というわけで22(火)に北嶺中・高等学校さんの説明会に行ってまいりました。
🏠北嶺ファミリーがすごい
2年前の説明会記事で、卒業生のがんばりサイクルがすごいということを書きました。このとき紹介したのは6つの探求プログラム…北嶺ロースクール、北嶺メディカルスクールなど…でしたが、
(画像は北嶺中・高等学校さんホームページよりお借りしました)
昨年度から「HOKKAIDOプロジェクト」、今年度から「北嶺カルチェラタン」というプロジェクトが追加され、全部で8つのプロジェクトに増えました。これら全部を中高の6年間で探求していくそうです。
どのカリキュラムも、北嶺卒業生や保護者の方が講演してくれたりするそうです。新しい芸術系プロジェクトの「北嶺カルチェラタン」も、今月卒業生の向井航さん(中学まで在籍)が体育館で演奏会を行ったとのこと(すごいですね)。卒業生が母校の教育に貢献するという動きが活発な印象を受けます。そして生徒の皆さんが「本物」を見て、がんばろう、自分もこうなりたいという良い循環が出来ているように見えます。
医者、経済、国際的な仕事など、様々な分野に卒業生が広がっていますが、政治の世界はそれほど多くなく、またはじめから政治家を志す生徒もいないみたいです。歴史がまだ浅い学校なので政界の結びつきは少ないのでしょう。流れでなるものですし。賢い子は政治はやらんよなあとも(笑
🏉部活の授業化は公立中でもやればいいのに
北嶺中・高等学校では全員が部活に加入します。また「校技」としてラグビーと柔道を授業としてやっているので、その辺の中高生よりもたくましい生徒が多いです。少なくともガリ勉ではありません。
部活は全員加入ですが幽霊部員は一定数いるらしく、そこで学校では毎週1時間「部活」を授業にしたそうです。常に活動しなくてもいいから、週1回くらいは参加してくれよということのようです。
僕は中高一貫なら是非部活をやったほうが良いと思うのです。タテの学年が広いのは一貫校の魅力じゃないのかなあって思うのですが、いかがでしょう。
あと公立中学校でも、変な総合とか学活とかやるくらいなら「金曜の5~6時間目は部活の時間にします」ってやれば、生徒もメリハリついて面白いんじゃないかなあって。内申書にも部活動として記入できるし、小学校のクラブ時間みたいで面白いなあって思いました。
🥺これは強く言えないんだけど…
ということで、北嶺生っていつ勉強しているんだろうっていうくらい、色々な活動している感があります。
でもこれは強く言えないんだけど、北嶺の生徒がやっている生活が「普通」だと僕は思うのです。
勉強はきちんと学校の授業でやっている。部活も課外活動も行う。家庭学習の時間も公立の中高生とあまり変わらないと思います。それでも公立と私立で差がどんどん広がる原因は、「学校での生活」しかなないのです。
北嶺はじめ私立中高の学校生活が普通なんじゃないかなあと。公立中高は公開授業くらいしか見に行けないのですが、学校生活は全然違いますよ。
札幌の公立中高の生徒が学校で勉強しなさすぎ。というか何もしなさすぎ。
塾に通わないと定期テストで点数取れない時点で、異常を感じなければいけないレベルです。
きっと僕ら世代くらいまで公立はそうでは無かったと思うから、まだ公立中→公立高→国公立大が「王道」だと思っている保護者が多いのだと思います。
少なくとも最後の「→国公立大」に進める公立高校は一握りしかなく、私立高→国公立大、または中高一貫→国公立大の流れになってるのは間違いありません。
今回は以上です。
あと北嶺中の試験問題についてですが、これはもう少し検証してから書きます。ちょっと思いついたことがありました。
🍔マンガブログ更新
昨日の続きです。土偶。