そこからさらに一捻りあった世界なのか。

少年ラピス
 サッカーを知らない少年に対する紘汰のスムーズな説明に何か吹いた。そう言えば紘汰って基本的に面倒見はいいんだった。
 一通りサッカーの説明を受けて「人が死なない戦い方」に感銘を受けたラピスはその場から立ち去り、紘汰は慌ててそれを追う。そして。

トンネルを抜ければそこはサッカーグラウンドだった
 ノリノリでサッカープレイヤーやってる戒斗は出てくるだけで笑えるからずるい
 そこは裕也が生きていて、紘汰はサッカーチーム鎧武のエースストライカーで、アーマードライダーたちが平和にサッカーで競い合う世界だった。
 言われるがまま参加して、戒斗の変身に対抗して自分も変身、シュートを決めて、そこから流れるように観客にパフォーマンスする紘汰が面白いというか、それこそベルト入手したてのころを思い出すノリ。
 勝負が終わったら潔く相手を湛える戒斗とか、本人大真面目なのがギャグになってるって言うのは何だろう。人徳?(違)
 一方ペコは、自分もアーマードライダーになれれば大活躍できると思っていて……

チームゲネシス
 この世界はラピスが作り出した夢の世界であり、紘汰はそこに放り込まれたという形。ラストシーンでは紘汰が見た一瞬の夢のように処理されていたけれど、紘汰の預かり知らぬところで光実も取り込まれていて現状に疑問を持っていたりするので、あの時点で沢芽市で生存している主要キャラクター(特にアーマードライダー)は軒並みこちらに放りこまれていると見ていいでしょう。
 その上で最初は順応していなかったキャラも、夢が夢だと気付かないようにやがてこの世界に呑まれていった、と(映画コラボ回の戒斗に対し、ラピスが「元の世界の意識を持ったままでは邪魔」とか言っていたので、一度強制力の弱いプロト夢の世界を作った後、もっと強制力の強い世界を作ったのかも)。
 シドや初瀬、貴虎兄さん(厳密には生死不明)なんかの故人蘇り組は、紘汰たちの記憶にある人物像を参考にそれっぽく作ったNPCかも知れないですね。
 この世界の貴虎が本来はいない病弱で昏睡状態の妻の看病をしているのも、光実たちの記憶の中にある呉島貴虎像の足りない部分をロシュオのイメージで補ったものと考えられそう。

 でもって恐らく、湊さんも中盤以降の対応力の高さを見るに本人がこの世界に転送されている可能性が高い(三つ巴爆発の中から戒斗だけ助けているし)んですけど、そう考えるとノリノリでリフティングしている姿が妙に可愛く思えてくる(笑)

平和な世界に忍び寄る悪意
 しかし誰の心にも、勝負事となると他者を蹴落とし奪い取ろうとする欲望は潜む物。謎のイナゴに取り憑かれて、ペコが、初瀬が凶暴化し、変身して仲間に牙を剥く。
 そしてスーツの内側から生えてきた植物に飲み込まれて、アームズを残して消えてしまった。彼らの消失は黄金のロックシードの輝きへと変わり、事件現場には常にラピスの姿があった……
 装着者が消失して、胸~肩のアーマーだけがゴトッと地面に落ち、それらも分解してロックシードに吸収される、という流れが連続して起こるのはなかなかにショッキング。しかし植物が生えるよりも装着者が消えるよりも、残されたアームズが中途半端に粒子化してロックシードに戻っていく描写の方が生理的に程よく気持ち悪い。
 あと、映画オリジナルライダーとしてそこそこ注目されていたペコの変身する黒影・真はドライバーやロックシードの出所が不明(多分凌馬の研究室からコウガネが拝借した)だし、チームバロンの部屋でザックと戒斗相手に暴れてすぐ消失してラストまで出てこないしで、かなりもったいないなと。
 ナックルことザックも、ラピスを問い詰めている内に草生えて消失してしまう。

光実の調査
 殺したはずの兄が生きていていつの間にか嫁さんもらってて町が平和、という状況に違和感を覚えて独自に調査を開始する光実。果たしてこの世界における彼とチーム鎧武、チームゲネシスの関係がいかなるものだったのかは不明。
 改変の際に一番ややこしくなるところをさらっと流されてちょっと拍子抜けという……。

