レッスンに通ってくださってる生徒さんには、バレてます。
いちいち、えーと、こっちが右?右だね、右だよね?って確認するから。
ボタンホールをあけるときも、自分が左右盲であることを自覚しているので、しつこいくらいに確認します。
そして、
こんなことにめちゃめちゃしつこくなったりします。
あと、ずーっと気になってた、これ。
なんて、生徒さんが持って来た洋裁本をみては突っ込んだりします。
因みに後ろボタン、私は右上と教わったし、逆だとちょっと気持ち悪いので、私は右上にしてますが、左上になってる既製服も沢山みるし、洋裁本もみます。
なので、どっちでもいいという結論に辿り着きました。
最近では、左右盲の人が世の中には沢山いると知って、そして、何故か洋裁ラブな人たち(生徒さんたち)にも多いと知ってちょっとだけ安心しています。
私が左右をどうやって判断しているかというと、
頭の中に黒板をイメージして、
「日直」って書いてある方が右で、
「明日の時間割」って書いてある方が左
って覚えてました。
レフトとライトは理解できていたので、
一度頭の中で、野球のダイヤモンドをイメージして、レフトが右、ライトが左。
って感じで左右を認識していました。
あとは、空に字を書いてみて、すらすら書けるほうが右、とか。
まぁ、左右がわからなくても生きてはいけますが、
一度教習所で、教官に
「そこ右!」って言われ、思いっきり左に曲がり、
教官に急ブレーキととともに、
「殺す気か!運転代われ!」って怒鳴られ
左右がわからないと死ぬかもしれない、と思い、何とか免許はとりましたが、
自分が死ぬかも知れないし、
誰かを殺すかも知れないので、
一度も運転したことありません。
そして、左右盲と関係あるのかないのか、
私は、相当な迷子大魔王です。
地図が読めないし、スマホの地図アプリをぐるぐる回して、一緒に自分もぐるぐる回って、ドツボにハマります。
最終的にその辺歩いている人を捕まえて、
道を聞きます。
そして、
「最初の角を右に曲がって、そのあと、三つ目の信号を左に…」
なんて説明されると、もうフリーズです。
一生懸命説明してくれているお姉さんの説明を遮って、
「あ、あの子たち!あの子たちに着いていけば駅に着きますか?」
と聞いて、
「さあ?」
と、呆れられたりします。
「横浜方面」の電車にさえ乗れば家に帰れると思っているので、
桜木町から横浜方面の電車に乗ってしまったことも一度や二度ではありません。
秋風羽織先生も迷子大魔王と聞いて、嬉しかったのは、私だけじゃないはず。
エレベーターとエスカレーターの違いも未だに分からず、
箱が動くやつ
階段が動くやつ
と呼んでいます。
あと、くうこう と こうくう の違いもわからないので、
成田くうこう なのか
成田こうくう なのか、
今でもわかりません。
分かる気がしません。
なので、成田エアポートと呼んでいます。
カッコつけてそう呼んでる訳じゃないんです。
洋裁やってるくせに、しかも、先生やってるくせに、左右盲とかwwww
ちゃんと洋裁やりたい人は、右左の区別がわかる人に習った方がいいと思うよ。