このままでは米軍の155mm榴弾は枯渇する│ミリレポ|ミリタリー ...

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国、米国に155mm砲弾50万発貸与···昨年の販売台数に比べて5倍 ...

 

 

 

 

 

 

 

画像・写真|ウクライナへの供与兵器大図鑑! 最新版"陸の最強 ...

 

 

 

 

 

 

 

もはやミサイル!射程150kmラムジェットを搭載した155mm榴弾 ...

 

 

 

 

 

ドイツ、ウクライナに射程100km超えの試作型155mm砲弾を提供へ ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェノサイドの贈り物

 
 
155mm砲弾は商品として流通しており、帝国主義国家と
その従属国との間の政治的関係の網を具体的に表現している。
 
 
しかし、米国がイスラエルに寄贈し、その後パレスチナ人に向けられた物体として
それはむしろ倒錯した形の贈り物のように機能している。
 
 
つまり、人々の間で移動し、そうすることで社会的つながりを再構成するもので
この場合は大量虐殺計画の一部である。
 
 
 
10 月 7 日以来、155mm 砲弾はイスラエルの
最も写真映えする武器の 1 つとなっている。
これは、手書きのメッセージが書かれた砲弾の画像が広く流布されたおかげである。
 
 
世界中の兵士が好むブラック ユーモアの一部であるこの習慣は
イスラエルに限ったことではない。
 
 
しかし、驚くべきは、この楽しみに参加する人々の幅の広さである。
帝国主義の政治経済が砲弾をイスラエルに持ち込む一方で
 
 
砲弾はその後、イスラエルの一般市民と政治家
そして米国のシオニスト支持層を結びつける不気味な儀式を招き
帝国主義の社会的基盤を再生産するのに役立つ。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2006年、イスラエルの小学生が砲弾に文字を書く写真が話題になった。

イスラエルのイサク・ヘルツォク大統領(「頼りにしています」)や

 

 

米国政界で最も著名なキリスト教福音派シオニストである

マイク・ペンス元米国副大統領(「イスラエルのために。マイク・ペンス」)などの要人にとって、個人的なメッセージを残すことは今や標準的な行為となっている。

 

 

ニューヨークを拠点とするシオニスト活動家は

自身のコーシャレストラン愛好家のフェイスブックグループ

 

 

(「GKR Foodies Stands with Israel」)の名義で、

そのようなメッセージに180ドルを支払い、他の人にもそうするよう促した。

 

 

 

https://www.timesofisrael.com/sponsoring-israeli-missiles-doesnt-fly-for-all-in-a-facebook-group-for-kosher-foodies/

 

 

 

Facebook グループ Great Kosher Restaurant Foodies からの、ミサイルに関する書き込みを示す投稿。(スクリーンショット)

 

 

 

 

 

「明日、イスラエル国防軍の兵士がハマスにプレゼントを送る予定です。

具体的にはこの155mm砲弾です。

そうです、ミサイルに文字を書くことができるのです

 

 

ユダヤ人の創意工夫の極みです。

メッセージ・イン・ア・ボトル・キャンペーンのご紹介です!」

 

 

 

落書きを武器として用いることで、爆発的な抹殺行為によってのみ

「受け取る」ことになる人々に物理的にメッセージを向けることができる。

 

 

これは「原住民が理解できる唯一の言語は力である」という

植民地主義の姿勢を完璧に要約しており、より正確には

「植民地主義者の究極の言語は暴力である」と言い換えることができる。

 

 

そして、暴力の行使の仕方に関しても、155mm砲弾の特性が関係している。

砲兵は、小規模で散在するゲリラ集団に対しては

通常の軍隊に対してよりもはるかに効果が低い。

 

 

そして皮肉なことに、イスラエルが古い弾薬に頼れば頼るほど

イスラエル人を傷つける事故の可能性が高くなる。

さらに、古い砲弾の使用は不発弾率が高くなることを意味する。

 

 

着弾時に不発となった砲弾は、パレスチナ人に切実に必要な爆発物を提供し

それを回収して自衛のために再利用できる。

 

 

しかし、弾薬の無駄遣いと破壊の規模の大きさ(ある元将校は

これを「残酷な金持ちの戦争」と呼んだ)について

イスラエル政府の一部が嘆いているが、それは的外れである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空爆よりもはるかに安価で、地上軍による破壊よりもリスクの少ない砲撃は

民族浄化の武器として役立ち、パレスチナ人を恐怖に陥れて家から逃げ出させ

彼らが戻ろうとするのを思いとどまらせる。

 

 

また、砲撃は大規模な破壊スペクタクルを行うのに

理想的なプラットフォームでもあり、イスラエルは復讐心に

燃える有権者を満足させるために、それを大々的に宣伝する。

 

 

このようなスペクタクルは、今回の大量虐殺の背後にある

戦略的論理の重要な側面である。

 

 

その可視性は、政治的に仕組まれた飢餓や病気など

さらに致命的な形態の暴力から注意をそらす。

 

 

そして、何ヶ月にもわたるニュースサイクルで

砲撃が至る所で報道されることで感覚が麻痺し、ガザの病院で起こっている

よりローテクな対面での虐殺に対する無関心を生み出している。

 

 

集中爆撃の光景はまた、最も薄っぺらいアリバイつまり友人のための

否認の見せかけを提供する(特にドイツにとって、そのメッセージは本質的に

「これはおばあちゃんの時代の大量虐殺ではない」ということだ)

 

 

遠く離れた場所での技術的に浄化された殺人に慣れている西側諸国の聴衆にとって

砲撃の見かけ上の無計画さは、大量虐殺ではなく

不均衡ではあっても戦争の兆候としてより容易に認識される。

 

