さて、今回は、80ストロークが壁だと感じるゴルファーのためのポイントのお話です。
ホームコースの月例競技に出て、競技が終わった後、ハンディキャップがシングル間近の方に、どうしたら80切れますかと質問を受けました。
僕のホームコースでもそうですが、月例競技に出ている方で、10~14くらいのHDCPの方は、結構80を切りたいという思いと、どうしたら、80が切れるか、、つまり70台でラウンドできるかということを考えている方も多いです。
そうして、そういう方のラウンドを見ていると、ある共通点が出てきます。
共通点その1:ティーショットで、大きくミスショットをする時がある。
これは、もちろん、OBですね。競技の場合、OBになるミスショットは、基本的にやってはいけないミスになります。その理由は、ストロークを費やすだけで、前に進めないからです。
これが、通常のプライベートラウンドだと、プレイング4を採用したりもできますので、ペナルティは払いますが、前に進むことができます。
しかし、競技の場合、OBは打ち直しになります。つまり、ペナルティーを払っても、前に進むことができないわけです。
そのため、同じミスでも、ティショット、トップや、ダフって、150yしか飛ばなくても、これがOBでない限り、このミスはOKです。
前に進んでいるからですね。
つまり、競技ゴルフでは、OBをいかに避けるかというゴルフの組み立てが必要になります。
共通点その2:ショートゲームのミスが多い。
プロでも、全ホールパーオンすることはほとんどありません。PGAツアーでも、平均パーオン率100%のプロは誰もいません。
つまり、必ずパーオンすることはないわけです。しかし、パーオンしなくても、そこからパーをとってくる確率は、プロとアマでは格段の違いがあります。ここの技術を上げることが、もう一つ上のランクへの鍵になります。
例えば、ハーフ 39で回るためには、こんな感じになります。
パーオン:3回で2パット
ボギーオン:6回
ボギーオンで1パット:3回
ラウンドで、パーオンを6回目指せばいいと思います。そして、残り12ホールで、1パットを6回。
もし12ホールでダボを1回でも、79で回れる計算になります。
特にホームコースがある方は、事前にOBがどこにあるかわかっているはずです。
そして、OBになったホールを分析します。例えば、左サイドにOBがあるホールでチーピンを打って、左OBになったとかですね。
そうすると、チーピンをなくそうというのは、そうそう簡単ではありません。チーピンが出ないように振ろうとするのも難しいと思います。
そういう場合のお勧めは、
・グリップを少しだけスライス気味に握る。
・ボール半個分、ボール位置を右にずらす。
チーピンの原因は、フェースが左に向いたままインパクトすることなので、フェースが真っすぐか右に向けばチーピンは出ません。
スイングを変えずに少しだけ、グリップやボール位置を変えるとチーピンは出なくなります。
次に、左右OBの狭いホールの場合ですが、これは、難易度が高くなります。
一番簡単なのは、ティーを少しだけ低くすることです。ティーが低くなれば、弾道も自然と低くなるので、ボールの曲がりが減ります。
この辺りを組み合わせながら、常に同じボール位置、グリップ、ティーの高さではなく、少しの変更で、OBを出さなくするポイントを探してみてください。
次にショートゲームですが、これは、まずは、練習量だと思います。いくつかのポイントがありますが、まるずは、自信をもってアプローチできる打ち方を覚えましょう。
そして常に同じウェッジ、同じ打ち方を続けることで、どのような打ち方でも、ある程度慣れてくれば、上達につながります。
そして、パター。 最後は、パットが決まるかどうかです。
このパットに関しては、どんなフォームでも、どんなパターでも大丈夫です。思った通りに思ったタッチで打ち出すことができるかどうかが重要です。
それと、グリーンの読みも大事な要素です。
特に、どのくらい曲がるというのではなく、上り下りを意識したライン読みができるかです。
まず、グリーン全体の形状を把握します。
特に、マウンドがある場合は、どこにマウンドがあるかをはっきり確認します。パッティングラインにマウンドがかかると難しさがかなりアップするからです。
そして、このような複雑なラインは、入ればラッキーくらいに考えて、とにかくカップにボールを入れるよりも、カップの近くにボールが止まることを意識したほうがいいですね。
例えば、大きくフックするラインの場合、カップを過ぎてから、80cmで止まるとすると、80cm上にさらにラインを大きく読む感じになります。
ただ、打ち出しで、大きくカップを外すとその分、上りになる部分も増えるので、少しタッチも強めになります。
どちらにしても、思い通りに動かすパターが重要です。
最近では、ネオマレットは、パターとしては、まっすぐ動かしやっすいのでいいですね。
また、パットが得意な人は、マレットよりも、ピン型や、L型のほうがタッチを出しやすいかもしれません。
いろんなパターを試すのもいいですね。
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さて、今回は、キャロウェイのプロ用限定ドライバー EPIC FLASH SUBZEROダブルダイヤモンド、トリプルダイヤモンドのお話です。
目次
1:キャロウェイEPIC FLASH SUBZEROダブルダイヤモンド、トリプルダイヤモンドとは?
