心臓
僕が神様なら自分みたいな
人間は創るはず無いのに
わざわざ何で価値の
無いようなことをするんだ
誰かを愛せるような度胸も
誰かを好きになる純粋さも
誰かの涙をぬぐう優しさも
持っている訳じゃないのに
ある訳ないのに
こんな風に思い悩むのが間違いですか?
もしも何かをくれるのなら
今度は笑い方を教えて
そうすりゃ誰かがその気持ちを
きっとどこかで気づくだろう
静かに手を出して
全てつながる気がして
確かに生きている実感は
誰かの悲しみに触れた
時に分かるのかな?
だったら傍にいなきゃ
何よりもどんな動物よりも
ずっとずっと近くにいなきゃ
そうでもしなきゃ僕が僕である
理由は作れないんです
僕が生きている意味は
あなたの中にあるはずだと
信じていなきゃ 全ては
自分勝手だけど
心臓は一つなんだから
この脈打つ音を覚えてて
これを僕が確かに生きてる
証拠にしといて欲しいんだ
今まで嫌っていた
物には謝るから
代わりに僕が君のその
声や肌や髪や瞳の色も
ここにいたという事実さえも
この世のどっかに残しとくから
世界の端っこの
誰にも見つからない
今度産まれる「僕」が「君」に逢うまで
今までの僕が君を守るから
人間になったことを
嫌っていて良かった
でなきゃ人の温もりを
感じれなかったから
希望だなんてことは言わないけど
確かに僕の生きる意味は
「君」だった
気づいたんだよきっとここは
誰かが誰かの死を悲しむ
一人一人の全てを
嫌というほど知っている人がさ
世界の悲しみを
洗うような場所だと
そこに行かなきゃ笑えないなら
僕が代わりになれるかな
もう一つの心臓として
今 ここで身体じゅうに
真っ赤な血を流して
太陽に見透かされて
新しい日々の入り口を
見つけるために
真っ直ぐに歌ってあげるよ
二つの鼓動は何時からか
重なるように響いてた
誰もが思い悩むこともないように
笑い合うようにまた歌が重なる
対人恐怖症の少年
ほぼ一年ぶりに更新します。
今度からは最低でも月1で更新します。
よろしく。
では↓
「対人恐怖症の少年」
いかれた少年は今日も
無差別に人を傷付ける
社会への不満と理不尽な
感情をナイフに込めて
閉じたはずの視界が
血で染まってゆく
そうやって得た快感で
何時まで自分を守るんだ?
その時得たものなんて
ガラクタだらけだったろう?
ただ向き合うのが怖いだけ
顔色ばかり気にしてたから
心臓の奥のもっと向こうの
どこかにある自分自身に
触れて欲しくなくて
土足で入らないで
自分勝手に決めたテリトリー
誰も知る訳ないから
当たり前の様にその場を行き交う
その度に逃げてきたんだろう?
何か理由を付けて
「言葉」があるじゃないか
人間だけに許された特権
生かさなかったら
もったいないじゃないか
吐き出してみれば簡単なもの
自分しか知らない世界なら
逃げ道の保険はあって
何かと苦労せずに生きてきたのに
襲いかかる不安 誰か僕を救って
「最期」
明日が来る 憂鬱な太陽と共に
欠伸を噛み殺して 働く囚人の様だ
汚れて、濡れて、
血を流して、痛みを覚えて
同じ時間の繰り返し
真っ逆さまに落ちる満月
ウサギが餅をついてるってさ
誰が決めたのだろう?
自画自賛の哲学者
世界で一番と決めつける
愚かな人間
深夜12時を迎える鐘の音
今宵は宴 偽りのない笑顔
皆が酒を飲み交わす
あぁ、明日が来れば
人が消えるのに
何も考えないで夜空を見上げ
星の絵画に胸を踊らせて
誰もが悲しみを
こらえているのだろう
地面には涙の滴
叫ぶ声も届かない
海からはい上がる 赤い太陽
夜明けを知らせに来た
照らし出す 全ての創造を
誰かが涙を流した時に
絶望が俺の背中を押して
地獄へと落とそうとする
誘惑を振りほどき
自らを殺して
生きる価値もない
この魂は必要なのか?
誰かが奪い取るだろうか?
消えてしまえば、
ただの記憶でしかないから
何時かはその時間を
忘れてしまうよ
たった一つの
言葉だけでは残せないから
誰か俺を見つけておくれ