デイヴィッド・ウェリントンの「妄想感染体」 | クリムゾンの箱

 

833作品目のSF小説は、デイヴィッド・ウェリントンの「妄想感染体」。Paradise-1 by David Wellington

 

スリリングで不気味な物語で、読み手が予測できない方向に物語は導かれ、緊迫感と驚きが際立っている。その理由はフラグが一切ないからだろう。登場人物たちも魅力的なので、先が気になって読み止まらなかった。妄想が感染していく話は珍しいかも。独創的。