休憩室のMonologue -16ページ目

休憩室のMonologue

時事ネタや書籍・音楽・映画・アニメ等の感想など
少々長めの文章で書いていきます

ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~/P.F.ドラッカー

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先日「ドラッカーの講義録1991ー2003」を読んだ。
昨年のブームにより「もしドラ」「マネジネント」は売れに売れ、
私が住む市内の図書館でも予約が一杯の状態である。
だがドラッカーの他の著作についてはそうでもないようで、すんなり借りることが出来る。
ためしに「経済人の終わり」を手にとってみたが、どうにも内容が難しくて途中で挫折してしまった。
講義録だったらどうかと思って借りたのが上述の本なのだが、これは正解だった。
非常に面白く、読みやすい。それまでのイメージとは違ったドラッカーの姿が見えてくる。
私自身も相当、偏見と誤解があったようだ。
まずドラッカー自身は、自分は企業経営の研究者ではなく、
非営利組織のための組織経営を専門にしていた、ということを述べている。

(これは「もしドラ」の著者も、「多くの人が一番誤解している」と指摘している)、
印象に残った話をざっと挙げると。

今の職場だけではなく別の活動、ボランティアなどで社会に貢献する必要性。教育の必要性。
金銭・利益による達成感ではない。教育の大切さ、必要性。
非営利組織(例えばオーケストラ、病院、大学、教会)への参加を、繰り返し強く勧めている。
市場主義経済社会における成功ではなく、ある分野で何か役に立っているという充足感の必要性。
知識社会の到来を予見。物質的な資本や財産ではなく知識が財産となる。→(評価経済社会のことか?)
人にはリーダーとリスナーの、二つのタイプしかない。
自分の管理が出来ているか。
自分自身の価値判断が必要。しかしこれは人類史上、初めて起こっている変化であり、経験だ。
→(産業革命以降に訪れた大変化である)
日本における官僚組織を評価している。それをすぐに排除することの危険性を指摘。
他に変わるものがないから。
日本人はアメリカ人と違い、経済から手をつけようとはしない。
日本人は社会があまりに壊れているため、社会から手をつける。
そのことをアメリカは見誤っている。
1997年の講義で、ヨーロッパにおける統一通貨(後のユーロ)の出現を予言。


とまあ、様々な至言を聞くことが出来る1冊だ。読んでいると経営学者・経済学者というイメージが変わる。
どちらかというと、思想家・社会学者のほうだと思う。
個人的には内田樹、藤原帰一、宮台真司、岡田斗司夫などが浮かぶ。

いかんせん組織経営の大切さ、重要さを説いているわけだから、
ビジネス・企業経営に携わっている人たちが飛びつくのも道理だし、
そりゃ世間一般的な誤解も受けるわな、とも思う。
またドラッカーには予言・予見が見事に当たると言われるが、
この講義の中では「予想は外れた。私が間違えていた」と率直に語る場面もある。

非常に柔軟でラジカルな面が伝わってくる。

これだけは知っておきたいドラッカー/牛越 博文

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もう一冊、読んだ。
これによると、ドラッカーは経営・経済学の権威であると。
だがドラッカーの言葉は哲学的で、難しい言い回しが多く、一見しただけでは分かりづらいものだという。
とりあえず要点として挙げるのが2点。
①本当の経営者はイノベーションを起こす。
②イノベーションを起こすには、組織の経営が必要である。


その他の話はというと。
「知識労働者」という言葉はドラッカーが造りだした。
組織の重要性。「企業の目的は利益の追求ではなく、顧客の創造である」
資本主義が終わり、知識社会の到来を予見している。

→(これは岡田斗司夫がよく言う「評価経済社会」と同様であると思う。
  岡田氏はその知識社会を、もっと具体的な例を挙げて解説をしている)


また、ドラッカーを理解するのはある程度経済学を、主にケインズ、シュンペーターを知る必要あり。
ドラッカーはケインズのマクロ経済学には賛成しかねていたようだ。
デフレが何故起こるのか。
ドラッカーは本当の経営者がいなかったからだという。
イノベーションを起こせばものは売れ、デフレを脱却できる。
所謂なんちゃって経営者が多いからだ。
(でもそれは90%以上の経営者がそうだろう)

イノベーション(innovation)、あえて約せば自己革新。
技術の革新ではない。顧客は組織の外にいる第三者。
社会に満足を与える。それがイノベーション。自己革新は社会を変える。
ドラッカーのイノベーションは顧客を創造すること(利益ではない)
仕入れ価格を下げ、生産性を上げ、製品の価格を下げることによって、
顧客の満足度が上がる。
無理矢理な経費節減はまちがい。
コスト削減のためのリストラは間違っている。
イノベーションを起こせず、リストラしか出来ないような経営者は
市場から去るべきだと言ってるらしい。
イノベーションにより生じた利益は一時的なもの。周りの人々が真似をし出すと、
相対的に価格は下がる。いずれは利益は0になる。
つまり企業が生き残るためには、いつもイノベーションをしなければならない。

→そんなのできるか!!

