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休憩室のMonologue

時事ネタや書籍・音楽・映画・アニメ等の感想など
少々長めの文章で書いていきます

休憩室のMonologue
時に人生はJAZZと同じように、予定外の方向へと進んでいってしまうんだ・・・
三角関係がついに四角関係へ。本当に展開が早い。

クリスマスライブに向けての練習中に、ピアノを弾く薫の手が止まってしまうというシーン。
いいアドリブを考え過ぎて、つい立ち止まってしまうのだが、
薫はピアノプレイに完璧を求めすぎる、というわけだ。
それを打ち破った薫が後半のライブにおいて、千太郎を発奮させるという展開が素晴らしい。
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セッションでピアノが止まるという場面で、マイルス・デイヴィスとセロニアス・モンクによる、
伝説のクリスマスセッション(1954年)を連想するのは私だけか?

これは曲の録音の際に、いつもトリッキーなピアノプレイをするセロニアス・モンクに対して、
マイルスは自分のトランペットプレイのときには、バックでピアノを弾かないでくれと頼むのだが、
それに怒ったモンクは本番録音のとき、言われた通りマイルスのバックではピアノを弾くのをやめているが、
自分のピアノソロの番が回ってきた時には、何の打ち合わせもなくパッとピアノを弾くのをやめてしまい、
慌てたマイルスが、とっさのプレイで場を凌いだというものだ。
まあ近年では、喧嘩ではなく音楽的なものだったというのが定説になっているが。
これはレコードにもなっており、「MILES DAVIS AND THE MODERN JAZZ GIANTS」の中の
「The Man I Love(take2)」がそれに当たる。
マイルス・デイヴィス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ/マイルス・デイヴィス

¥2,800
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意外な驚きが、千太郎がアメリカ人とのハーフだったこと。
60年代は、ビートルズのあの髪型に対しても反社会的だといわれていた。
考えて見れば1966年当時、髪が茶色というのはかなりの異端のはず。
マンガのキャラとしての設定かと思ったら、ちゃんと理由があったのだ。
薫と同様、千太郎も家庭に寂しさを抱えていた・・・。

しかし淳兄ちゃんのかっこよさは反則だよなぁ・・(笑)

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ルパンvs次元!
今回はセリフの応酬に痺れっぱなしだぜ!!


「ふーん。罪の重さねぇ・・面白いじゃないの」
「だが無理だ。罪の無ぇ人間なんていねぇ」
「罪が重いか軽いかなんて、神様に裁かれなくたって、百も承知で生きてんだろ。
「どっちにしたって、先の見えねぇ話だな・・・」
「だからそいつを楽しみゃいいんじゃねえか。少しくらい面白いことがあるって、
 期待したってバチは当たらねぇ・・」


不二子にけしかけられたルパンは、エジプトのピラミッドに眠る秘宝「笑い孔雀」を狙う。
エジプトで一文無しになってしまった次元大介も、同じ宝を狙うハメになり、
ピラミッドの中で、初めて二人は対決する。
罠を掻い潜るため互いに協力しあうことになり、宝の正体を知ったルパンと次元。
そして不二子は・・・。
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ルパンと次元の対決が、あまりにも格好いいが、
宝の美しさに目を奪われる不二子の執着ぶりと、悪女っぷりも際立ちまくる(笑)
そしてその不二子に惹かれるルパンと、理解できない次元。

「あのまま閉じ込めて、孔雀になってもらったほうが幸せだったんじゃねぇか?あの女も、おめぇも」
「どこにいようが孔雀だぜ。峰不二子って女はよ」
「趣味の分からねぇ男だ・・・」
「なんだよ・・・孔雀だって、その気になりゃ飛べるってのに・・・」


タイトル通り、峰不二子という女の姿が一話ごとに露になっていくのがたまらない。

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鈍感なのは薫ではなく千太郎であった。
しかし、序盤からとばしてくれるぜ!
あまりにもせつない、物語の展開
今後どういう結末が待つのか?
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”それは戦闘機みたいな音になって
 キーンと心が接近してた
 それは青春のかたまりみたいだった
 鼓動の聞こえるくちづけだった”「青春の鼓動」CHAGE&ASKA


