今日はオーストラリアでは冬至です。
1年で一番日照時間が短い日です。
日中は日向で半袖でも過ごせるくらい
暖かなゴールドコーストですが、
今朝起きた時はベットから出るのがちょっと億劫な冷え込みでした。
日本は師走に冬至ですね。
祖国の冬至をふと思い出して見ました。
冬至といえば柚子湯ですね。
昨日近くのお店でこんなものを
見つけました。
カフィア・ライム
日本ではこぶミカンと
呼ばれているそうです。
大きさが柚子くらいです。
カフィアライムの葉は、
タイ料理でおなじみの
トムヤンクンには欠かせない香りだそうです
知りませんでした！
それから冬至にはかぼちゃの煮物など
懐かしいですが、
こちらでは手のひらに乗る
カワイイこちらのスクワッシュ。
スライスして野菜炒めなどで登場する
かぼちゃの種類です。
ところで冬至は1年で最も日照時間が短いことや寒さも厳しくなる季節で、
陰極まれりなんて呼ばれるそうですね。
それとは逆に一番低い底をつくのだから
あとは日々上昇していく分岐点、
一陽来復と考えることもできます。
物は言いようですね。
そして、人によって感じ方は
正反対の時があります。
そういえば以前、
ある共同作業をしていた時
その人が本当に身を粉にして
頑張っておられたので、
感謝の気持ちを込めて
労いの言葉をかけました。
もちろんこれからも一緒に
共同作業を進めていきましょうという
前向きな気持ちを込めてでした。
すると
上から目線だと逆上
されたことがありました。
自分が意図していない結果に、
びっくりして
やがてドーンと悲しい気持ちになりました。
感謝の想いで伝えた言葉が、
なぜ相手にはトゲになって
捉えられてしまったか自分を責めました。
何ヶ月かして、
同じ人があちらでも、こちらでも
似たような状況を引き起こしていることを
風の便りで聞きました。
心が一瞬、ザラッとなりましたが、
過去の出来事に何も痛みはありません。
私自身も誰かの言い方に
カチンとくることがあります。
その時の心理状況でも
感じ方は違ったりします。
どんどん年齢を重ねていくうえで
頑固になりがちな頭を柔軟に保つために
私が 心がけたいことに、
時に手厳しい助言をしてくれる友人の言葉にもしっかり耳を傾け、
本当に相手が大切なら真実を包み隠さず伝える勇気も必要だということです。
相手を傷つけようと
意図的に悪意を持っているならともかく、
感謝や思いやりの気持ちを込めたにもかかわらず相手には逆にとられてしまったなら
自分を責めなくていいのだと思います。
そんなことを気にしすぎて
人間関係が億劫になるなんて
もったいないことです。
今日はオーストラリアの冬至。
陰極まれりか
一陽来復か
あなたにはどちらの1日でしょうか。