現中3受験生の、「第一志望」のデータが一年前からどう変化したかを比べてみました。
札幌南の場合、中2冬の道コンでは内申平均がA296だったのが、一年でA303に上がりましたと見てください。
どの高校も平均内申、平均SSともに上がっているのが分かります。
ただ上位高校はSSの上がりに比べて、内申はそんなに上がっていないような気がします。
みんなの学力が伸びたというよりも、下位の生徒があきらめて下げたと見るのが自然かと。
旭丘や新川などは内申が結構上がっています。人気校は「憧れ」で書いていた1年2年時から、ランク現実を見て下げたという場合が多いのかもしれません。
実際当塾エリアの中学校の場合、旭丘や月寒のC、新川のD、平岸のEは相当厳しいです。
北海道は「内申カースト」がかなり強いです。
もちろん低ランクでも合格はできますが、基本は学力15%枠で、そのときのSS目安は「合格者の平均程度」だと思ってください。
というわけで今日は中2向けです。
来月の学年末テストで、内申ランクの大部分が決まります。ここから中3でランクを2つ3つ上げるのはかなり困難です。
先日の冬道コン、中2のデータはこんな感じ。
現中3とさほど変わりません。
まずは今の時点で志望校の内申平均、SS平均を超えたいです。
SSについては平均以下でも、内申が高ければ何とかなるかもしれません。
ですが内申はすぐ上がるものではないですし、中2が終わるとだいたい固まってしまいます。
学年末テストはとてもとても大事にしましょう。
現時点で内申、SSどちらも超えていないのなら、このままでは志望校に進むことは出来ません。
来年は相当覚悟して今から受験に臨むか、志望を下げるかだと思ってください。
今回は以上です。
今日の午前は教材会社さんの展示会をはしごしてきました。今週で、来年度のメイン教材を確定させます。
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