中2の連立方程式で、
「2桁の自然数があり、十の位と一の位の数の和は8、
十の位と一の位の数を入れかえた2桁の自然数は、元の自然数より18大きい」
っていう頻出問題があるのですが、
これ連立方程式を作る前に、自力でどんな数になるかあたりつけておくのが大事で。
・十の位と一の位の和は8→17とか26とか35とか…
・入れかえたら元の数より18大きい→53-35=18だから、
元の自然数は35。
ってイメージを作っておくことが大事。
同じく連立方程式で、
「100円のボールペンと80円の鉛筆を合わせて5本買ったら代金は460円」
っていう問題も、式を作る前に予想することがとても大事です🐨
↑ちなみにこれを小学生の算数で教えるなら、
鉛筆も100円にしたら5本で500円だけど、460円って40円安くなっている→鉛筆はボールペンより20円安いから2本分安い🚀って解いていく流れ。
連立方程式の大半は中1の一次方程式でも解けるし、方程式を使わない小学生でも出来るということ。
それが中学だとマイナスがでたり、数字が複雑になったりするから、文字式方程式、連立方程式を使えばスッキリ楽だ🐫よねというのが、学習の本筋です。
数学は楽をする科目です。「数学出来ない人は大人になっても効率が悪い」って意識高い系の人が言うのはそういう理由です😅
もちろん単純に計算技術が弱いこともあるけれど、もう少し問題のイメージをしてみると、数学の向上につながるかもと。
ただ1問目の2桁の自然数は、初めて読むと言葉の意味が分からん生徒は多いはず。そこは経験するしかないです。
「80円切手と60円切手を合わせて12枚買って…」
「先生、切手って何ですか?」
😨😨😨
みたいな質問は年々増えています。
・切手(ハガキ出さない)
・切符(みんなSuicaやSAPICA)
・お釣り(みんなICカード)
・食塩水(そもそもなんで方程式といえば食塩水なんだろう🤔)
塾の授業では、時間の範囲で色んな解き方や話をしています。それが探求で、最近入試トレンドにもなっている「公式を使わない数学」につながっていくのです🎊
そういう授業をさたいので、本当はもっともっと塾の授業時間がほしいです🥺というかそれが学校で出来ればベストなのですが、学力が超二極化している公立中では、その辺の能力は鍛えにくいかもしれませんね。
塾の役割も考えていかねば🐸
今回は以上です。
明日から当塾も夏期授業が本格化します。体験は夏休み中も絶賛受付中ですので是非どうぞ🤗