何かを縫い合わせる時って、基本的に「中表」に合わせて縫います。
中表とは、生地の表面同士を合わせて縫うこと。
表と表をあわせて、
縫う。
そうすると、表からみると、こう。↓
裏からみると、こう↓
これが普通ですよね。
「中表」ってよく聞くけど、「外表」ってあるの？
と以前生徒さんに聞かれたことがあります。
もちろんあります。
生地の表面を外側にあわせて、
縫います。
開くと、こう。
それを今度は生地の表面どうしを中にして、
縫う。
縫う。
表からみると、こんな風に普通に縫い合わせているように見えて、
裏からみると、こんな風に、生地の裁ちはしが縫い代の中に隠れています。
この縫い方を袋縫いといいます。
裁ちはしも隠れて、縫い目がきれいです。
ディディソーイングの「作り方レッスン」は、
何かしらのソーイングの技術が学べるように
私たちも毎回毎回、頭を捻っています。
このエコバックは、
持ち手部分がまるっと見返しになっています。
この、見返しの縫い方がちょっと変わってて面白いです。
色々応用もできる縫い方をぜひ覚えて欲しい。
そして、「袋縫い」。
この先、スカートやパンツのポケットつきのものに挑戦する時なんかに、
あ、袋縫い、ディディのエコバックでやったわ！
なんで思えると、理解が深まるし、腹落ちして
その時こそ、自分のものに出来ると思いますよ。
まずは、サクっと作れて、使えるもの。
量産してプレゼントしても喜んでもらえるものを作って少しずつ、確実に洋裁の技術と知識を積み上げて行って欲しいなーと、
なんだか先生みたいなことを思ったりしておりますが、
技術とか知識とか、そんな堅苦しいことを言わなくても楽しみながら作っていたら、
知らないうちに身についていた、っていうところを目指しております。
ディディソーイングのエコバックの作り方、
近日発売予定です。
サクサクはdiditsewingに変わりました。