2:キャロウェイEPIC FLASH SUBZEROとの違い
3:どんな人に合うクラブか?
1:キャロウェイEPIC FLASH SUBZEROダブルダイヤモンド、トリプルダイヤモンドとは?
キャロウェイから新しく発表されたEPIC FLASH SUBZEROのプロ向け限定ドライバーです。
これは、新たに新製品として開発されたわけではなく、EPIC FLASH SUBZEROのプロ向けの要望を取り入れたモデルになっています。
つまり、プロ支給用として制作されて、通常では、市販品として販売しないところを数量限定で販売しようとする試みで、いわゆるツアー支給品といわれているモデルになります。
それを、メーカー自身が販売するという形になっています。
それで、まず初めに、 EPIC FLASH SUBZERO ダブルダイヤモンドですが、
ディープフェースで、スピン量が少なくなっているモデルです。
これは、通常のEPIC FLASH SUBZEROよりもさらにスピンの少ないショットを打ちたいというプロの要望に沿って設計されたと想像できます。
フェース自体は、AI利用で開発されたフラッシュフェースをもちろん、装備。
クラウン部分は、もちろん、カーボンですが、フェース近くのグレーのラインがなくなって、すっきり構えられるようになっています。
そして、ヒール部分には、ツアープレーヤー向け検品基準を満たした証、“TA”の刻印があり、ツアー支給品同等のモデルの証にもなっています。そして、この検品基準は、公式には発表はありませんが、おそらくフェースの反発係数が、市販品よりもギリギリになっていると思われます。
プロの使用するクラブは、万が一にも反発係数オーバーがないように、1ヘッドごとにちゃんと計測されています。そして、反発係数が超えなくて、しかもギリギリのものを採用するわけです。
このあたりは、飛距離にもつながるので大事な要素ですね。
続いて、EPIC FLASH SUBZEROトリプルダイヤモンドですが、
まず、サイズが、450ccと少し小さくなっています。そして、ヘッド形状が、洋ナシ形になっているので、ヘッドは小さいながら少し重心距離は伸ばすような形状ですね。
つまり、左に行き難い仕様になっています。
ヒール部には、◆◆◆のマークがあり、池田勇太プロもこのドライバーを使用していました。
あと、ソール前方のスクリューウェイトですが、このトリプルダイヤモンドは、4g搭載されています。後方のウェイトは、12gなので、16gのなかでの調整ができるわけです。
2:キャロウェイEPIC FLASH SUBZEROとの違い
通常のEPIC FLASH SUBZEROとの違いですが、まず、ヘッド形状が違います。そして、構えた感じでいえば、クラウンのグレーの線がなく、シンプルになっています。
洋ナシ型のトリプルダイヤモンドに、ディープフェースのダブルダイヤモンド。
そして、最大のポイントは、ツアーモデルの証の、TAの刻印だと思います。簡単に言うとツアー支給品同等ということです。
あと、価格もキャロウェイの公式サイトで、92,000円と少し高くなっています。
通常のEPIC FLASH SUBZEROで合う人は、そのままでもいいと思いますが、飛距離性能も変わってきそうですね。
3:どんな人に合うクラブか?
今回のEPIC FLASH SUBZEROダブルダイヤモンドですが、これは、やはり、ドライバーのスピン量がかなり多めの人には合いそうですね。
というのもディープフェースで、従来のEPIC FLASH SUBZEROよりもさらに低スピンを求める人にはぴったりだと思います。
あと、EPIC FLASH SUBZEROトリプルダイヤモンドは、EPIC FLASH SUBZEROよりも、つかまりにくさを求める人に合いそうです。
しかし、もともとの、EPIC FLASH SUBZERO自体が、スライサーがつかめることができような設計にはなっていませんので、どちらも、ヘッドスピードがあり、ボールをしっかり捕まえられる人に合いますね。
その中での、スピン量や、つかまり具合などの違いという感じです。
今のEPIC FLASH SUBZEROを試打して、満足できない人にはいいと思います。
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さて、今回は、ウェッジの寿命のお話です。
目次
1:ウェッジに寿命がある?
