裁断は原則、一方裁ちで! | didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

didit sewing ~横浜・日吉の初心者向け洋裁アトリエ

洋裁初心者のための動画レッスンdiditsewing
初心者のための洋裁教室 日吉洋裁教室

{CCA62617-C0DB-4C3E-B173-363C8DAA0BC2:01}

この布は、さすがに柄の方向(上下)があるので
柄を無視した裁断はしませんが、

無地の布を裁断するときでも、原則、一方裁ち(いっぽうだち)です。

布の上下を統一するという意味です。

{D44AB3E9-12E1-4652-B5B1-9D4EC21CEE21:01}

例えば、、身頃を(上下)この向きでとったとします。

そしたら、他のパーツも上下同じ向きで裁断してくださいね。

{9DDE74E2-3197-485B-BA22-C7E0DFBB9633:01}

例えば、前後身頃の袖ぐりのあいたところにちょうど袖山が入るから、と袖だけ上下、下むきで
裁断しようとするひとがいます。

用尺が足りないのなら、柄の向きがないのなら、
仕方のないことですが、

止むを得ず、の場合以外はしない方がいいです。

無地とかで柄の向きがない場合でも、「布目の方向」とか、「編地の向き」とか、「毛並みの向き」とかあります。

{AA2E4157-DFE9-4101-B548-39AD3F02C996:01}

裁つ方向を揃えないと、作っている途中は気がつかなくても、出来上がって、着てみて、光に当たると、明らかに色が違って見えることがよくあります。

上の写真は、極端な例ですが、光の当たり具合でこういうことが起きるのです。

しかも、着ている本人には見えにくいので、本人は気がついていないことが多いです。

(あら、裁断間違えちゃったのね、と心の中で思います(^_^;)

一方裁ちは基本ですが、素材によっては、「撫で毛」でとるものも「逆毛」でとるものもあります。

機会があれば、その辺も今度説明しますね(^-^)/