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渋谷ではたらく広告思想と技術革新

サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

朝日放送、NTTデータなど6社、P2P技術基盤の広告付き動画の配信実験実施


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朝日放送、博報堂DYメディアパートナーズ、NTTデータ、

Webプロデュース、ドリームボート、デジアサの6社は25日、

「P2P(ピアツーピア)技術を基盤にした広告(CM)付き動画配信実証実験」を

共同で実施することを発表した。


なお、実験にあたっては、ターゲティング広告実験(視聴者属性によるCM素材の差し替え)、

CM秒数効果検証(15秒、30秒CM効果検証)、

コンテンツ連動型販売促進検証(コンテンツ内容および視聴者属性ごとに

表示する販売促進内容を動的に差し替え)などの新広告サービスを実験導入し、

広告効果、視聴者のユーザビリティなどの検証を行う予定だ。

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こんなたくさんの会社でやると


収益の配分が大変そう。。

(この座組みで今後もやるのであれば、ですが)




あと、実験の内容がイマイチですね。



「広告効果」を実験するのではなく、


「広告モデル」を実験しないと


今までの動画広告で実験してるのと


あんまり変わらない気が。



GoogleとWPPがオンライン広告の研究を助成、心理学・脳科学も援用


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GoogleとWPPが、2008年の秋に発表した助成プログラムに応募したのは

120のプロジェクト。選ばれた11のプロジェクトは、

オンラインメディアが消費行動と意志決定に与える影響を

さまざまな観点から研究するもので、

3年間で最高460万ドルの資金提供を受けることができる。


 選ばれたプロジェクトは、ハーバード・ビジネス・スクール、

マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学など、

大学の研究機関の研究者によるもので、そのテーマは検索技術から、

ブランド構築、心理学、脳科学を援用したものまで多岐にわたっている。

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詳細はこちらに。

(英語です)


どのテーマも興味深いです。



こういうの、日本でもやったら面白そうですね。


グーグルとWPPの組み合わせだから


変な利害関係が表出してなくて、いい感じです。



日本のこの手のものは、


発表者の立場を正当化する匂いが強く、


「言説(ディスクール)」に近い気がする。

※批評用語としての「ディスクール」はフーコーが託した意味を引き継いで使われることが多く、

 単なる言語表現ではなく、制度や権力と結びつき、

 現実を反映するとともに現実を創造する言語表現であり、制度的権力のネットワークとされる。

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



「広告効果」についてのものとか、


特にそんな気がする。





先週の金曜日に


「あした会議」がありました。



社長と中山さんのチームの助っ人枠で


参加させて頂きました。




今回、一番、学習したこと。



「これはやったほうがいいのではないか?」


「こうやったほうがいいのではないか?」


程度の、極論、「参考になれば」みたいな覚悟で考えていては、



「やること」


を前提で考え、責任をおっている人間には


絶対に勝てないし、


意識の差が大きすぎる。




自分の部門だと、


「やること」を前提で考え、当然責任をおうので、


「参考程度に」みたいにしか考えてない人には負けない自信があるし、


組織についてとか考えても、


実際、自分よりいい考えが出てくることは、


そんなにあることではないように思う。




ただ、


全社における新規事業に関しては、


自分はまだ「参考程度に」みたいな覚悟でしか


考えられてないのではないか、


と思った。




G5版あした会議に優勝した時の、


あの、ちょっとした空しさも、


ここにあるんだと明確に認識できた。



「参考になればいい」みたいな覚悟で


新規事業や、組織について考えるのは、


これからは一切やめたい。