「最期」
明日が来る 憂鬱な太陽と共に
欠伸を噛み殺して 働く囚人の様だ
汚れて、濡れて、
血を流して、痛みを覚えて
同じ時間の繰り返し
真っ逆さまに落ちる満月
ウサギが餅をついてるってさ
誰が決めたのだろう?
自画自賛の哲学者
世界で一番と決めつける
愚かな人間
深夜12時を迎える鐘の音
今宵は宴 偽りのない笑顔
皆が酒を飲み交わす
あぁ、明日が来れば
人が消えるのに
何も考えないで夜空を見上げ
星の絵画に胸を踊らせて
誰もが悲しみを
こらえているのだろう
地面には涙の滴
叫ぶ声も届かない
海からはい上がる 赤い太陽
夜明けを知らせに来た
照らし出す 全ての創造を
誰かが涙を流した時に
絶望が俺の背中を押して
地獄へと落とそうとする
誘惑を振りほどき
自らを殺して