中3生は明日11(水)が学力A本番です。「受験生」としての大事な初戦ですから、まずは本番のようなテンションで頑張りましょう。
💯アタマから解かなくても良いです
前日なので簡単なアドバイスを。
テストが始まったら、まず1分くらいで問題全体を眺めてみてください(大切です)
全ての科目で言えるのは「アタマから解かなくても良い」ということです。
国語は大問4つあるうち、例年古文が大問3で出題されます。たとえば古文が得意な方はそこから取り組んでも構いません。
大問1や大問2で実用文や説明文が出題されることもあります。長文や資料の読み取り、記述作成に時間をかけすぎてしまい最後まで行かなかった…古文や物語など取りやすい問題は後半にあったのに🥺という反省をする生徒は毎年出現します。
社会は地理→歴史→公民の順に出題されます。そして公民分野はまだ試験範囲が狭いので、点数を取りやすいと言われています。学校でも最近学んだ範囲の人が多いですし、公民分野からはじめるという作戦でもOKです。
理科も、前半が物理化学、後半は生物地学の順で毎年出題されています。
そして学力Aの物理化学は結構計算などに時間がかかるかもしれません。生物地学は植物、動物、天気ですから知識が比較的多くなると予想されます。
解く順番を工夫することで、少し点数が良くなるかもしれないということです。
※もちろんこれまでの傾向と変わるかもしれないので、参考程度にとどめといてください。
🐺正しいものを選ぶ問題は誤りもきちんと見ましょう
テストだけじゃなく普段の勉強でも心がけてほしいことです。
「次の中から正しいものを選びなさい」って問題があります。例えばアイウエの4つから選んで正しいものが分かったときに、
選ばなかったイウエのどこが間違っているのか、矛盾点などを確かめましょう。
問題を作る側からすると、実はこの4択問題を作るっていうのはすごく難しいのです。
例えば正しい知識(正解)を基準にして、微妙に誤りの選択肢を作んなきゃいけない(笑)
正しい知識に似せて、微妙に嘘をつくわけです。前半部分は正しいけど、後半で微妙に間違えているとか。
それでいて正答率も上げすぎず下げすぎずっていうのは中々厳しいものなのです。
日々の受験勉強で正誤問題を解くときには、是非間違いの選択肢がなぜ間違っているのかをしっかり検討するクセをつけましょう。
正しい知識をより深く定着することができます。
テスト本番のときは、問題用紙に矛盾するところを線で引っ張って×印をつけてみるなど工夫をしましょう。
問題用紙に自分の答えを転記する練習もはじめましょう。入試本番の自己採点で大切です。
今回は以上です。
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