23_道コン予想最低点の注意とそこから分かること4 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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公立高校入試から1週間が過ぎました。

道コンの予想最低点を見てホッとした生徒、まだドキドキの生徒もいるかもしれません。

1週間も経てば次に向けて動き出せるかなあといったところ。卒業式まであと少し、最後は笑顔で進んでほしいものです🤗

冒頭のリンクが長くなるので少し減らします。これは長い犬🐕

 

 

昨日の記事はこちらです。

 

 

⑥倍率が高いと最低点は上がる

当たり前ですが、平岸高校のラインはだんだん上がっていることは間違いありません。

 

札幌平岸  C45  D50  E51  F52 
札幌藻岩  B43 C47 D50 E52
札幌手稲  B43 C47 D48 E49
啓成普通  B46 C50 D52 E52
札幌稲雲  D36 E40 F41 G41

 

ランクが1つズレていますが、平岸が藻岩、手稲と同じくらいの最低点になっています。

平岸は公立高校選びで心理的な節目になりやすい(これ以下なら私立でと考える生徒保護者が多い)ので、ここ数年はかなり高倍率になっています。

Cランクでも不合格の生徒が出てきますし、DランクでSS50が最低なら、当塾エリアではかなりギリギリだと認識しておいたほうが良いです。

 

藻岩は他の高校と違って学力重視枠の得点比率が6:4です(通常は8:2や9:1)

このため内申ランクが圧倒的に有利で、DEランク以下は必要SSがかなり上がります。前回⑤で書いた定員が少ない高校と同じ現象になりやすいです。

一方で啓成は学力重視枠が10:0なので、DEランク以下もSS52以上で一撃予想です。

 

そして最後に稲雲を載せました。稲雲は今年1.2倍近くまで行きましたが、予想最低ラインは下がっています。

ちなみに10年前の合格者平均偏差値(SS)は…

手稲SS58、新川藻岩SS57、大麻啓成SS56、平岸SS54、稲雲SS52でした。

昔はSS50近辺は平岸or稲雲って感じでしたが、およそ10年で差がつきました。

情報のアップデートは必要です。

 

ラーメン大将もアップデートします。

 

⑦札幌市外の話

最後に札幌市外、近隣他地区のデータを少しだけ。Cランクだけ色付けしています。

 

岩見沢東  B45  C45  D45  E45 
小樽潮陵  B45  C49  D49  E50 
苫小牧東  A41  B45  C49  D49 
札幌手稲  B43  C47  D48  E49 
大麻  C38  D42  E45  F46 

 

石狩学区以外の上位高校は手稲と同じような動きになっていることが分かります。

北見北斗や室蘭栄(普通)、釧路湖陵(普通)もほぼ同じ。

旭川東や帯広柏葉が、旭丘と月寒の間っていうイメージです。

あと学力重視枠が10:0のところが結構あります。

 

大麻は江別市だけど石狩学区だったから東や啓成などに流出してしまったのでしょう。こうみると手稲は下がったというよりも、札幌市内でも距離的な問題なのかもしれません。

 

このシリーズで何度か書きましたが、改めて。

合格最低点が下がったからといって、高校全体のレベルが下がったわけではありません。

地方の上位高校はSS60以上の生徒もたくさんいます。

そして高校の指導はこれまで通り国公立大を見据えた内容になるでしょうから、高校には入れたとしても、授業についていけるかどうかは分かりません。頑張ってください。

 

ちょうど手稲レベルの高校ではよくあることです。

なお東西南北や高倍率の高校は最低ラインが高めに出るので、学力格差は少ないと考えることもできます。ただもちろん全員同じくらい頑張らないといけないです。

 

今回は以上です。

これでこのシリーズは終わります。

 

昨日から高校準備講座が始まりました。

正直に書くと、入試から1週間の空きは長すぎたかもしれません…😥

生徒も体力が落ちていますし、僕も先週懇談や達成度で授業をしなかったせいか、ちょっと疲れてしまいました…反省します。