🏫学年末テスト3週間前
西野中、福井野中は3週間後に中1中2の学年末テストがあります。札幌市の中学校は私立高校入試の時期に合わせて学年末テストをするところが多いです。
来週には試験範囲表が出されることと思いますが、1年最後の学年末テスト、試験範囲が出されてから、部活動が休止してから勉強を始めても到底間に合いません。
福井野中は6月以来の定期テストです。範囲がどのくらい広くなるかビビっています(笑)
🌠中1の確認事項[レベル1]
西野、福井野中1生の保護者の皆さんで子どものテスト勉強が心配な方は、「レベル1」として次の内容を確認してみるといいでしょう。
国語と数学がメインでとてもシンプルですが、今週突破できなければ評定「5」どころか「4」も無いと思ってください。レベル1の確認事項です。
<国語>
・漢字の読み書き…今年、定期テストでは20点ほど出題されています。西野中の2学期では、返却時に学校の先生が「漢字が弱い」と言っていたそうです。
出題範囲は学校ですでに小テストで扱っている内容がほとんどですから、これは今週で練習させたり自宅で確認するといいでしょう(西野中は多分漢字プリント16以降かと)
・学校ワーク…真っ白じゃなきゃOKです。ただ古文と文法は先にやっておくといいでしょう。テスト当日にワーク提出があると思うので、意味調べとかは早めに終了させておくと吉です。
<数学>
・コンパスのメンテナンスをお願いします…ときどき壊れたまま使い続ける生徒がいます。
・計算基礎…代入と式の値、移項、比例と反比例の式の出し方、変域問題。これは教科書の例題、学校ワークレベルで確認したいです。
<社会・理科・英語>
・学校のプリントや小テストを整理してください。抜けているものが無いかを今から確認。
確認事項はこれだけ。
これだけですが、保護者の皆さんに確認してほしいです。
問題なさそうなら、テスト勉強は子ども主導で大丈夫です。声援を送ってください。
ただしここで心配事項が多ければ、「まだ」保護者の皆さんが学習サポートをしてあげたほうが良いと思います。
小テストを作ってみるとか、おうちで問題出してあげるとか、ノートを用意してあげるとか、単語帳を作ってあげるとか、プリントの整理をしてあげるとか…
保護者の皆さんも忙しいと思うので、塾にお任せ…ってなるのですが、
塾がそれに対応しているレベルかどうかは、塾の種類によって異なりますのでご注意ください。
塾が生徒のひとつひとつを徹底管理するところもあれば、生徒にお任せしてどんどん進める塾もある。この場合は前者が望ましいですが、少なくとも当塾本校は後者のタイプです。
「レベル1」の指導までは、保護者にお願いしています。
💯中1学年末は保護者が勉強を見る最後のチャンスかも
よく保護者の方から「どこまで子どもの勉強を見たら良いですか」というご質問をいただくのですが、
保護者の方が勉強の内容をお手伝いできるのは、中1の学年末が最後だと僕は考えています。
親が手取り足取り準備するのは中1までが良いと思います。中2からは「自立心」も育てなきゃいけませんから、勉強行動は本人任せで。
もちろん「レベル1」のことが出来ていないのであれば継続して行うべきです。学校ワークのチェックとか、提出物の日程確認とか、学習行動としてレベル2以降で行うことは中2以降はあまり口出さないほうが良いでしょう。反抗期も来るからどうせ子どもは言うこと聞きません。
ただし親もすべて放すのではなく、高校受験の情報とかデータ収集など、サポートの仕方を変えましょうということです。子どもの先回りは必要です。
あと「レベル1」の意味は、このブログをずっと見ている方なら分かると思います…
このレベルで止まっている、困っているだけで親も動かないのなら、
子どもは将来的にもレベル1の高校に進学すると思ってください。新川手稲を目指すとかは無理です。
👏器用に勉強できる力
ブログでは初めて書くことかもしれません。
学校の定期テストに関して見れば、国語と数学の点数で「家庭学習力」「器用に勉強できる力」が分かると思っています。
頭が良いとはまたちょっと違うんだけど、受験に対して「器用」かどうかは、定期テストの国語と数学で分かります。
もちろん努力すれば、公立トップ高校に合格することは可能です。
ですがその中でも南や北などに進みたいのなら「勉強の器用さ」は必要です。それを見るのは国語と数学だって思っています。
東西南北に行きたいなら、定期テストの国語と数学は特に「丁寧に」勉強してほしいですね。
今回は以上です。
出勤増で本当に困っている方が迷惑するのは事実だろうけど、ペナルティーを機にした結果大事になるケースも出てくると思う。日本人なので。
隆慶一郎のエッセイで「救急車をタクシーと思うべし」ってのがあって、それを思い出しました。困ったら「#7119」から入ることを伝えましょう。