めっきり新規申込にかける意欲がなくなったのは相変わらずで。

 たまに届く更新カードネタくらいしかなくなってきたな、とは思うけれど、昨今はどんどんカードフェイスが変化していて、従来の「券面記載事項」の大半が裏面に集約されてしまうようになった感が強い。

 

 あと、これまでそんなことをするのはアメックスくらいだと思っていたのに、最近では例えば三井住友カードとかまで「普通郵便」でカードを送ってくるようになった。

 色々と制約は掛けてあるんだろうけれど、そのうち事故らないか心配になってしまう。もちろん、普通に考えれば普通郵便にしたことに起因する「不正利用」があった場合は、カード会社の責任だとは思うのだが、カード会員や加盟店にも何らかの負担(一時カードが使えなかったり、業務に支障が出たりなど)は生じるので、しっかりとやってもらいたい。

 

 さて、今回は「JALカード」。

 

 JALカードと一口に言っても、イシュアの違いにより、若干細かいところが違っていたリハするものの、かつてはJALカード自身もイシュアだったという経緯もあって、比較的統一感はある。少なくともANAカード(こちらはANAはイシュアではなく、あくまでもすべて「提携カード」という位置付け)よりは。

 

 筆者のJALカードも色々と経緯があって、一番古くからの歴史があるのは、実は「JAL Suica」だったりする。

 しかし、これは当時、家族カードが作れなかったため、それでは「(マイレージ)修行」の成果を活かせないことから「DCカード」を追加し、現在JGC(家族会員も)はこれに付けている。また、単なるDCカードではつまらない、と「東急カード」とも提携していたもの(現在はポイントカード機能のみ)にしてある。

 

 最後に、JCBの「THE CLASS」への「突撃」(現在は不可)で一度目は玉砕し、「つなぎ」的に「JALプラチナJCB」も作ってみたものの、このカードの「ディズニー・デザイン」版はJGCに対応していなかったので、通常仕様。

 登場記念キャンペーンで「プラチナ」なら無条件で貰える(CLUB-Aゴールド以下は抽選)「ミッキーぬいぐるみ(パイロット・バージョン)」だけではなく、抽選賞で機内ブランケットの「ディズニーコラボ仕様」まで当ててしまった。

 しかし直後に「THE CLASS」への二度目の「突撃」が成功してしまい、プラチナカード本来の仕事を果たせぬまま役割を終えてしまった。解約するのも忍びなかったので、グレードを一気に「一般カード」まで「三段階降格」させて継続することにしたが、ほとんど出番がない。

 強いて言えば、機内販売品を買う時に、この「ディズニー・デザイン」のカードを出してCAさんの気を引くくらいか(実際、意外とウケる)。

 

 ということで、期限が迫っていたため、更新カードが届いた。

 表側には、個人情報一切なし。

 タッチ決済対応になっており、ゴールドではないCLUB-Aだが、VISA的にはゴールド扱いなのか、ロゴが金色の箔押しになっている。

 

 裏面に全ての情報がまとまっており、防犯上どうなのかな、とも思ってしまうのだが。

 そう考えると、カード番号を裏面にしてもセキュリティコード(後は会員氏名と何故か「MEMBER SINCE」)を表側に残しているアメックスの手法って、一理あるような気もするが、元々は逆だったので、むしろ「あまり何も考えていない」ような気がしないでもない。

 

 このように裏側に集約している最近のカードの多くでは「署名欄」が廃止されているのだが、このカードは残っている。ちなみに、今回も「書留」で届いた。

 しかし、その「署名欄」の小さいこと……。正直、この中に収めるように署名する自信がなかったりする。

 

 なお、今年の改定によってJGCの入会資格が変更になり、これまでのように「JMG」(JMBサファイア)以上の会員ステイタスに到達すれば、とはいかなくなり、従来で言えば「国内線300回搭乗」「国際線15万マイル搭乗」(言わば「亀タグ」の「6合目」みたい)並みの実績を積まなければならなくなった。

 しかし、これまでのように「一暦年の間に」ではなく、累計で良くなってはいるし、搭乗しなくても「陸マイラー」のようにショッピングマイルの獲得とか、その他のJAL系サービスの利用などでもポイントが付くようにはなったが、それは微々たるものにしかならない気がする。

 筆者ですら現在400回搭乗程度なので、明らかにハードルが上がったと思われる。