そのイノベーションを起こすチャンスの要件まで提示している。
まず直感。「本当の経営者はよく考えずに行動する」
周辺の人々から教えられたことではなく、自分の考えるままに行動する。

→矛盾しているように思うが?

好況不況はイノベーションの有無である→(賛成しかねる)
イノベーションを行うのに組織が必要なのだ!
知識労働者とは単に知識のある労働者ではなく、
お金のために働いているのではないと考える労働者のこと。
金銭による満足だけではなく、どうやって満足感を与えるか?
それが自己実現。


成果の評価のあとに何を行うか?(もちろんそれに見合った報酬も必要)
「もっとも取り組むべきなものと、もうやめるべきものを明らかにし、最初に廃棄を行う」
なぜか私たちは古いものに執着する傾向がある。惰性・前傾主義。
ドラッカーは「退路を断て」と説く。最も重要なのはイノベーション。
新しい方法を見つけること、前進すること。それしかないから。

→経済至上主義から抜けきれない感じがある。

共通の価値観によって未来を創造する。
どうやってそれを見るか。だからこそ顧客の創造を説く。
成果の原因について考えるべきではない。分からないから。
「ゴールは資源の集中する先、成果を求めて行動する組織の道しるべである」


マネジメントにおけるプランについて。
人事を考え抜く。チャンスを与える。最適な規模にする。
社会のネットワークを広げる。非営利組織、ボランティアへの参加を強く促す理由。
会社の外に出ることによって、社会に対する貢献とは何かを身に付けるため

知識労働者。私は何に貢献できるか。
自分の得意技を理解しているのか→(難しいだろ!!)
仕事にもいろいろな仕方があることを、理解している人は少ないと説く。
理解の仕方。読んで理解するのか。聞いて理解するのか。
学習の仕方。メモをとって学ぶ人。メモをとらずに学ぶ人。

→(理解に時間がかかる人をあげて欲しかったが・・)

「イノベーションを妨げる要因は自己満足を偏った発想だ」
本当の経営者になれるのはほんの一握りで、生まれつきの素質が前提だという。
ドラッカーも自分は経営者に向かないと言う。
→なんだそりゃ

初めか持っていなければならないものはintegrity、真摯さ、誠実さ、
または邪心がない、汚れがないという意味。
「人は奇跡のために祈り、成果のために働く」


感想として。
ドラッカーは絶対真理ではなく、方法論のひとつである。まあ当たり前だけど。
要は「十戒」みたいなものではないか。あるいは指南書というか参考書というか。
実際に経営に携わらずに、第三者の立場であり学者としての立場だったからこそ、
ここまでの分析、提案が出来たのだろうと思う。
だが、現実はこうはいかないのだ・・・。
提案を読むと、あまりに理想論すぎる。と思うのはいけないことか・・?
まあドラッカーも「~すべきである」というだけで「~しなさい」とは言わないし。
もしみんながドラッカーを100%理解して、すぐに経営者になれれば
世の中とっくにハッピーだ。そうはいかないから難しいのだ。

宇多田ヒカルに言わせれば「誰かの願いがかなうころ、あの子が泣いてるよ」なのだ。
別にドラッカーを全否定するつもりはない。
とかく経済学者、経営学者、哲学者、社会学者などなど
ありとあらゆる学者がいるが、彼らが言うことは絶対的な真理ではない。
~ではないか。~だろう。分析・研究による結果なのだ。
誰が正しいわけでもなく、誰が間違ってるわけでもない。そういうものだ。
それらの中で一個人、自分自身が考えながら選択しながら、身につけていくのだろう。

music grows_and so do we(音楽は成長する─そして僕らも)という言葉が浮かんだ。
私としては、ドラッカーは社会批評家であり、もっと言うと「音楽評論家」の佇まいに見えて仕方ない。
つまり、どうやって素晴らしい音楽が生まれたかについて、ある程度検証・考察することは出来るが、
今後どのように新しい音楽を生むべきかは、過去からの推察しか出来ず、
偶然生まれた音楽については、その瞬間には何の言葉も持ち得ない。
要は後付けでしか、語ることが出来ない。
私は経済学・経営学に詳しい人間ではないので、ドラッカーの言葉はイマイチ理解しきれない訳だが、
よく言われるイノベーションを、音楽業界・ビジネスにおける「音楽・作品の有り方」と考えると
なんとなく分かる気もする。
・・・いや多分相当間違ってんだろうけど(苦笑)


