■ダメなヤツ、嫌いなヤツほど役に立つ
「役に立つ」って言っても、仕事を振ったときにいい仕事をしてくれるっていうわけではない。
いわば反面教師。
自分とは合わない、嫌い、ムカつく・・・みたいな人間とは、つい距離をおいてしまいがち。視界に入っていても意識しないことも多い。しかし、そんな人の一挙一動、一言一句を注意深く観察してみよう。
どんどんムカついてきたり、どんどんイヤになったりするかもしれないがそこはじっと我慢。
次第に、なにが理想か、なにが最善か。どうしたらダメなのか、どうすればいいのかが見えてくる。
クリエイターなら、ふだんは理想を追い求めたり、誰かを手本にしたりと前向きな姿勢になっているはず。
たまに後ろを向くことで、より前がハッキリと見えることだろう。
■(-)×(-)=(-)
数式では、(-)×(-)=(+) マ イナス×マイナス=プラス である。
しかし、実際の作品づくり、それ以前に実生活においては、マイナスにマイナスをかけたところでプラスに転じることはない。
「悪いときには悪いことが重なる」とはよく言ったもので、そんな状況が結果的に良くなることはない。
じゃあ、打開策はあるのかというと、残念ながらそれはない。
しかし、実際には同時にいくつもの状況、事象が重なり合っているのだから、他から補填してそのマイナス分を取り返すことをすべきである。
つまり、ひとつの数式(モノゴト)にとらわれていると、ダメっていうこと。
■情報はコンパクトに、情感はゆとりから
作品づくりの中で情報を伝えたい場合、なるべくコンパクトにまとめるようにする。
情報伝達とは制作者側の都合であり、事務的なものだ。
これに時間やスペースを割いてはいけないのだ。
情報がコンパクトになったぶん、作品全体に余裕ができる。
そのゆとりから、情感は生み出されるのだ。
情感には時間やスペースが必要。なら、その余裕は作るべきなのである。