ソーシャルメディア集客法・セミナー講師のマッカイ清美です。
さて、南半球からヨーロッパに向かう途中でシンガポールに立ち寄っています。
今回で3回目のシンガポールですが、私の大好きな場所はこちらのラッフルズホテル。
熱帯のからみつくような気候の中、コロニアルでクラシックなスタイルのこのホテルの敷地内に足を踏み入れた途端に、時が止まったかのような錯覚があります。
シンガポールの国宝にも指定されている白亜のホテルです。
戦時中は悲しい歴史の舞台にもなったシンガポールですが、さまざまな歴史を刻みこんでその美しい姿が、近代的なシンガポールの街の中にあります。
イギリス植民地建設者でシンガポールの創設者、トーマス・ラッフルズの胸像。
さまざまな物語に登場するロングバー。
シンガポールスリングというカクテルの発祥地として有名です。
夏の昼下がり、人の姿ががまばらなコートヤード。
それでは画像で敷地内を散策なさってください。
むせるような熱帯の空気の中に手入れの行き届いた中庭。
敷地内にいくつかある噴水の中で彫刻の施されたファウンテン。
コートヤードからロビーへ向かう長い廊下。
緑に囲まれたテラスの一角。
私が初めてシンガポールを訪れたのは、2008年8月のことですが、その時は傷心で、オーストラリアから日本に向かう途中のことでした。
たまたま手にした村上龍の小説「ラッフルズホテル」に登場するシンガポールの街を、小説さながらさまよったことを思い出します。
10年ひと昔。
時が解決することがたくさんあるのだなあ、となんだか、ひとり瞑想モードに入った昼下がり。
ラッフルズホテルがクラシカルなシンガポールの代表とすれば、こちらはまさに伸ぎゆくシンガポールの新しい顔でしょうね。
マリーナ地区は、こんなすごいことになっていました。
それにしても、度肝を抜くすごいデザインのマリーナサンズ。
ホテルの上に、ノアの方舟が座礁したようなデザインです。
シンガポール。
本当に、おもちゃ箱と宝石箱をひっくり返したような東洋のパンドラでした。