休憩室のMonologue
失恋だって!あはっ、青春真っ只中じゃない─
・・・私はそんな青春を、送ったことがありません。あしからず。

律子と気まずくなってしまい、ショックからセッションにも行かなくなる薫。
そんな折、父親から母の詳細を知らされる。
躊躇する薫だが、おせっかいの千太郎と共に、東京へ会いに行くことになり・・。


初めて演奏シーンが無い回だった。
だが薫に正真正銘Bill Evansが降臨しやがった(笑)
Complete Village Vanguard Recordings 1961/Bill Evans

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意外だったのは、今更気付いたのだが、千太郎が左利きだったこと。
だからどう、ということではないのだろうが、個人的に左利きの人間に非常に憧れがあるもので・・。
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「最高じゃないか、一緒に馬鹿になれる友達なんて。
 大事にしろよ?愛情と違って友情は一生ものだからな・・」

しみじみと染み渡る言葉ですね・・・。
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母親は何故、薫を置いて出て行ったのか?
そういえば1話で少し触れているだけで、まだ詳細は語られていなかった。
ジャズを通じて、今後それが話に出て来るのだろうか。

最後に手島葵が歌う「バードランドの子守唄」最高に心地良かった。

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一体何が始まった!?
ベルばらか?マリア様か?いや違う!(笑)
ここは何処の学園だ!!


不二子の狙いが、ある女学園に通う女生徒が持つペンダントであることを
把握した銭形とオスカー。そこにルパンの予告状も送られ、
オスカーは単独で学園に潜入する─
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しかし男の娘ってレベルじゃねぇぞこれは!!
当初は声の低い女性声優さんが演じているのかと思ったら、
梶裕貴さんがそのままやっていたとは・・。素直に騙された。
もうひとつ。後で気付いたが桑島法子さんが出ていたのは驚いた。
どこかで聞いた声だと思っていたが・・。

女は断じて 己のありのままの姿をさらすことはない
自然から産み付けられたままで 十分に他者から愛されるという
男ほどのうぬぼれが 女にはないからである─

休憩室のMonologue

全編にあふれるゲーテのフレーズ。
まったくもって恐ろしい女だ、峰不二子という女は。
”峰不二子
 恍惚も絶望も全てがお前を構成する因子達
 不二子 お前の全てを記録しよう
 血も涙も唾液も
 峰不二子という名の物語を全て。
 そう、お前のありのままの姿を”


ところで今回、初めて音楽が良いと思った。
この新シリーズは、菊地成孔が音楽を担当していることでも話題で、
私自身もファンなのだが、オープニングとエンディング以外は正直、あまり耳に残らなかったのだ。
今回はシーンに対する音楽の切り込みが、かなり鋭角になっていると思う。
ようやく印象に残る音楽を聴かせてくれた。
そういえばOPの「新・嵐ヶ丘」だが、当初は斬新だなと思っていたが、
よくよく考えるとスティーブ・ライヒそのままというか、
パクリといっても過言ではないことに、今更気付いた(苦笑)

Steve Reich - Kronos Quartet - Different Trains - America - Before The War - 1989



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Gift for Fanks(DVD付)/TM NETWORK

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木根尚登氏はTM NETWORK(TMN)のメンバーであり、作曲家であり、
ギター&キーボード&コーラスを担当している。

また在籍中には2曲、リードボーカルをとっている。

TMをよく知らない人からすると、「あのサングラスの人」「ギターを弾いていた人」で多分通じる(笑)
でも木根さんは本来ギタリストではなく、キーボーディストであるというのは、ファンの間では常識なのだ。
アマチュア時代はキーボーディストであり、TM初期のころはキーボードメインで弾いていたが、
ビジュアル的なこともあって、ギターメインとなった。
だがバリバリのギター弾きという訳ではなく、
ライブやレコーディングにおいては松本孝弘、葛城哲哉らを招いて活動していた。
TMにおいては最後まで脇役であったし、本人もそれを望んでいたようだ。

だが、木根さんの役割の大きさは、ファンが誰よりも分かっている。
この人がいなければ、TMはありえなかった。
幼馴染だった宇都宮隆を音楽の道に誘い、アマチュア時代には小室哲哉を自身のバンドに招いたのが木根さんだ。
その人柄と包容力に、二人は安心していたと思う。
だからこそ、TMは10年も続いたのだし、今現在、再結成も果たしている。
影のリーダーと言われるゆえんだ。

