グレーゾーンからクロになったソープ店に行った事と
そのほかに隠している不貞行為を
旦那の口から聞きたかったのだ。
私が知らない事実が一体いくつあるのか?
風俗などのプロ以外でも不貞行為はあるのか?
不貞の時期はいつ頃なのか?
という疑問をクリアにしたかった。
その答えは恐らく
私の予想を超えてくるものになるだろうと
覚悟もしていた。
もし旦那が正直に全てを話していたら
判明した不貞の内容とシタ時期、
私にも非があったこと
それらをハカリにかけて許せる範囲か
判断するつもりだった。
結果が許せる範囲で尚且つ
それ以外に隠し事や不貞は本当にないと
確信できたなら
先に自白したソープの件も含め全て許して
お互いに反省を活かし良い夫婦関係を
築いていこうと私は決心して
最後の質問をしていた。
だが、旦那は
「ないよ。他には何もない。」
と答えた。
それが嘘であることは
言うまでもないが
旦那が無意識に動かした
目と口の僅かな動きからも
嘘をついてると見て取れたため
虚しさだけを増幅させた
単語の羅列でしかなかった。
チャンスをあげたのに嘘をついた旦那と
これから、私はどうしたいか
次に何をすべきか
旦那が仕事に行ったら
一眠りして頭を休めた上で
考えることにした。