先日書いた記事の続きです。
🌸札幌圏の公立高校から北大合格者数2025
(サンデー毎日などより抜粋/まだ確定前/10名以上、浪人や推薦など含む)
・札幌北[66]~97名(現役82)
・札幌西[64]~74名(現役61)
・札幌南[68]~70名(現役60)
・札幌東[63]~62名(現役58)
・札幌旭丘[61]~39名(現役29)
・北広島[57]~15名(現役13)
・札幌開成[--]~15名(現役15)
・札幌月寒[59]~15名(現役12)
・札幌国際情報[62]~15名(現役15)
・札幌啓成[57/53]~14名(現役11)
・札幌手稲[56]~11名(現役8)
細かい数字は雑誌を買ってください。
※高校名の後ろについている[66]みたいな数字は、この世代が高校受験をした2022年度入試の道コンSSランキングを載せました。啓成は[理数/普通]ということです。
東西南北で約300名。うち現役は約260名なので東西南北の現役率は86%です。
浪人は自己申告なので高校も数字を細かく追えていないかもしれないです。
また現役率といっても札幌南みたいに医学科を多く受験すると合格率は下がりやすいです。北大は学部によって偏差値に差がありますので、本当は学部別に分けて考える必要があります。
旭丘以下だと約120名、現役約100名で現役率は83%です。そして札幌圏でそれ以外の公立高校になると数は相当減ります。新川でも6名(現役4)です。北大に行ける公立は上記までじゃないかと思います。
🏫札幌圏以外の公立トップ高校は強い
札幌圏以外の公立だと
・小樽潮陵[54]~14名(現役11)※京大現役2名
・旭川東[64]~43名(現役37)※東大現役2名、京大4名(現役3)
・室蘭栄[62/55]~21名(現役21)※東大現役3名、京大現役1名
・苫小牧東[56]~19名(現役18)
・帯広柏陽[62]~24名(現役18)※東大現役4名
・函館中部[60/59]~11名(現役11)※東大現役1名、京大現役3名
などが10名超えています。滝川、北見北斗もその後の追跡で10名超えるかもしれません。
東大京大の合格もいます。札幌西で東大現役1名、京大現役2名と比べると、札幌圏以外の公立トップ高校は強いです。
🤔札幌圏と札幌圏以外では[ ]が違います
札幌圏以外になるとそもそも生徒数が少ないので、合格者の平均SSは低くなりやすいです(旭川以外)。小樽潮陵がSS54といっても、SS65オーバーの生徒もいればSS40近くで合格した生徒もいるということです。
その後難関大に合格した生徒が中学時代どのくらいのSSだったかは分かりませんが、そこまで低くはないだろうと。
ちなみに昨日の記事でも紹介した根室高校の北大現役3名、根室高校の当時は[40]でした。
一方で札幌圏の高校は生徒数が多いため、入学時点で成績の幅が小さいです。そのため入った高校によって進める大学もある程度見えてしまいます。
北大を目指すならはじめに書いた高校、できれば東西南北旭丘だと思ってください。そして旭丘までのレベルの高校に入学できなかった場合、ハードルは高くなると思ってください。