作曲家としても、名曲が多い。
シングルになることがなかったため、ファンにしか認知されていないようなのが歯痒いが、
TM時代はバラードの名手と言われ、「木根尚登のバラード」=「キネバラ」という言葉が定着したほどだ。
ファン以外に知られている曲というと「GIRLFRIEND」「大地の物語」が筆頭なのだろうか?
小室哲哉との共作だが「STILL LOVE HER」(シティーハンターのエンディングテーマ)が
一番有名かもしれない。

寡作であったが、秀逸なメロディーメーカーであり、
おそらくメンバーである小室哲哉が、木根さんに一番影響を受けていると思われる。

City Hunter 2 ED 2
http://www.youtube.com/watch?v=LxpmbieZndw


あとプレイヤーとしての木根さんだが、かなり過小評価されていると思う。
先述した通り、木根さんは生粋のギタリストではない。
松本孝弘、葛城哲哉の派手さに隠れてしまいがちなのだが、実は確かの力量をもっている。
それがはっきり分かるのが「コロシアム」というライブ盤だ。
>COLOSSEUM I/TMN

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92年に出されたものだが、特定のツアーのライブアルバムではなく、
様々なライブ音源を、架空のライブのごとく編集したものだ。
TMのライブというと、何かしら大掛かりで派手なイメージがあり、実際その通りなのだが、
視覚的な要素を抜きにしても、音だけでも聴かせるライブバンドだったことが分かる。

ライブビデオやTVだと、なぜか音量が押さえ気味になってるようだが、
何よりも木根さんのギターが、左チャンネルからはっきり聴こえるという点が非常に重要だと思う。
「元祖エアギター」などと(愛をもって)揶揄される木根さんだが(笑)
作曲家・コーラス・キーボーディストだけではなく、ギタリストとしても役割を担っていたことが分かるはずだ。

90年の「リズムレッドツアー」の際のドキュメント本に、スタッフの興味深い証言がある。
「ゲネプロからツアー前半は木根さんに助けてもらいました。小室さんのキーボードと葛城さんのギターが
 どうしてもうまくミックス出来なかったんです。(中略)
 その小室さんと、葛城さんの中に木根さんのギターをミックスしようとするとすごくシックリくるんですよ。
 木根さんの音ってすごく大事な大切なんです」
「木根さんの性格やTMでのポジションそのままのギターの音だね。
 ”俺が、俺が”っていう自己主張型じゃないけど、なきゃいけないんだよ」


とまあ、プレイヤーとしての木根さんについて、熱心に語ってしまったが、
2010年に出された「木根本」で、木根さん自身がTM時代を振り返って語っている。
「申し訳ないけどTM時代は演奏にはあまり一生懸命じゃなかった」
ちょっとがっかりしてしまった、やれやれ・・・(笑)。

本人にもいろいろ葛藤があったのだろうなと勝手に想像するが、
「作曲家」という基幹だけは、決して揺るがなかったのだと思う。
だからこそギタリストに転向したり、ライブでパントマイムなどのパフォーマンスをしたり、
いろいろな挑戦が出来たのではないか、というのは穿った見方だろうか。


Ipanema '87 - TM NETWORK
http://www.youtube.com/watch?v=YuI_2QbK-eY


TM NETWORK -REMASTER- HUMAN SYSTEM
http://www.youtube.com/watch?v=nqqlcNN65nQ&feature=relmfu


ALL-RIGHT ALL-NIGHT
http://www.youtube.com/watch?v=-zESJNIGtNU

TMN - Time To Count Down
http://www.youtube.com/watch?v=qNsAy2HH3E4

TMN - 69/99
http://www.youtube.com/watch?v=GsCUfk_h1G8
休憩室のMonologue休憩室のMonologue
5/4、木根さんのミニライブが、イオンモール高崎で行われた。
先月発売された2枚のベスト盤「キネベス」「キネバラ」のプロモーションなのだが、
TM時代はともかく、木根さんがソロで群馬に来るのは初めてではないか?
「これは見逃すわけにはいかない!」と高崎まで、車を飛ばして観に行った。
直に木根さんの姿を見るのは、実に13年ぶりになるのか。
しかしソロデビュー20周年とは・・・時間が経つのは何とやらだ、全く。

12:00からと14:00からの2回の公演があったのだが、
14時からのLIVEを観た。
イベントスペースの席にはお客さんが一杯で、周りは立ち見客で溢れていた。
お客さんが少なかったらどうしようかと、密かに心配もしていたのだが(笑)
ライブは基本、木根さんの弾き語りがメインで、カラオケと一緒に演奏したり、
完全にカラオケだけで歌ったりで、全部で5曲。30分のライブだった。
先月のTMのライブ中継を観たとき、ちょっと老けたかなとも思ったが(笑)
やっぱりいつもの木根さんだった。

