夏の演説2022 | ガクシンのブログ~札幌市西区の学習塾

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以前から予告していた夏の演説記事です。

先に書いていきますがとても長いです。自分でも書いていてビックリしました。

 

一応見てほしい順に並べ直しました。後半は塾内のシステムなので飛ばしてOKです。

真面目に読んだら10分以上かかると思います。演説なので。

 

🐎学力格差を真剣に考えよう

西野中学校の情報を書きますが、これは西野地区の以外にも起こっていることだと思いますので、保護者の方には是非考えてほしいことだと思っています。

 

1学期定期テストが返ってきました。

当塾の本校集団(西野中)平均は、中1は392.1点、中2は408.3点、中3は437.6点でした。

毎回だいたい中学校の学年平均プラス100点くらいです。ちなみに中3は応用クラスの平均は455点くらいですが、標準でも平均390点くらい。中2中3は応用と標準の得点格差が少ないのも毎回の特徴です。

当塾は基本的に志望校別でクラス分けをしているので、標準クラスでも420点430点の生徒がいます。標準クラスのテスト対策はかなり行いますが、応用クラスはそれほど行わないため、定期テスト単体で見ると逆転することもしばしばあります。まあ公立トップ高校を目指す生徒の皆さんにはもっとプライドを持ってほしいものですが。

 

今回のテスト結果、僕はむしろ中学校全体が非常にアブナイと感じています。

例えば中2生。

当塾の数学平均は79.0点、応用平均86.3点でした。

数学の学校平均は50.8点。

理科平均は89.8点、応用平均90.6点。学校平均は58.0点。

どちらも学年平均から30点ほどのプラスなのは生徒の頑張りかもしれませんが、僕はここに「落とし穴」を感じているのです。

 

問題を見させてもらいましたが、数学も理科も学校平均が50点台なのはちょっと低すぎるというのが率直な感想です。

今回は試験範囲的にも数学は計算、理科はパターン問題を繰り返し練習すれば簡単に80点は取れるはず。しかも西野中の数学は学校ワークが無く、教科書や学校プリントからの出題がほとんどなのです。そんなに低い平均点にはなりえないと思うのです。

 

中3は国語の学校平均が76.9点でした。当塾も平均で90点以上、応用クラスは95点近くになりました。でも学校での学習指示が多く、きちんと準備をすれば高得点が取れる内容なのです。

中3は受験の意識が芽生え始めたのが76.9点の学校平均に繋がったと思っています。一方で中2中1になるほど意識は薄く、さらににコロナ休校が意識や学力の差を拡大させたような気がしてなりません。

 

もちろん生徒のがんばりはすごいことだと思います。でも点数が高ければ喜ぶのは当たり前、下がると悲しむのも当たり前です。いっときの感情で検証や反省を忘れていませんかということを確認しなければいけません。

特に先に書いた中2生の皆さん、前回の学年末テストのことを忘れていませんか…。本来の実力はまだまだかもしれません。次に得点を維持するため、さらに伸ばすためにどうするかをきちんと反省しなければいけません。

 

⛰2つ山状態

じゃあなぜ学校の平均点が50点なのか。それは高得点層と低得点層の「2つ山状態」が出来上がっているからだと思います。

一般的には平均点付近に一番人数が集まり、高得点や低得点にいくほど人数が減っていくという形になります。

でも西野中の場合、80点付近と30点付近に生徒が集まる2つ山で、結果平均が50点台になったとも考えられます。

 

コツコツ勉強する生徒や塾に通っている生徒はより得点を伸ばし、家で勉強しなかったり塾に通わない層は得点が伸びなかったのではないでしょうか。

今回の中2の場合、特に数学と理科はそんな感じを予想しています。また西野中に限って言えば、数学は中2に限らず全ての学年でこういう格差が広がっているのではないかと考えます。学校で統一したワークが無いのは、道標がなく困る生徒のほうが多いのではないでしょうか。

 

このブログでもたびたび話題にしていますが、昔の西野中は得点別の人数も通知表に載せていました。たぶんそれが無くなったことで、ミドル以下の生徒が自分の立ち位置を見失ってしまったのでしょう。もっと学校現場は情報を公開していくべきだと僕は考えますが、いかがでしょうか。

 

ちなみに福井野中の定期テストが5(火)にあります。中3の英語は学校で「あれだけの学習指示」を出しています。これで学年平均、自分の得点がガックシだった場合は、マジでやばいと思ったほうがいいです。学年平均がとてつもなく低かったら、ブログで指示内容を晒そうかとも思います(ガーシー風)。

 

 

🐉本来の成績でない生徒がたくさん埋もれている

さて定期テストの平均点を書いてしまうと、「クリエイトの生徒は優秀だからウチの子はムリ」とか「集団授業についていけないと思うから個別で…」っていう感想を持つ保護者の方が出てきてしまうかもしれません。先日もちょっと書きましたが、レベルが高いと思われるのは嬉しい反面、「もともとレベルが高い」と思われるのはちょっと心外です。当塾は基本的に叩き上げの塾なので、小学生や最初の道コンではSS50に届かないということがほとんどなのです。詳しくは今通っている生徒や保護者の方に聞いてみてください。

しかしそういうことは中々伝わりにくいもので、学年1位がいても「もともと出来たんでしょ」って言われたりするものなのです。それって一番生徒がかわいそうだなあって思うので、当塾ではあまり実績を外に出さないようにしています。

 

ちなみに当塾は保護者さまからのご紹介が結構多いです。大人の口コミが続く限り、当塾の評価は一定以上であるものだと自負しています。

 

