恐らくは
此れは空音の俄
然すれば
合わせ鏡の向こうへ
敢えて目を合わせて
鳥葬の為に捧げよう
平に均した幾星霜
君が為 覗いてごらん
贄となる↑ 意味もなし
←→
癪となり↓異義はある
無言の九天 耐え難き苦悩の果て
私はねぇ
此処に生きていて良いと思うか?
Shion
the Crime of Roses…
生きている限り、君の傍で
恐らくは
此れは空音の俄
然すれば
合わせ鏡の向こうへ
敢えて目を合わせて
鳥葬の為に捧げよう
平に均した幾星霜
君が為 覗いてごらん
贄となる↑ 意味もなし
←→
癪となり↓異義はある
無言の九天 耐え難き苦悩の果て
私はねぇ
此処に生きていて良いと思うか?
Shion
踏み躙る先の幸福 類稀な
忘れてしまったこと それは現実でないもの
夢を騙り 夢を置き
人に狂い 人を嬲り
語られる昔話はそう
脚色と虚飾の栄光と挫折
美しき純心
それはあなたを癒すでしょう
けれど忘れていませんか
あなたを覚えてすらいない
切り刻まれた澄んだ瞳の在処を
いつかあなたは遠い目で懐かしむのでしょうね
Shion
記憶に芽吹く衝動 カラカラ、と言葉に色をつけて
其処にいただろう?君が姿を
幾つかの真実と この目に映る事実
僅かながら触れたこともありました
砂上で嘘の塔が堕ちる
真実の皮を纏い増植する
棚上げた優しさを滲ませた紅い絵の具
何処までも転げて
まだ被害者面ですか?
誰が為の怒りであろうか
己が為
誰宛の言葉だろうか
震える手が契る
その目にもう映ることなど望まない
せめて……君との約束は必ず守ろう
Shion