ひとりランチ禁止令 「限界効用逓減の法則」 | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

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先日、みなとみらいに買い物に出かけまして。


みなとみらいのショッピングモールをはしごして、歩き疲れたらふと、お腹が空いていることに気がついたんです。


お腹が空いている以上、何か食べなければ!
と思い、ひとりランチ。



いつもの鎌倉パスタ。サラダ、ドリンク、パンがついて1500円なりー。

さくらのパンが美味しかったー。
春だねぇ。




さて。
今日のブログタイトルの

「限界効用逓減(ていげん)の法則」って聞いたことありますか?

行動経済学によく出てくる言葉です。



ざっくり分かりやすくいうと、

「幸せは慣れる」っていうことです。





うちには息子が3人いて、小さい時は、それはそれは大変な思いで子育てをしてました。


末っ子が幼稚園に入って、ゴールデンウィークも過ぎて、お弁当が始まったある日、


私、ひとりでお出かけして、ひとりでランチをしたんです。


子供たち誰もいない、ひとりの時間。
ゆっくり食べられる食事。
片付けも洗い物もしなくていい。


末っ子が幼稚園ということは、長男が生まれて
9年目。


9年間、ひとりでゆっくり食事できたことなんてなかったな。わたし、よくやった!
これからは、ひとりの時間も楽しめる!


そう思ったら心の底から幸せな気持ちが湧いてきたことをよく覚えてる。


近所のファミレスだったけど、ほんとーに嬉しかった。


だけど、その幸せって、

1回目より2回目、
2回目より3回目…と

幸せ度合いが逓減していき、


ついには、「慣れっこ」



こういうことって、日常生活でほんとによくありますよね。


幸せは慣れる


これを、限界効用逓減の法則といいます。


経済学や恋愛心理学などでもよく言われます。





お腹が空いたなーと思ったけど、

ちょっと食べたら、実はそんなに空いてないことに気がついて、


最後の方にはお腹いっぱいで苦しいくらいになっちゃって。


あれ、なんで私、こんな時間にひとりでランチしようなんて思ったんだろう?


って思ったらね、


あの時の幸せな気持ちを味わいたくて、
私はもう何年もひとりランチを辞められていなかったのかも、と。



「食欲が満たされるにつれて快楽そのものが逓減し、ついには苦痛に変質してしまう」

ことを、思い出せ、私。



ひとりランチによる幸せが、限りなく慣れっこになってしまっている以上、



他のことに時間もお金もエネルギーも使おう!

ダイエット的にもよろしくない!

人生の幸福度を上げるには、ひとりランチのコスパ悪すぎ!


お金と時間使って、苦しくなって、太って、
私、バカなの!?


ということで、自分に
「ひとりランチ禁止令」を出しました。


わかっちゃいるけど辞められない悪しき習慣、他にももっとあるかも。


人生の質を高めていこうー。