前回、糸には
シャッペとレジロン っていうのがあって、
(ほんとはもっと色々ある)
普通地はシャッペ、ニットはレジロンで縫うといいよ、って話をしました。
初心者さんは、糸と言えば
このシャッペとレジロンをとりあえず覚えておくといいです。
(スパン系とかフィラメント系とか、S字よりとか
Zよりとかの話は、今は知らなくていいです。
いずれ記事にするかも。しないかも。)
で、今日はもうひとつ。
シャッペとレジロンの他に、
ロック糸っていうのもありますー。
ロック糸の話をすると、その前にロックミシンの話もしなきゃね。
この、ロックミシン用の糸が
ロック糸です。
以前、レッスンに来てくださった生徒さんが、
このロック糸で地縫いをされていた方がいらして、
なんでか聞いたら、
「太巻きの糸の方がお得かと思って」とのことでした。
ミシン糸には、地縫い用の糸と、端かがり用の糸があって、
シャッペとレジロンは、地縫いをする糸ですが
ロック糸は、端かがり用の糸です。
強度が全然違うんです。
太さでいうと、ロック糸は90番です。
60番の太巻きもあるので、
ややこしいですが、
ロック糸で地縫いは避けたほうがいいですよー。
弱い糸ですので。
地縫い糸は、ちゃんと強度のある糸を使ってくださいねー。
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