ソーシャルメディア集客法・セミナー講師のマッカイ清美です。
さて、スペイン国境を越えて、南フランスピレネー山脈のふもとに来ています。
このあと、再び国境を越えて今日はスペインに入っている予定でした。
ところが、予想外の素敵な偶然で、ある街に足止めを食っています。
それはなんと、フランス奇跡の地、ルルドの泉です。
ここは今から150年前、ある貧しい少女が薪ひろいに来ていた洞窟の近くで白い聖なる光とそう遇したことから始まります。
その白い聖なる光は、少女の前に合計18回姿を現しあるとき、こんなお告げをします。
「行って泉の水を飲みあなた自身を清めなさい」
少女が川のほうへ行こうとするとその白い光は、洞窟のほうをさしたといいます。
そしてそこから清らかな水があふれ出したというのです。
その噂は瞬く間に村中に広まり、少女が見たその白い光はそのお姿から聖女マリア様ではないかとうわさされだします。
やがて、その泉の水を持ち帰った村人の間で病気が治ったという噂になり、のちにカソリック教会を巻き込んでの大きな騒動に発展していったそうです。
その少女はやがて教会に使える身になり、病気で30代の若さで亡くなりますが・・・
150年経た今もご遺体がまるで眠ったままのように完全なお姿で残っています。
ご遺体が腐敗を防ぐ処理をしていないものかかわらずなぜ完全な姿で残っているのか、その理由はよくわからないようです。
3回のご遺体の検証を受けて、聖人として認められた聖女のお顔はいまは両手とお顔の部分のみ薄い蝋のマスクで覆われてはいますが、亡くなった当時と変わらぬお姿のようです。
ルルドの泉に関しては、賛否両論、これまで様々な科学的な検証もなされてきました。
みなさんはどうお感じになるでしょうか。
少女が見た、聖マリア様のお姿は白い光、足元に黄色い薔薇と手にはロザリオが見えたといいます。
その白い聖なる光は、のちに彫刻されその洞窟の入り口に収められました。
現在では、世界中からカソリック教徒たちの巡礼の地として訪れる人が絶えません。
そして、その奇跡の泉を信じて、難病や、末期の症状で苦しむ人たちがこの地に最後の望みをかけて集まってきます。
ルルドの街は、そうした巡礼者のために、ボランティアや看護師たちが、車いすをおしてお世話をしています。
また、この地を訪れることができない家族に代わってキャンドルをともす人たち。
中には数日間かけて炎をともし続ける20キロ近いキャンドルも。
私もがん手術をした実父の回復、そして、祖国日本の再生を祈ってキャンドルをともしました。
さて、思いもよらない、フランススピリチュアルの旅に突入。
しかし、スピリチュアルな体験はこれだけにとどまりませんでした。
続きます☆~