🍣2025出願変更後の倍率発表!
寄り弁した柴犬
(北海道教育委員会HPにリンクします)
本日、出願変更後の倍率が発表されました。
初回倍率からどれくらい動いているか確認したいと思います。
今回は1つの記事にまとめました。去年との比較なども。
1.東西南北・・・北と西が低倍率気味です。
毎年、東西南北はどこも減る傾向にあります。月寒や旭丘が受け皿で少し増えるイメージです。
※例えば北が10人減といっても、「南→北、北→東、東→月寒」といった玉突きが起こっていると思うので、何人減って何人増えたかという実情はこのデータからは分かりません。
こうみると今年は札幌北が低めの状況です。また例年高倍率の札幌西も1.4倍を切っているので、今年は荒れなさそうな感じがします。
ただ上位高校はボーダー近辺に生徒がゴッソリ集まる傾向があります。受験生の学力のバラツキが中堅高校に比べて少ないです。
倍率が上がっても下がっても、学力点で不安を抱えている生徒の皆さんは気を引き締めてほしいと思います。
2.旭丘・・・推薦漏れの再チャレンジ率は6割です
「倍率1」は純粋に一般出願のみの人数で計算しています。
「倍率2」は、推薦漏れの生徒が全員同じ高校を再チャレンジしたときの想定倍率です。
つまり最終的には、倍率1から倍率2の範囲に収まるだろうと見てください。
札幌旭丘です。推薦入試があるところは、推薦漏れの生徒が後日「再出願」を行います。
同じ高校に出願しても良いですし、高校を変えても良いというルールなので、今日の結果を見て最出願先を決めることも可能です。
このルールはある種「作戦」に使えるのです。
昨年の記事を見ると、昨年の旭丘普通の再チャレンジ率(推薦不合格→もう一度旭丘に出願)は約6割だったそうです。これは想像よりやや少ないです。
旭丘は一般出願も多いですから、ちょっとキツいと感じたのでしょう。今年は月寒や手稲が倍率低めなので、普通科の最終倍率は1.45くらいになると予想します。
3.国際情報・・・普通科は高めになるかな
「倍率1」は純粋に一般出願のみの人数で計算しています。
「倍率2」は、推薦漏れの生徒が全員同じ高校を再チャレンジしたときの想定倍率です。
つまり最終的には、倍率1から倍率2の範囲に収まるだろうと見てください。
出願変更はあまり動きませんでした。推薦出願が多いのでそれほどでもって感じ。
国際情報は理工科以外の推薦不合格がかなり多いので、毎年倍率はここから大きく変わります。普通科は「倍率2」までは行かないにしろ、旭丘同様推薦不合格の6割が再チャレンジと考えると最終的な一般出願は90名くらい、1.6倍くらいになると予想します。
理数工学は再出願で増えると思います。一般定員が20名と少ないので何ともいえません。
4.中堅校について・・・推薦不合格が多いです
当塾から比較的近いエリア。新川が少し減って、手稲と藻岩が増えました。
平岸は11名減りましたがまだまだ高いです。
昨年の平岸は推薦不合格45名に対して、再出願が47名とさらに2名増える結果に(他の高校から流れて来たのだろう)完全にストッパー高校です。
今年も最終倍率は1.8倍前後になるんじゃないかと予想します。相変わらずの激戦。
手稲はもう少し再出願が増えるかと思います。
当塾エリアから少し離れた高校です。再出願で増えているところが多いです。
昨年も書きましたが、推薦不合格は↑の2つの表だけで400名になります。旭丘と国際情報を入れたら600名くらいになります。
自己推薦は「第二の出願変更」として使える制度でもあるけれど(僕も塾内で奨励している)
推薦でも不合格というのは、15歳の子どもにはショックな事実です。
それを石狩地区だけで何百人も味わうことになるのです。
旭丘のところで「作戦」に使えると書きましたが、個人的には自己推薦ルールの見直しをすべきだと考えます。
再出願先も初回出願時に決めてしまうとか、前期と後期で全員2回受けるルールにするとか。
いかがでしょうか。
明日は私立高校のA日程です。いよいよです、頑張ってください!
今回は以上です。