散文詩『異音であれ,異論は無し』抑え難い憤懣に首を締める纏わりつく静かなる赫劇的と言うには余りにも脆弱な情的と言うには甚だ煩悶とした其が弱さか痴れ事が溢れ出す摺墨を飲み込めば歌と為るまるで価値のない喉仏の骨明日さえも知れない声色には僅かばかりの愛さえない私はいつ,音楽を知るだろうかShion