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毎度クオリティの高い演奏シーン。
驚くのは、前回も書いたが薫の演奏力だ。
「クラシック出身者は、譜面を見ながらじゃないと、すぐには演奏できない」
という話を、ピアノの先生から聞いたことがある。
つまり、譜面さえあればどんな曲でもすぐ弾けるが、
逆に、耳で聴きながら(いわゆる耳コピ)ではすぐに弾けないというのだ。
この話は、私にとっては意外だったので、非常に驚いた。
薫は千太郎とのセッションで、軽々とアドリブをこなしていく。
そしてBill Evansの「someday my prince come」の微妙なボイシングまで、
耳で聴いて、譜面に起こして、弾くことが出来る。
原作だと、どう表現されているか分からないが、
とんでもない腕前だ。高校生のくせに(笑)

ちなみに薫が手にしていたレコードはBill Evansの「Portrait in Jazz 」
1959年に録音されたもので、Riverside4部作と呼ばれる名盤の1枚だ。
ポートレイト・イン・ジャズ+1/ビル・エヴァンス

¥1,800
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「坂道のアポロン」の時代設定は1966年初夏だから、随分時間が経っている。
この時期のBill Evansは、全盛期とはいえないが、しっかり活動中なのであるが、
当時の日本における認知度・温度差はこんなものなのかもしれない。

センスがいいなと思ったのが
千太郎の家にいる鳩の名前である「サラ・ヴォーン」

「ラヴァーズ・コンチェルト」で知られる女性ジャズボーカリストの名前なのだ。
うまいところを突きやがる(笑)
A Lovers Concerto / Sarah Vaughan
http://www.youtube.com/watch?v=JwYpvKgxygw


もうひとつ思い出したのが、菊地成孔(ジャズミュージシャンで、今ルパンの音楽も担当している)が
やっているラジオ番組「粋な夜電波」での口上(詩の朗読?)だ。

この中で「猫のミンガス」といわれるものがある。
これが最高にクールで格好いい。何故かサラ・ボーンの名前を聞きながら思い出した。
良かったら聞いてみてください。
(2分過ぎから始まります。)
菊地成孔の粋な夜電波 (シーズン2最終回) 2012年03月30日 2/4
http://www.youtube.com/watch?v=0TdWJc0JA8o


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ついに銭形警部登場!そしてルパン参上!
そして不二子の嬌声!!


─銭形に捕まっていた不二子は取引を持ちかけられる。それはルパンの妨害。
とある女優が火傷を隠すために常につけている仮面には、とてつもなく高価な宝石がちりばめられていた。
公演中にルパンが狙うその仮面を、不二子は横取りしようと企み、銭形は泥棒同士の共倒れを狙っていた。
だが劇場には幽霊の噂が─


「歌に生き、恋に生き」
語られるのは大女優の許されない恋。
華やかな舞台を捨て、愛に恋に生きる2人が理解できない不二子。
いやむしろ憧れている?
一瞬だけ過去を振り返る不二子。子供のころに何があったのか?
今回のシリーズで語られることがあるのか。
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回を追うごとに、不二子の一面が見えてくる。
もうひとつ。女優としての不二子がすごい。
代役として、なんなく舞台をこなしていく。相変わらず沢城さんの演技に圧倒される。
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そして、初回以来の登場となる銭形警部。
今回のシリーズの特徴のひとつが、銭形のかっこよさだ。
アニメでは(特に新ルパンだが)ドジ警部として扱われているが、
原作では、ルパン一味を圧倒する腕の持ち主なのだ。
それが今後どう描かれるか。
また銭形役が、前回のスペシャルから山寺宏一に代わっている。
最初は違和感があったが、だんだん銭形そのものに思えてきた。
もともと天才声優の山寺さんだけあって、やっぱすごい。


