夏休み明け+月末なのか、近ごろ事務的作業が多くてじっくりブログを書けない状況です💦
今週はサッパリした内容が多いと思うのですみません🙇
昨夜の雷⚡はすごかったです。北海道は各地で雨の被害が多いとのことで、ご注意ください。
🏫啓成高校と弘前大学の高大連携について
昨日のニュースです。
札幌啓成高校が弘前大学と高大連携を結びました。
高校生が大学の講義に参加したり一緒に研究を行ったりできるといった内容が主ですが、
弘前大学の受験者が増えることや、附属校じゃないけどもしかしたら合格に何らかのメリットが生じるだろうと言われています。
啓成高校は公立高校の割に、進路結果の面白いデータを公表されています。
(どれもpdfファイルです)
もともと弘前大学への進学が多いです。年度でバラツキがありますが、令和5年や令和3年みたいに国公立のなかで一番進学者数が多かった年もあるそうです。
弘前大学は総合大学で、北海道は国公立の総合大学が北大以外ありませんから、弘前大学を進学先に選ぶ道内高校生はもともと多いです。
(北大は道外の生徒が、弘前は北海道の生徒が行くってのも面白い話ですね😅)
高大連携で「弘前行くなら啓成から」というトレンドが札幌にもできるかもしれません。
まあ、この動きでわが母校である北広島高校や札幌日大など近隣ライバル高校がどうなっていくかも注目です😸
そして夏休み中に書いたとおり、札幌市内の中堅公立高校で「逆襲」が始まりそうな予感がします😸授業料無償化で私立高校に流れそうな中間層を呼び戻すことができるか楽しみです。
🚗高校選び=大学選びが強まるか
逆に中学生のみなさん、保護者のみなさんはもっと知るべきだと思います。
「○○大学と連携しました」ってのは、裏を返せば「○○大学のレベルに合わせている」ということかもしれません。将来進みたいと持っている系統の大学に対応しなくなる可能性もあるわけです。
高校選び=大学選びがより強まっていることを知ってほしいです。
また、昔の感覚で、まだまだ手稲や稲雲から北大に行けたり、西陵から国公立大学に行けると思っている親御さんは非常に多いです。
🦁何でも連携すれば良いというわけでは無い
高校側も、何でも高大連携すれば良いわけではありません。
「どこと連携するか」で受験生の動きは変わるということに注意すべきかと思います。
これは強く書きませんが、正直、連携した大学の名前を見て逆に避ける生徒保護者もいたりするのです。
情報社会ですから「○○大学と連携しました!」って見ると、生徒保護者はすぐにパスナビやマナビジョンで偏差値探すんですよ😅大学のホームページじゃなくて、まず偏差値を探すのが国民性(道民性)です。
同盟を結んだことでかえって評判が下がる戦国大名や内閣みたいなものです😸
「その大学の単位取得できてもさあーー」っていう声も聞こえてきます。
今回は以上です。
そして大阪では15年後に32校減が適正との試算を。
北海道も同様ですが、札幌市内はまだ大丈夫かと思います。いくら西陵あすかぜの人数が減っていても、閉鎖はまだ先だろうと。
逆に公立の通信課程や定時制が増えるかもしれないですね。
15年後だとフレックス通学で週3日しか通学しない高校がめっちゃ増えそうです。