神戸漫行外伝 路麺の品格 よほほい!
出張という場面では普段よりもかなり早く目が醒める.
そんな時には私の習性として必ずやアレです.
目的もなく早朝の街を漫歩することになるのです.
なんということはない立ち食いそば屋を見かけた.
別に食べるというわけでもないが,お品書きを物色した.
バッテラがあるのは土地情緒としてもアレだ.
きちんと缶ビールとワンカップが常備されとるではないか.
念のためにもう1軒をも吟味いたしましょう.
こちらも同じようになんの取り柄もない店構えです.
そちらでも論を俟たぬように,至極当然とした態でアレです.
缶ビールと酒の御両名が品書きの末席を汚しているデハナイカ!
路麺のこういう品格,東京でも見習ってほしい.
そうは思いませんか,私は以前より常々思っています.