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4/24・25に武道館で行われたTM NETWORKのライブ
「TM NETWORK CONCERT-Incubation Period-」を観た。

実際の会場には行けなかったが、25日の公演は全国の映画館で生中継されるという粋な計らいがあり、
私は高崎の映画館で観ることが出来た。
ライブ会場じゃないので、拍手したりコブシを振り上げたりということが出来なかったのは残念だが、
観れて良かった。TMのライブを観るのは94年東京ドームでの終了ライブ以来である。

で、感想だが。
紛れもなくTM NETWORKだった!!ということだ。
TMNではなく、TM NETWORK
つまり、アルバムにしろライブにしろ、非常にコンセプト重視で行ってきた、80年代のTMだったのだ。
─宇宙船(タイムマシーン)に乗って3人の男が地球に降り立ってくる。
そして地球の人々にメッセージを送り、宇宙(未来)へ戻っていく─

かつての名曲を、怒涛のように繰り広げていくなかで披露された新曲「Iam」が非常に良かった
この曲をもとに、今回のライブが構成されていたことが、そのとき分かった。
ちなみにこの新曲だが、再結成以降、発表された小室哲哉の曲の中で、最も素晴らしいものだと思う。
ラストはかつての定番だった「Electric Prophet」
そして初期の隠れた名曲「TIME MACHINE」で見事に物語は閉じられた。
アンコールはなかった(ちょっと残念)。

演奏は基本はシーケンスで、サポートでギターとドラムが入っていたが、かなり抑えていたと思う。
従ってバンド感はかなり薄く、逆に3人のプレイヤーとしての姿がよりくっきりと映った。
途中、シーケンスが止まってしまい演奏が中断するというトラブルがあったのだが、
これは演出だったとあとで知った。客電がついてスタッフがあれこれ動いたりするので、
本当かと思っちまったよ(苦笑)
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ウツ(宇都宮隆)は声が若返ったか?
再結成後、どうも声が変わったようで非常に残念だったのだが、元に戻ったかのようだ。
しかしスタイルが相変わらずなのがすごい・・・。
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小室哲哉は、久しぶりにプロデューサーではなく、キーボードプレイヤーとしての姿を見せてくれた。
「GET WILD」等のサンプリングフレーズを連打する様は正しくキーボードの鬼だった!
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木根尚登は、1曲目からいきなりキーボードを(しかも立ったまま)弾き出したのでかなり驚いた。
元々生粋のギタリストではなくキーボーディストだったことは、ファンなら承知のことだが。
90年以降のTMN時代、再結成以降はライブでピアノ、キーボードを弾く頻度がかなり増えているのだが、
立ったまま弾くのはTMの初期以来、かなり珍しいことではないか?と思った。

99年に再結成して以降のTMは、正直あまり乗れなかった。
楽曲がイマイチだったのもあるし、プロデューサー小室哲哉のブームの流れに引き寄せようとしていることに
非常に抵抗感がったのだ。
印象が変わったのが「SPEED WAY」(2007年)だ。
ようやく3人=TMという図式が明確になった快心作だった。
ブームが終わって小室哲哉も「やはりTMしかないんだ」と思ってくれたのではないか。
「なんだかんだ言いつつミュージシャンは、バンドは生涯に一つだけ」とは渋谷陽一の談である。
ポール・マッカートニーもジミー・ペイジも、あるいはYOSHIKIも。
多分そういうことなんだと思う。

私がTMのライブを観るのは94年以来だと最初に書いたが、
実は、初めて観たTMのライブが終了ライブだったりする。
なので、あのハンパない高揚感が忘れられないのだ。
だから「あの感動をもう一度」と願うわけだが、今回それはかなわなかった。
別にTMのせいではない。あの会場に居なかった私も悪い。
今回、TMが再び再結成したのは本当にうれしかった。
あの3人が同じステージに立つというのは、特別なことなのだ。

観客騒然の演出も。TM NETWORKの日本武道館公演が開幕
http://www.barks.jp/news/?id=1000079097


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