ライブが終わって、サイン会と握手会があり、思わず参加してしまった。
これを逃すと、至近距離で木根さんを見る機会は、当分ないだろうと思ったのだ(笑)
私は有名人に対してサインとか一緒に写真をとか、積極的に求めることをまずしない人間だし、
年甲斐もなく・・などと思ったりもしたのだが、
・・・・まあ、たまには良いでしょう(笑)
休憩室のMonologue
SET LIST
1.君への道(ソロ曲 弾き語り)
2.FOOL ON THE PLANET(TMカバー 弾き語り+カラオケ)
3.TELEPHONE LINE(TMカバー カラオケ+ハーモニカ)
4.STILL LOVE HER(TMカバー 弾き語り+カラオケ)
5.青空(ソロ曲 弾き語り)
※途中のMCでTMの新曲「I am」をCD音源で紹介したとき、
サビに合わせて、コーラス部分を少し歌ってくれたのが嬉しかった。


木根さんがいなければ、私はTMのファンにはならなかったし、
そして今でも、ファンで居続けることはなかったと思う。
それは確かなことだ。
私がTMを知ったのは、あのアニメ「シティーハンター」のEDであった「GET WILD」だ。
当時ではそれはもう、衝撃的な音楽だったのだ。
そして「SEVEN DAYS WAR」も良いなと思って聴いたが、
以降はそんなにハマることはなかったのだ、正直なところ。
当時は大江千里や、渡辺美里を積極的に聴いていた。
きっかけは89年TMの活動休止中に、木根さんのラジオを聴いたことだ。
あのクールなイメージからかけ離れた、ソフトでやわらかい語り口に大いに驚き、
また木根さんの曲の素晴らしさを知って、一気にはまり込んだ。
木根さんがソロ活動を始めたのは92年からだが、デビュー曲「泣かないで」は一瞬ではまった。
「もう戻らない」も好きで、TM終了後のシングル「ホントの君、ウソの君」には感動した(もちろん映画も)。
アルバムはずっと聴いていたし、ちなみにライブも2度足を運んでいる。

ところで、先に述べたアルバム「キネバラ」(TMのセルフカバー)だが、
木根さんらしい、アコースティックな肌触りで名曲が奏でられている。
どちらかというと、フォークアルバムと銘打った前作「中央線」の流れか?
個人的には、サウンドにもう一捻り欲しかった気もするが・・・。
木根尚登20周年記念ベスト TM楽曲集 キネバラ/木根尚登

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先日、母と車で出かけたときに「キネバラ」を車内でかけたのだが、その際の会話を掲載する。
(母は木根さんがTMの一員であることは知ってます)

「・・ねぇ。木根さんて他の人に曲を書いたりしているの?」
「うん。渡辺美里さんとか浅香唯さんとか・・けっこう書いてるよ」
「何かこの人の歌って、おとなしめというか派手さがないのよね。曲は良いのに。
 もっと歌のうまい人に歌ってもらったほうが、良いような気がするんだけど・・・」

「ああ、なるほどね・・」


・・・いやこれはすぐに反論できない話で(笑)
実は私も同感で、小室氏がglobeを組んだように、プロデュースだけではなく、
木根さんも、自分の曲を歌ってくれる歌手を招いてバンドを組めばいいのにな・・とずっと思っていたからだ。
私のようにTMや渡辺美里さんの曲を通じて、木根さんの曲の素晴らしさを十分に分かっている人は数多くいるけど、
その前提があって木根さんのファンである、という一面は否定しにくいのだ。
つまり木根さん自体、歌は抜群にうまいというわけではないし(もちろん味わい深い声ではあるけど)
TMはあまり知らない人が木根さんのソロを聴いても、曲の良さは簡単には理解できないかもしれない。
母が言ったように、他の人に歌ってもらったほうが明らかに伝わりやすいという話もよく分かる。

でもTMが完全復活を果たした今、新しいバンドを組む必要はないのかもしれない。
だとするならば、TMにおいて早く木根さんの曲を聴きたいを願うばかりだ。


※あと私が木根さんのアルバムで好きなのは、TM終了前の2枚のミニアルバムと
小室哲哉プロデュースの「REMENBER ME?」
ほぼ全曲自身がアレンジを手掛けた「Begining Place」
そして「LIFE」である、と追記しておく。
Roots of The Tree/木根尚登

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