京男がSEOマスターを目指すブログ -27ページ目

いちばんたいせつなことは・・・


サン=テグジュペリの名著、『星の王子さま』の一節から


(今回は河野万里子訳を参考。個人的には池澤夏樹訳が好きです)





自分の星に一輪のバラを残して旅立った王子さまは


地球にたどり着き、あるキツネと出会う。


キツネは、自分と友達になるためには


“apprivoiser”が必要なのだと伝える。



(“apprivoiser”の翻訳については諸説あるので


 http://www.lepetitprince.net/sub_shoshineuv/apprivoiser.html 参照)




キツネの言う


「君のバラがこの世に一輪だけしかない」


その意味について王子さまは考え、


地球に咲く多くのバラたちを見て、そして気付いた。




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「君たちは美しい。


 (中略)


 でも、あのバラだけ、彼女だけが、


 きみたちぜんぶよりもたいせつだ。


 ぼくが水をやったのはあのバラだもの。


 ついたてで守ってやったのも、毛虫をやっつけてやったのも。


 文句を言ったり自慢したり、


 ときどきは黙り込んでしまったりするのにまで、


 耳をかたむけてやったのも。


 だって彼女は、ぼくのバラだもの」


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そして


キツネの元に戻ってきた王子さまに


キツネはこう告げた。



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「じゃあ秘密を教えるよ。とてもかんたんなことだ。


 ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。


 いちばんたいせつなことは、目に見えない」



「きみのバラをかけがえのないものにしたのは


 きみが、バラのために費やした時間だったんだ」



「人間たちは、こういう真理を忘れてしまった」



「でも、きみは忘れちゃいけない。


 きみは、なつかせたもの、絆を結んだものには、


 永遠に責任をもつんだ。


 きみには、きみのバラに、責任がある・・・」



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これは


王子さまと自分の星に残してきた一輪のバラとの関係について


キツネが語った部分であるが、


自分にとってあらゆることに当てはまるのではないだろうか。


仮に、キツネの言葉の「バラ」「仕事」に置き換えたとしても。




ドラッガーもまた


「仕事とは責任である」


と述べている。




でも、そんな難しい本を読まなくても


生きるうえで大切なことは、こんなにも身近なところに


しかも、みんなが幼い頃からあったのだ。


ただ、それに気付かずに生きてきただけで。



「いちばんたいせつなものは、目には見えない」