散文詩『両眼の世界』片眼のセカイ:触れる涙の聲に耳を預けて滲む文字列に想いを寄せる軋む胸懐がいつか君に逢える日を望む嗚呼、私は君を愛している片眼のセカイ:障る欺瞞の贄に白面を呈して軋む断末魔に血を凍らせる滲む熱誠はいつしか君を拒否した嗚呼、私は君を……置き場を失くしたのか行き場を無くしたのか私は確かに其処にいるのにShion