クリエイターのための格言 -8ページ目

■作品は、多くの必然とちょっとの偶然で成り立つ

偶然性の無いものはつまらん。
偶然だけで作られたものは薄っぺらい。

偶然を呼び込むためのスキマを、必然で作り込んでいく。
漠然と偶然を期待しても、まさに偶然にしか訪れることはない。

■アーティストは表現者であり、クリエイターは創造者である

アーティストとクリエイターの違い、その2。

■技量は道具でわかる

「弘法 筆を選ばず」

ということわざがあるが、

達人(技量のある人)なら、どんな道具を使ってもキチンと仕上げる

……という意味だと思ったら大間違い!

まず、このことわざから解説すると、筆って一口に言ってもいろんな種類(楷書用や写経用など)がある。弘法大師(空海)ほどの達人なら、どれを使ってもそれなりに書けてしまうほどスゴイのだ!……っていうことであって、達人に道具の善し悪しは関係ないっていう意味ではない。

実際、弘法大師は状況や目的などに合わせて筆を使い分けた。また、筆の作り方を論じた書をがあるほどなので、粗末な作りや質の悪い筆を使うことはなかったはず。

ってことで、「弘法はキチンと筆を選ぶ」が正しいですな。

はい。前置きはココまで。

どんなクリエイターも、何かしら道具を使うはず。(本当の道具は頭の中なんだけどね)

・どんな道具を使っているか。
・その道具を使いこなしているか。
・道具の整備(メンテとか設定とか調整)はされているか。


だいたい、この三点に注目すると、その人ができるかできないかっていうのがわかる。(ココでは技量のみに着眼しているので、センスとかそういうのは別)

高価な道具がいいとは限らない。安くてもいいモノはある。でも、本当にいいモノっていうのは、どうしても高価になってしまうんだよね。いつも使うモノ、重要なモノっていうのは、やっぱりいいモノでありたい。っていうか、いいモノ使わなきゃダメだね。

基本的にモノにこだわりと愛着がないひとっていうのは、クリエイターとしてどうかなって思うけど。そういう人って、アーティスト系に多いんだよね。

ということで、人の技量を見るには道具を見る。逆に人からは道具で技量を見られるので、道具にこだわるっていう結論でシメ。