2:ウェッジの寿命の見極め方。
3:ウェッジを長く使えるアプローチ。
1:ウェッジに寿命がある?
みなさん、ウェッジは、どのくらいの期間使っていますか?
アマチュアの場合は、結構気に入ったら、長く使うという人も多いです。
ゴルフクラブの場合、何らかの事故がない限り使えなくなるということは、ほとんどありません。そのため、長く使っている人も多いわけです。
長く使うメリットもあります。
1:距離感が合う。
長く使っていると、どのくらいの強さで打てばどのくらい飛ぶというのが体に染みついてきます。そのため、20ヤード打とうと思うと20ヤード打てるようになったりします。
2:ミスが少なくなる。
これも、長く使うことでクラブに慣れてきます。特にアマチュアの場合グリーンを外すことも多くあるので、プロよりもウェッジを使う頻度が高くなります。そのため、ミスの学習能力も高くなり、こう打てば、こんなミスになるかもという想像もつき、それを避ける方法も考えて打つようになります。
しかし、なぜ寿命があるという話になるのでしょうか?
2:ウェッジの寿命の見極め方。
僕は、以前石川遼プロとラウンドした時に、ウェッジはどのくらいで変える?と聞いたところ、約3か月との答えでした。それで、交換時期の目安は、ポッコンボールが出たときと言っていました。
このポッコンボールって何?ということですが、プロの場合、スピンタイプのボールを使っていて、ノーメッキのウェッジを使っています。そして、テクニックもありますが、アマチュアと比較して、かなりスピン量が多いアプローチをします。
この場合、フェースを開いてもスピンを利かすと、実は、低弾道で飛んでいき、グリーン上で、ギュっと止まるアプローチになります。
このアプローチを初めて見るときっと驚くと思います。例えば、グリーンエッジまで10ヤード、ピンまでエッジから10ヤードの20ヤードのアプローチの場合、59度のウェッジでさらにフェースを開いて、ヘッドを積極的に走らせてアプローチするわけですが、1m程度の高さで、キャリーが15ヤード出て、ファーストバウンドで3ヤード程度前にはねて2バウンドでわずかに跳ねて、3バウンド目にギュっと止まるケースが多いです。
それが、溝が減ってきたり、ウェッジの平面度が悪くなったりすると、スピンが利きにくくなり、同じように打つと、ボールが高く上がり、スピンもギュっとかからなくなります。
これが、プロの言うポッコンボールです。
これが出た時が、プロにとってウェッジの寿命ということですね。
最近では、ソールがすり減ってバンスが利かなくなったとかというわけではなく、ソールが減るほど使ってないということになります。
3:ウェッジを長く使えるアプローチ。
プロの場合、ウェッジの寿命は、スピンが掛かりにくくなった時になります。
一方アマチュアの場合、このくらいギュッとスピンがかかるアプローチをしている人は少ないです。
多く見かけるアプローチは、ボールの位置は、スタンスの真ん中で、シャフトもハンドファーストにせず、まっすぐ構えて、ボールを払うように打つアプローチです。
なぜ、このような打ち方が多いかというと、それは、人工マットに原因があります。
練習場でアプローチも少し練習していると思いますが、最近の練習場は基本的に人工マットの上で打つことになります。
そうするとアイアンショットなどもそうですが、ハンドファーストに構えて、ダウンブローで打つよりも、払って打つほうがきれいにボールは飛びます。
アプローチも安定して打つことができるわけです。
あえて、アプローチをダウンブローに打って、人工マットの抵抗を受けながら打つ必要もないわけです。
それで、基本はこの打ち方でいいと思いますが、インパクトでフェースを開いてしゃくるような動きにさえならなければOKです。
そして、少し高く打ちたいときは、左足のかかとにおいて、打ち方は同じ。逆に少し低く出したいときは、右足寄りにおいて打ち方は同じ。
この3種類は、基本的にすべてピッチエンドランなのですが、この打ち方で、通常営業のグリーンであれば、十分攻略できる打ち方です。
そして、この打ち方だと、多少ウェッジの溝がなくなっても、フェースの平面度が悪くなっても、大きな弾道の差にはなりません。
このアプローチの打ち方であれば、長くウェッジを使えるし、長く使うとそれだけ距離感などが合うメリットもあるので、お勧めです。
あと、素材もフェースが弾くような素材でなければ、軟鉄でもステンレスでもOKです。
ただ、ライ角は合わせられるウェッジのほうがいいですね。
ライ角があってないと、ウェッジとはいえ、出玉の方向が狂うので、チップインもなりにくくなりますね。
みなさんのウェッジも一度点検してみてください。
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