 

一発の砲弾で家族全員が全滅する可能性がある

(ガザ最大の不妊治療クリニックへの攻撃の場合、何千もの受精卵が)

一方、他の多くの砲弾では誰も殺せないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療センターの所長によれば、12月のイスラエル軍の砲撃による一回の爆発で、

ガザ最大かつ最古の体外受精クリニックで5,000以上の標本が破壊されたという。

 

ガザ市のアル・バスマ・センターに保管されていた推定4,000個の胚と

さらに1,000個の精子と未受精卵の標本が失われたと、同クリニックの

創設者兼所長であるバハルディーン・ガライニ博士がABCニュースに語った。

 

 

この一発の砲弾は不妊に苦しむガザ地区の多くの女性たちの夢と希望を打ち砕いた。これは、ハマスのテロリストがイスラエル南部で奇襲攻撃を仕掛けた後

 

 

イスラエルが報復攻撃を開始した10月7日の余波以来

ガザ地区の女性たちが経験してきた苦しみのもう一つの側面である。

 

 

 

国連女性機関の4月の報告書によると、戦争が始まって以来

ガザでは1万人以上の女性が殺害されたと推定されている。

 

不衛生な環境に加え、食料や清潔な水へのアクセスが限られているため

妊婦とその子どもは特に合併症や重大な健康リスクにさらされやすい。

 

 

 

「すべての機器が破壊されました。一発の砲弾が発生学研究室に入ったとき

すべてが損傷しました。胚、卵子、精子を入れていた液体窒素タンクが

爆発しました。すべてが失われました」とガライニ博士

 

 

 

アジュール

「これが意図的な攻撃だったかどうかは分からない」

 

「これは非常に醜悪で非人道的、かつ挑発のない行為だが、パレスチナ民間人が

受けた包括的、集団的、かつ厳しい懲罰の一部であることを強調したい。

 

彼らに起こっていることの恐ろしさとは比べものにならないが

損失と破壊のより大きなパターンに当てはまる」

 

 

イスラエル国防軍

「イスラエル国防軍はハマスのテロ組織を壊滅させる作戦を展開するとともに

民間人への被害を軽減するための幅広い対策を講じている。

 

また、特別な保護や配慮を必要とする機密性の高い場所や

物体の取り扱いについては、特別な規制も施行されている。

 

イスラエル国防軍は体外受精クリニックを含む

民間インフラを意図的に標的にしているわけではない。

イスラエル国防軍は特定の攻撃については承知していない」

 

 

 

「70年以上占領されてきたパレスチナの人々は自由になる必要がある。

私たちは自由世界が私たちを自由にし、故郷に戻って

平和で安全に暮らせるよう手助けしてくれることを望んでいる」

ガライニ

 

 

 

イスラエルの砲撃後のアル・バスマ診療所の被害の様子。

ガライニ博士/アルバスマクリニック

 

写真:イスラエルの砲撃後のアル・バスマ診療所の被害の様子。

 

 

 

 

写真:イスラエルの砲撃後のアル・バスマ診療所の被害の様子。

 

 

 

 

写真:イスラエルの砲撃後のアル・バスマ診療所の被害の様子。

 

 

 

 

 

写真:イスラエルの砲撃後のアル・バスマ診療所の被害の様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスラエルの論拠では、遠隔地からの暴力は、殺害可能な「人間の盾」として

作り直された犠牲者の無実について、常に疑いの余地を残すことによって

 

 

国際人道法の殺害規則を悪用している。

イスラエルが、米国の援助のおかげで

 

 

世界中の観衆の前で、何の制約もなく大量虐殺を行えるだけでなく

その殺戮の意図を、砂塵の中に覆い隠すような断片的なやり方で

それを行えるということは、暴力の完全な非対称性の証しである。

 

 

 

 

 

2023年11月1日、ガザ地区のジャバリヤ難民キャンプでイスラエル軍が

24時間で2度目の爆撃を行った後、パレスチナ人が捜索救助活動を行っている。

ファディ・アルウィディ/アナドル、ゲッティイメージズ経由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人文科学に対し、自然科学は驚異的な速度で進歩している。

別に自然科学の発達は、善でも悪でもない。

 

 

しかし、こうした普遍暴力が吹き荒れる世界では

人類に、どう猛な牙を見せてしまう。

 

 

原始的な武器、刀や槍、弓矢から、銃が発明され

それ以降は、ものすごい数の人々を殺せるようになってしまった。

 

 

日本は平和で、暴力と言えば、素手で喧嘩ぐらいのイメージしかないようで

なんちゃって格闘技が流行っている。

 

 

そんなもの、拳銃、自動小銃、ナイフで武装した軍人にかかれば

単なる子供のお遊びに過ぎない。

 

 

155mm砲弾をくらって、対人格闘技ごときでは

どうにもならない。

 

 

ローテクだが非常に有効な武器で

それが、毎日、ガザに降り注いでいる。

 

 

アメリカの本当の左派の議論は、ちゃんとしている。

なんとかこの馬鹿げた大量虐殺ゲームを止めさせようとしている。

 

 

日本で、この大量虐殺を終わらせないといけないという議論が

活発化しないのは、情報の非対称性のせい。

 

 

イスラエルの極右政権は、パレスチナ人だけでは物足りないようで

次は、レバノンだと息巻いている。

 

 

これだと、155mm砲弾はいくらあっても足りない。

イスラエルが敵だと断定した人々を全員殺し尽くす、その日まで

 

 

 

 

「植民地主義者の究極の言語は暴力である」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウクライナへの軍事支援に用いられる155mm口径のM795榴弾の量産 ...