散文詩『異音であれ,異論は無し』 | Shionの日々詩音

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表現者、Shionのブログ
日々心に描く事
時に散文を…そして時に物語を綴る

抑え難い憤懣に首を締める

纏わりつく静かなる赫

劇的と言うには余りにも脆弱な

情的と言うには甚だ煩悶とした


其が弱さか


痴れ事が溢れ出す摺墨を飲み込めば歌と為る

まるで価値のない喉仏の骨

明日さえも知れない声色には

僅かばかりの愛さえない


私はいつ,


音楽を知るだろうか



Shion