散文詩『切り取られた鏡像』記憶にも記録にも私の中の私はいない私はだぁれ?貴方すら,其れを知らないの可哀想に 人であるフリがしたくて何かに縋り付くような愚かな私の様があまりにも愛おしいと泣かれてみてもごめんなさい大嫌い大好き嫌い好きで愛おしい貴方が アナタを 貴女に あなたと 私愛したフリを続けるうちに本当に大切だと想えたら良いのにあなたの血を見ても痛む台詞を綴ろうとする“さようなら”と言い出す前に鏡の姿を思ってみたら安堵する私に貴方は本当の愛を見せつけるShion