一藤 @ 洗足池(東急池上線) | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

一藤 @ 洗足池(東急池上線)

※ おことわりです.現在このお店はありません.

青唐辛子がないと夏が来ない(),むはは.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

であるので,こういったコラボは誠に粋なのである.

まぐろの中落ちと青唐辛子,爽やかである.

このシーズンにはね,ここは外せないのである.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

《 一藤 》

前回の記事()では石川台になっちょりますが,アレです.

洗足池の方が断然に近いよね,うはは,訂正訂正.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

お店を仕切るご夫婦もね,比較的ご高齢であります.

お店の常連の方々もね,これまた比較的ご高齢であります.

そこが断然に魅力なんです.

店内に落ち着きがある,そわそわしたところがない.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

マカロニサラダに佃煮を合わせるセンス,いいねえ.

こんなお通しが自然に出るのが,力みがない証拠である.

注文するものは決まっておりますが,清酒を舐めながらですね.

あれこれ肴を吟味するのが愉しい.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

カウンターにはガラスのネタケース,うふふ.

海鮮がウリのベタな居酒屋と思いがちですが,さにあらず.

ここのは嫌味がない,押し付けがましさがない.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

新鮮で廉価な素材が並ぶのが壮観ですらある.

どれもにきちんと目が利いておる,誠実である,そんな感じ.

この「さんまぬか漬け」っての,激しく気になるねえ.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

こういうので呑る街角の夕暮れ,冥利である.

肴はね,目の前のカウンターに載るだけの分量がいい.

特に初夏の宵にはね,こういうのを推進する.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

空豆は,笊にさやごと山盛りになってるのを注文する.

剝いたそばから茹であげるので,加減は至極上等である.

こういのは薄皮ごといただいちゃうに限るのだぜ,むほほほ.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

何度も言うようですがね,ご容赦でありなす.

コレやらないと,アタシにとっての夏が来ない,うはは.

この達人(★)も常々推されておりますが,青唐と刺身はいい.

口中に爽やかな薫風が吹くこと,言うを待たない.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

自家製のぬか漬けを,サーヴィスでいただく.

こりゃあ呑めちゃうよ,むははは.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

この塩豆といかり豆,常連さまのお土産です.

見知らぬアタシにもお裾分けなワケです.

お店の方のお気遣いですが,押し付けがましさが微塵もないのです.

こりゃあ困った,ますますに呑めちゃうでねえの,ぶはは.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

空豆を揚げると,いかり豆になるのよね.

三本目の徳利を傾けながら便便と雑感する.

無為に過ぎ行く宵が,この上なく愉しい.

CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

おお!とっぷり暮れた風情もまた格別なり.

洗足池の涼風がのれんを揺らすのだ.

来年のこの季節も必ず来よう,そう思った.