中学卒業から2週間が経ちました。
新高1生は入学に向けて、そろそろ生活の準備を始めなければなりません。
入学前課題はおそらく終わっているでしょうし、特に先取りの予習をする必要はないと思います。それよりも、生活面での準備が大丈夫か確認してみましょう。
🛏生活リズムを高校用にシフトする
まず、起床・就寝時刻は大丈夫でしょうか。
おそらく地元の中学校よりも高校の方が遠くにある生徒が多いと思います。
それまで10分~20分で中学校に通っていたのが、高校では通学に1時間以上かかることも多いでしょう(当塾エリアは特に…)。
逆算して何時に起きるのか考えて、そろそろ通学に合わせた体づくりを始めるべきかと思います🤗
同時に、寝る時刻も大事です。部活が終わって帰宅すると、高校から近くても19時過ぎ、遠ければ21時過ぎになることもあります。
そこから翌日の予習をして準備をしたら、0時~1時過ぎに寝ることになるかもしれません。
今から睡眠時間を削ることはしなくてもいいですが、せめて起床時刻は高校生活に合わせていく方が良いでしょう。
なお、朝の散歩がてら実際に高校の近くまで行ってみるのも良いかもしれません(春休みだから学生はそれほど多くないと思います)
🛞文房具やスマートフォンの準備も
文具の準備は大丈夫でしょうか。できるだけ春休み中に終えておくと良いでしょう。
高校では学習科目が増えるだけでなく、数学、英語、古文などはノートをたくさん使うと思います。色々面白い文具を準備しておくと高校生活がハッピーになるかもしれません🥰
また、スマートフォンも勉強に活用できます。高校に入って初めてスマホデビューの生徒もいるでしょうから、機能はひととおり使えるようにしておくと良いでしょう。
トップ高校の場合、授業の黒板をスマホで撮影して家でノートに写すことや、教科書をスマホで撮影して通学時にそれを見て勉強することなど、本当に「スマート」に勉強しています。
個人的には「Studyplus」がおすすめです。当塾の高校生は「Studyplus for school」を使っています。記録するだけでマジで成績上がります。
また、「Clearnote」もおすすめです。たまに変なノートが出てくることもありますが(遠い目
ちなみに、某バスターミナルに朝行けば、高校によって通学時のスマホの使い方が違っていて面白いです。正直、学力が低い高校生ほどスマホゲームになっていくし、SNSやゲームの「種類」も偏差値によって違うことがあります…本当に(というか恥ずかしいからやめたほうがいいよ)
👊高校は体力勝負です
高校の部活は公立中学に比べてかなりハードなところが多いです。先ほど書いた生活リズムでも、部活から帰って勉強ができるかどうかは分かりません。はじめは疲れて勉強どころではないと思います。
※中学の時に野球やサッカーのクラブチームなど、学校外で活動していた生徒は案外変わらなかったりします。また、吹奏楽部など中学校からかなりハードなところもありますので全員が対象ではありませんが🎷
せっかく塾で猛勉強して入った高校なのに、高校の部活で全てが終わってしまう生徒はたくさんいます。
そして「ゆるい部活だから大丈夫」と思わない方が良いです(特に弓道部とか芸術系とか)
活動がゆるくても部活に時間を取られるのは変わりありませんし、中学とは違う「ストレス」を感じることもあります。
通学にも時間がかかりますし、基本的に部活は時間を削るものだと考えた方が良いでしょう。
だから、部活もやりながら将来難関大を目指すなら、最初から浪人する気持ちで取り組むくらいがちょうどいいでしょう。札幌西高校は昔から「4年制高校」と言われていますよね
🏫北大に入りたい人へ
以前もブログで書いたことがありますし、生徒にもよく話している内容です。これは手稲以上のレベルならどの高校でも同じです。
1日5時間の自宅学習を3年間続けたら、北大程度の大学は誰でも合格できます。
そして学校の勉強をしっかりクリアできれば北大程度は全員が合格できます。
これは間違いないと思います。
高校で塾や予備校に行かなくても、この条件を満たせば北大くらいは合格できます。
間違いありません。
ただそれを物理的に達成できるかは知りませんよ。
通学時間が長くなって、部活もやってハードな生活になって、その上5時間の自宅学習をどうやって作り出すかを考えてください。
私は高校時代吹奏楽部だったので、毎日2時に寝て6時前に起きる生活をしていました(部活が休みの日は爆睡していましたが、休みがあったかは覚えていません)。
しかし今の時代、睡眠時間を削る前に工夫をすれば時間は作れると思います。ヒントは今日の記事の中にあります。
まあがんばれという話です。
(この話は塾にも通じます。またこんど)
×先取り-->○後追い
最後にトップ高校の生徒の皆さんへ。
「うちの高校は進度が速くて予習が大変」とトップ高校の生徒(や保護者)が言ってきたりする季節です。
学校進度を速くするのは、そもそも私立の中高一貫校がすでに高2高3の勉強をしているからなのです。
実際、中高一貫校は、3月15日に卒業して春休みというわけではなく、この春休み中も普段通りに勉強しています。むしろ、この時期がチャンスだと思い、講習などで一気に差をつける時期だったりもします。
だから、東西南北の高校は「先取り学習」ではなく、「中高一貫校の後追い学習」と捉えるべきです。がんばりましょう!それしかありません。
今回は以上です。
いよいよプロ野球開幕!