【大学生向け】教員と塾講師で迷っている人に、塾業界の現実を少し教えてあげる。 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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今日は珍しく就活生向けの記事を書きます。

💦出願期間は5/2(木)まで

北海道および札幌市の、R7年度教員採用試験情報が公開されました。

出願期間は5/2(木)までとのことで、大学生の皆さんはがんばりましょう!

目指せGTO!

 

 

とのことです。

あと体力と根性がある人、メンタル強い人、長時間働ける人、お上の指示に素直に従える人なら尚良いということです🥰

 

 

 

同じタイミングでこんなニュースが挙がっていました。

こういう報道のされ方すると、教員はブラックだからやめようと思う学生が増えると思うのですが、これで学習塾や予備校に行ったら、もっと楽しいことがおきますよ🥰

 

💴学校教員は「もらえる仕事」です

定期的にこの手の報道がされますが、それ見るたびに「学校の先生うらやましいなあーー」って、元サラリーマン塾講師に限らず、道内民間企業の人はかなりの人が思うはず🥰

だって教員なら月100時間の残業で、40歳で800万円弱ももらえるんですよ。

すごいじゃん。

学校教員は、道内なら全然「もらえる仕事」です。

札幌だと、公立教員>私立教員>予備校講師>>>サラリーマン塾講師ですよ。

 

多分札幌の大手塾なら、40歳で役職ついて、メディアにも多く出て有名だと(勝手に錯覚している)言われている講師でもそんなにもらえるかどうか…一般の塾講師なら年齢の10倍もらえれば良いほう。公務員と違って担当校舎の売り上げで給与下がることもありますし。

 

しかも40歳までにある程度の出世路線を作っておかなと、若い先生にポストを奪われるので給与は上がらなくなります(むしろ下がっていきます)

だから自分の立場を考えて、そこまで指導力を磨きつつ、40歳前後で独立したり転職したりするのが、最近の塾講師あるあるの流れになっているようです。

(塾やりたい人はいつでもご連絡ください)

 

労働環境についても、サラリーマン塾講師のほうが「時間外労働」はもっと多いでしょう。

もちろん企業努力はされていると思いますが、学校教員の環境がツライと思って大手塾の講師を始めたら地獄ですよ。

新卒で学校教員と塾講師で迷っているのなら、間違いなく学校教員をおすすめします。

学校教員の経験があれば、何歳になっても学習塾はどこでも採用してくれるはずですから。

 

🐒教員=塾講師ではないです。全く違う業種。

まあそもそも教員と塾は仕事区分が違うので、一緒に考えちゃいけないのです。

教員は「教育業」、塾講師は「サービス業」です。保護者の皆さんも混ざっている人が多いです。少なくとも僕は教育者ではありません。

 

そして公立教員は塾講師ではありません。公務員なのです。

例えば「税金の無駄遣いをやめろ!」って、役所の窓口でクレーム入れる人がいたらどう思いますか。それ窓口の職員に言うなよ、もっと上の機関に言えよ、何なら選挙で変えろよ、選挙しても変わんねーよ😇って思いませんか。

学校現場の先生に意見や要望を言う保護者の皆さんがいたら、これとあまり変わらないと思ってください。

役所の窓口で意味不明に文句言う人と同じように見られていると思いますよ(爆笑

公教育の現場に要求しちゃダメなんです。

 

ああ、何かウワサで聞いたのですが、近くの公立小学校で

「学校の授業が簡単すぎてつまんないから、ウチの子だけ別の教室で特別授業してほしい」

って学校に要求した結果、それが通って、算数だけ職員室で授業を受けている生徒がいたと。

何か背景があったのかもしれないけど、ウワサ通りなら怖えと思いました。

 

でも塾はサービスが売りなので、保護者が

「塾は学校よりも丁寧にサービスしてくれる」→「丁寧だから良い教育」→「公立学校の教育レベルが低い」

と思ってしまうのは仕方ないかもしれません。

この流れを、塾業界は意図的に作り上げました。そうすれば塾に生徒が集まりますから。

20年くらい前は、学校の先生勉強ができない生徒保護者に塾を勧めていたのです。今は違うでしょ。

 

面白いですね。

 

📚教育業界は色々あるよ

逆に塾も学校の先生じゃありません。塾講師で食べていくためにはお仕事を一生懸命がんばりましょう。

さらにそれが個人塾やフリーランスの塾講師と、サラリーマン塾講師ではお仕事の方向がすこしだけ違います。

生徒のためにがんばる

会社のためにがんばる(※悪いことではない)

株主のためにがんばる(株式会社だぞ ※悪いことではない)

 

「塾のためにがんばる」という仕事もあります。BtoBの教育ビジネスは盛り上がっています。でもBtoBの教育ビジネスに入りたいなら、一度は教員や塾講師の経験をしてみると良いんじゃないかなあとは思いますけどね。

 

教員や塾講師に限らず、働く目的が何かはきちんと考えるべきです。

僕ら夫婦はそれを考えた結果、自分で塾をやることにしたのです。僕らはこれが合っていた。

 

「教育に関係する仕事」としては同じですが、教員と塾講師でやっていることは全然違います。

学生の皆さんにはよく考えて選んでほしいなあと思います。

 

今回は以上です。

今日は風が強いです。