プロフェッサー、やらかす
 こう言う時に肝心の凌馬はすでに消失していた。オーバーロードがかつて黄金の果実以上の存在を生み出そうとした記録を見つけ出した凌馬は、自分なりのアプローチでこれを再現。しかし結果として生み出された「黄金の果実」はコウガネ復活の依り代となってしまい、凌馬=デュークを最初の生贄にしていた。
「現代技術で再現したら、それを利用して太古の遺産が復活」っていうと、「アギト」の闇の青年っぽい。
 まあしかし、凌馬のややウザい自撮りレポートが真相解明に役立つとは(笑)

沢芽市アーマードライダー大戦
 イナゴの影響で闘争心を肥大化させられたアーマードライダーたちがぶつかり合う。シドは貴虎に挑んで敗れ、そして貴虎は黒影トルーパー・ダンデライナー部隊を率いて攻めに出る。
 一方、凰蓮も独自ルートで傭兵部隊(と城乃内)を引き連れ、スイカアームズを率いて真っ向衝突。
 そこに横から単独で戒斗がバイクで突っ込んで引っ掻き回してなかなかのカオス具合。
 バロンが乗っているのがアクション性重視ってことでローズアタッカーですらないタダのバイクなのがかなり寂しいけれど(それっぽい装飾をカウルにつけるだけで違ったと思う)、仮にもアーマードライダーなのに生身の傭兵部隊相手に押されているシーンすらあった黒影トルーパー部隊の存在意義が危うい
 TV本編じゃ出てこなくなったから下手すると放映期間中最後の露出なのにこの有様なのはいいんだろうか。まあ所詮人間側戦闘員キャラって位置付けだけど。

その名はアーマードライダーマルス
 戦いを止めるために駆け付けようとする紘汰の前に、裕也が現れて戦いを唆す。
 しかし、紘汰はそれが偽物だと気付いていた。
紘汰「なぜアーマードライダーでもないのに腰からロックシードをぶら下げている?」
偽裕也「こんな物騒な状況だったらインベスを操るくらいは出来なきゃ危ないだろ?」
舞「インベス? 何それ?」
偽裕也「!」
 というわけで、語るに落ちて偽物だとバレた裕也は、コウガネの姿を取り、さらに腰からぶら下げていたゴールデンロックシードを使ってアーマードライダーへと変身する。
 ……ロックシードが本体で、コウガネ人間態自体は行動用端末ってことでいいのかな。片岡愛之助氏が顔出ししているのは変身シーン(残りはマルスの姿でアフレコ参加)だけなので、ほぼCMで流れたシーンだけで片岡氏としての見せ場が終わっちゃってるような。

アーマードライダー闇鎧武
 戦いの中、ロックシードを残して消失してしまった凰蓮、城乃内、戒斗(実は変身解除したところで湊に救出されていたので黄金の果実には吸収されていなかった)たち。そのロックシードの力も借りて、アームズチェンジでマルスに対抗する紘汰だが、闇の種を植え付けられて悪堕ちしてしまう……
 まあそれで、何で闇オレンジと闇レモンを手に入れて闇ジンバーになってるのかよく分からない(闇を振り払うとオレンジアームズになってたし)けれど。

葛葉紘汰という男
 舞を守るために久々に龍玄に変身した光実を、闇鎧武が圧倒する。そこに、湊と戒斗も現れてマルスに対して攻撃開始。
 そんな中、嘲笑うマルスと諦めるラピスに対し、舞は毎度のように「いつも他人のために戦う紘汰は諦めない」と言った事を説くわけですが、この舞が「サッカー世界のNPC舞さん」なのか「元の沢芽市から連れて来られた舞さん」なのかが分からないので、前者だと思って見ていると、紘汰のこれまでの戦いを見ていない人に言われても……と空回り感が否めない。
 コウガネの主張やラピスの諦めにしても、直接的な元凶は「闘争心を掻きたてて凶暴化させるコウガネのイナゴ」だから、コウガネは自作自演でいい気になっていて、ラピスは諦めなくてもいいところで諦めてるように見えてしまうのが辛い。