確かに集団指導の場合、途中から入会するのは「合流」というイメージなので、はじめはついていくのに大変かもしれません。でもそれでついていけずに辞めた生徒はいませんのでご安心ください。むしろ学習量が増えたりペースが速くなったりして成績向上につながりやすいと思います。

 

今回のテスト、入塾半年で5科目210点アップをした生徒がいます。100点アップの生徒もいますが、210点の上昇は僕も初めてです。1ケタ得点だった科目が今回平均点を超えました。こうなると自分にも自信がつくでしょう。

当塾では毎授業ごとに学校の様子などを書いてもらっています。入塾当初は自己表現ができなかったところから、今では字でも言葉でも考えを表せるように明らかな変化を起こしています。

ちなみにある日、「塾に入ってから部活が上手になったような気がする」という進●ゼミもビックリなコメントを書いていたのが一番驚きでした。

 

生徒が塾に通って100点アップ、200点アップの点数を見るのはとても嬉しいですし、自分の指導の自信にもつながります。

でも一方で、「この生徒がもし塾に通っていなかったらどうなっていたんだろう」と想像してしまうこともあるのです。

塾に通わなかったら全く勉強をしないという生徒はまだまだゴロゴロいるのではないでしょうか。そして本来ならば上の高校を目指せる素質がまだまだ埋もれているのかもしれません。そう想像すると怖くないですか。

 

先ほど述べた平均点の話。30点台の中には、きちんと勉強すれば70点80点以上を取れるはず生徒がまだまだ眠っているはずなのです。それがスマホ中毒やゲーム中毒に陥ってしまい、才能が眠ったまま地元公立から専門、就職…ってなってしまっている子どもが多いんじゃないかなあと、最近は強く思うようになってきています。

 

過去にも、塾に通ったことで人生が激変した生徒をたくさん見てきました。マナビバさんじゃないけど、「人生大逆転」は本当に起こります。今も当塾卒業の大学生、高校生が逆転して頑張っています。

 

進路指導ひとつ取っても変わります。当塾の情報収集と分析、提供には自信があります。生徒の持つ能力を引き出し、可能性を広げるお手伝いをする塾でありたいと思っています。

まだまだ伸びますよ。

 

 

🍉夏休みの当塾指導について

中学生ですが、今年の夏は考える問題に多く触れさせようと思っています。

先週、北海道教育委員会から今春の入試状況報告書が出されました。また北海道学力コンクール事務局からも、入試結果をもとに今年度の高校SSランキングが発表されました。

「新しい入試」初年度は比較的マイルドな入試内容だったと思われます。10年前に学校裁量問題が導入された時も、1年目は様子見、2年目3年目に大荒れでした。中学生の皆さんは色んなパターンを想定して勉強すべきだと考えています。

 

だからといって夏休み中に授業の先取りをすることは考えていません。道コンに向けた準備はある程度行いますが、「知識は少なくても応用させていくような問題」に多数触れさせていくつもりです。今年の高校入試は難化予想が強いです。初見の判断力、計画力で点数が大きく変わってくるものと見ています。これは2学期以降も継続してやりたい指導ですので、夏休み中は厚めに行うというイメージです。

 

当塾では夏期講習のみの生徒さんを受け付けていませんので、7月中旬から夏期テキストを使った授業を始めようと思っています。一応節目は設けたほうが良いので、7/21(木)から夏カリキュラムに移行し、授業時間を変更していきます。

 

🍉西野第二のフレックスコースについて

今週よりいよいよプレ開講します。これまで西野第二の個別指導は「内申点を高める」をテーマに行ってきました。そのため西陵や稲雲、私立単願を目指す生徒さんを中心にしていたのですが、この縛りを無くして、どの生徒さんでもどの時間帯でも通える形にしてみました。詳しくは過去の記事ホームページをご覧いただければと思います。

 

それでも公立トップ高校を目指すなら、僕は本校集団の応用クラスを受講するのが良いと思っています。なぜなら高校の勉強そのものが集団指導だからです。「高校は集団で、塾は個別で^^」という考えを持つ方もいらっしゃいますが、トップ高校の勉強スピードについていけるくらいの余裕を持った生徒はほとんどいないと思うのです。少し無理してでも、当塾の応用クラスに慣れていくほうが効果が高いと考えています。もちろん、個人の性格性質がありますので無理強いはしません。

 

英語と数学は個別進度で進めますので、思い切って1学年2学年前から始めるかもしれません。2学期以降も学校進度と1学期のやり直しを2本立てで行うなど個々の弱点を根底から鍛える授業を目指します。正直実際に始めてみないと分からないところだらけですが、本校集団とはまた違った伸ばし方になるのではないかと思っています。


🐤小学6年生の皆さんへ

最後に2学期以降の話をします。ここまでご覧いただいた方がどれくらいいるのか分かりませんが

 

2学期は現小学6年生向けのコンテンツを2つ考えています。

1つ目は英語です。9月か10月にするつもりですが、単科受講も可能なものにするつもりです。先日の定期テストでは、中1の英語理解度に強い差を感じました。小学校から英語は必修科目になったとはいえ、学校だけでは基礎が中々固められません。これまでも準備講座てきなことはやっていたのですが、今回はガッツリ時間を取ってやろうと思っています。

 

これは今のところ毎週(水)の夕方で計画中です。

正直、中学生になったら当塾に通いたいと思っている生徒保護者の皆さんは、週1回だけでも今から通ってもらえると嬉しいです(笑)。決まり次第、ブログでお伝えしようと思っています。

 

2つ目はまだ内緒です。多分近隣の学習塾ではやっていないコンテンツだと思います。思いついたらすぐ実行できるのが個人塾の良いところかと。個人主義です。

 

 

今回は以上です。

これ確認のため読み上げたら10分以上かかりました。目が疲れますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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