田村でも金・谷でも金
このセリフでピンときた方は、たぶん同世代(笑)。 でも、どちらかと言うと「いっそもっと輝こう(by三井住友カード)」に近いかも知れないが、三井住友カード(SMC)の話ではない。 「ANAでも金、JALでも金」なら、確かにANAカードの(ワイド)ゴールドカード(MasterCard)も持ってはいるので、間違ってはいない。確かにJALカードだと「CLUB-A」止まりだ(一時期の気の迷いでプラチナを持ってしまったことはあったけど)。『何のために』 「JAL JCBカード」に「ディズニー・デザイン」が登場した。 既に、JCBの【OS】や、イオンカードJCBなどにも設定されているが、JALカードらしく、「…ameblo.jp 前稿で、長女と長男が高校を卒業予定で……という話題に触れた。『確認してみた』 長女と長男が、この春、高校を卒業予定。 諸事情により18歳になったら可及的速やかに「長男名義のETCカード」が必要になる。 ……一瞬、様々な「???」が生…ameblo.jp で、早々に長男名義のETCカードが必要で……ということは確かなのだけれど、そのETCカードで利用した有料道路の通行料が、恐らく長男の給与口座に紐付くことになるエポスカードだと、ちょっと面倒かも知れない。できれば家計口座にリンクさせたいのだ。 そこで、何かのカードの「家族会員」ではどうか、ということを考えた。 最も融通が利くと思われるのが、JALカード。 JALカードの場合は、海外留学などの場合に15歳から家族会員になれる仕組みがあったりする。 また、よくよく見てみると「高校卒業(3年次)年度の10月1日以降で卒業後の進路が内定している場合」には「高校生を除く」に抵触しないと読める。 ただし、「18歳以上」のほうが動かし難いようで、これを比較的容易にどうにかできそうなのは「JALダイナース」くらいのようだ。 それでも、一番相談しやすい気がしたので、JALカードに電話してみた。 時期的に「進路が内定」に該当する人が多くなる時期だったこともあって「高校生の壁」は問題なさそうだったものの、「18歳の壁」は動かし難いみたいだ。 「My JALCARD」から家族カードの申込をするのも「18歳の誕生日になったら」ということらしいのだが、話をしていくうちに「実は一番急いで必要なのはETCカード」ということが伝わったようだ。「My JALCARD」からでは、新規の家族カード申込とETCカードを同時には手続できず、カードが届いてから改めて、になるらしい。 そこで、「同時に申し込める申込書を送るので、それに記入して誕生日頃に到着するように返送して」とのこと。その申込書には、同時に2人までの家族会員追加が可能らしいので、一度に全部の用件が終わる。『随分と』 めっきり新規申込にかける意欲がなくなったのは相変わらずで。 たまに届く更新カードネタくらいしかなくなってきたな、とは思うけれど、昨今はどんどんカードフェイス…ameblo.jp しかし、今回の「対象」にするのは、JALカードの中でも「メイン」であり、JGCも紐付けている「TOKYU POINT ClubQ[JGC CLUB-A]/VISA」。 これをこのまま「タネ」にするのは、ちょっと待ったほうがいい、と思った。 現在、このカードは自分が「親会員」で、家族会員として妻と母が登録されている。そして全員がJGC会員になっていて、「ショッピングマイルプレミアム(SMP)」も付帯させている。 JALカードの場合、家族会員も有料になるのがほとんどなのだが、本会員よりは安く設定されている。ところがJGC会員になると、JALカードとしては家族会員であっても、カード年会費は本会員と同額になってしまう。ここがSFCとは大きく異なるところだ。 JGCの会員カードとするには「CLUB-A」以上のカードが必要なので、年会費は11,000円だ。これにSMPが4,950円/年かかるのだが、これが本会員のみならず、家族カード1枚ごとにも加算される。SMPが3,300円/年だった時代はまだ良かったが、最近「値上げ」されてしまったので、馬鹿にならないのだ。 次いでよく使用する「JALカードSuica」にも、SMPを付けたこともあったのだが、JALカードSuicaの仕様上、他のJALカードのように直接「マイル」として積算されるのではなく、一旦「JREポイント」として積算されたものを、任意のタイミングでJALマイルに移行する仕組なので、その時だけSMPに入っていれば足りるから、すぐに外してしまった。 JGCについては、本会員がJGC会員であった場合でも、家族会員それぞれがJGCに入会するか否かを選択できるのに対し、SMPに関しては「一蓮托生」で、会員ごとに選ぶことができない。それなのに「一式」で年いくら、ではなく、家族カードそれぞれに課金されるという仕組なのだ。そのため、ある程度「家族全員のメインカード」として使う場合でなければ、あまりお得とは言い難い。 ここに、長女と長男も加わると、年会費はともかくとしてSMPが馬鹿にならない。5人分で24,750円になるのだ。エポスやセゾンのプラチナカードを凌駕している。 これは流石に……と思った時、「CLUB-A GOLD」の場合はSMPが無料で自動附帯することを思い出した。 JALカードSuicaだと「CLUB-A GOLD」の年会費が20,900円になるが、その他の一般的なJ/V/Mは17,600円。「CLUB-A」との差額は6,600円なので、SMPとの「差額」は1,650円。提携イシュア(この場合はDCカード)のゴールドカードとしての特典も利用できることを考えると、悪くない選択のような気もする。 JGCを付けなければ、家族カードは8,800円/年で、これは「CLUB-A」の3,850円/年と比較すると4,950円の差。つまりSMPと同額になるのだ。 そこで、この際だから、と「CLUB-A GOLD」へのU/Gを考えた。 併せて、年齢的に飛行機に乗る機会がほとんどなくなった母のJGCを外すことにする。これで年会費分もほぼ半額になる。正確に計算すると、現在がJGC11,000円+SMP4,950円=15,950円が8,800円になる。仮にJGCを残しても17,600円なのだから、現在からの増分も1,650円で、これは筆者や妻の場合に当たる。 一つ問題がある。 CICなどの個人信用情報においては「申込情報」にはならず、他社からは見えない「途上与信」の筈だから問題はない。 この後に、長女と長男の家族カードを申し込む際に「本会員のカード番号」を記入する欄があることだ。 「CLUB-A」と普通カードの間の場合には、カード番号が変わらないこともあるのだが、「CLUB-A GOLD」になるとカード番号が変わってしまう筈だ。 しかし、申込からカードが届くまでの時間を考えると、長女と長男の家族カード申込書を記入するタイミングには間に合いそうもない。 ここは、仕方ないので、現在のカード番号を記入しておき「ゴールドカード切替中」などと付記した付箋でも貼っておくしかないだろう。 そして、2月19日(水)に申込をした結果、2月中は変化がなかった(ずっと「切替受付中」だった)が、3月1日の朝になって「JALカードアプリ」を開くと「CLUB-A GOLD」が選択できるようになっていた。 元の「CLUB-A」も残ってはいるが「切替済のカードです」と表示される。しばらくしたら、カード情報そのものも見られなくなるのだろう。 与信枠が拡がったかどうかなどはわからないのだが、元々S250くらいにはなっていた筈なので、もうそれ以上は必要がない。 ということで、カード申込モードに入ってしまいそうなので、そろそろ「作戦会議」をしないといけないような気がし始めている。