自分との戦い
 舞に説得されたラピスの働きかけで、闇鎧武の中で紘汰の意志が目覚め、己の中の闇と対峙する。
 この時の闇紘汰がなかなか悪辣な表情していて、演じる佐野岳氏の演技ポテンシャルの高さが窺えます。
 己の闇を殴り飛ばした紘汰は改めてマルスに戦いを挑む。

ダイナミック表出ろ
 マルスは無数のイナゴに分裂して、アーマードライダーたちを採石場へと連れて行き、自らは「馬に乗ったマルス」となって紘汰たちに攻撃を加える。
 そこへラピスもやってきて馬を召喚、騎馬バトルが幕を開ける!
 極アームズが色々武器を使ってマルスに対抗するんですけど、やっぱりソニックアローが一番便利だった。

アーマードライダー大集結
 ダメージを受けたマルスから、吸収されていた貴虎たちが開放され、極アームズの紘汰以外で一斉変身!
 さらにサガラからロックシードを授かったラピスも変身!
 鎧武(紘汰)・バロン(戒斗)・龍玄(光実)・斬月真(貴虎)・ブラーボ(凰蓮)・マリカ(湊)・グリドン(城乃内)・ナックル(ザック)・黒影(初瀬)・黒影真(ペコ)・冠(ラピス)の11人ライダーが、ご丁寧にゴールネットと化したマルスに戦いを挑む!
 即サッカーボール化した冠をみんなでリレーして、最後は紘汰が極シュートでゴール!
 こうしてマルスは爆発四散して、野望は露と消えたのだった。

 ……うん。
 ネット上の感想で冠がボール呼ばわりされてたのを見かけてはてと思っていたけれど、想像以上にボールでした。だったらラピス自身がシルバーロックシードになって紘汰を鎧武シルバーアームズにするとか、ラピス自身が直接サッカーボール化するとかでよかったんじゃないかな……
 シュートの際のイメージで杖突き出してる冠オーラみたいなのは出てましたけれど、実質の登場時間って体感で10秒なかったような。もうこうなったらMOVIE大戦で再登場するしかないな!

夢から覚めて
 ラピスは、実はすでに滅びていたのだろうか。紘汰はそれを悟ったのだろうか。
 アーマードライダーが集結して力を合わせるという夢を経て、紘汰は再び現実の戦いへと歩きはじめる……


総括
 というわけで、トッキュウ鎧武夏の劇場版でした。

 まずはトッキュウジャー。劇場版オリジナルキャラとオリジナル烈車、そして番組でも重要な位置づけにあるイマジネーション設定を絡め、手堅くまとめていたと思います。虹を見上げる子供に付き合う形で、大人たちからもイマジネーションエネルギーが溢れ出す描写があったので、何気に本編の今後(クリスマス辺りのクライマックス)を示唆しているんじゃないかとも考えられます。

 一方、鎧武。こちらはかなりの問題児ですね。
 ディケイド以降、夏の劇場版はTV本編クライマックスとは違う映画ならではの切り口で番組の集大成を飾る、という傾向があり、実はそれに沿った話作りにはなっています。
 まずは最初にオールライダーカップという「ライダー同士が頂点を目指して競い合う」戦国時代状態が描かれ、やがて「アーマードライダー連合VS巨大な敵」の二項対立に集約してしまうのは、現状のTV本編の流れをシンプルに再構成したものと言えるかも知れません(本編があと10話弱あるので、ロシュオを倒した後にもう一捻り来る可能性もありますが)。
 ……が、ライダー劇場版ならではの要素、主に「劇場版オリジナルライダー」の扱いについて相当持て余しているのが窺えます。
 そのせいで気がつけばラストのアーマードライダー大集合で鎧武サイドを11人にするためか、デュークとシグルドが削られるという有様。
 金田監督渾身の「鎧武・闇」関連は映像表現としては見ごたえがあったものの、どうにもロジックのズレが気になってしまい、正直言って乗り切れませんでした。
 ライダーでサッカーという着眼点は決して悪くなかったし、ゲストJリーガーも意外と悪くなかった感触なので、何でもかんでもと欲張らずにそちら一本に振り切れてくれた方がよかったんじゃないかな、と思います。

 さて、次はロストエイジを観に行かなきゃ!