💡穴が開いた容器
これはネットで探せばいくらでも出てくるような有名な話です。人間の脳は忘れるように出来ているので(イヤなことを忘れるのは生存本能らしい)、たくさん勉強しても時が経てば自然に抜けていくのは「自然現象」です。よく「穴の開いた容器に水を入れる」といわれています。「中々覚えられない」と悩む生徒は多いですが、それは人間全員が抱えている悩みなので、気にし過ぎることはありません。
忘れることは仕方ないことなのですが、忘れる量を減らすためにはやはり「復習」が一番です。
抜けることが分かっているのなら、常に「入れ続け」られればいい…それが復習です。新年度が始まって1ヶ月が経ちましたが、ここで1ヶ月前の勉強内容を思い出してみましょう。どの程度まで覚えていて、またどの程度抜けているでしょうか。
(↑こういう生徒も珍しくはありません)
忘れやすい内容を徹底して復習することで、穴の開きを小さくすることができます。また、勉強量を増やすことで、容器を鍛え、覚える容積を増やすことも可能です。ちなみに一気に長時間勉強するよりも、毎日短くてもコツコツ勉強するほうが効果的だと言われています。
⚠中1高1は「情報量ギャップ」に注意
定期テスト、定期考査の準備が始まりますが、特に中1生、高1生は「情報量ギャップ」に気を付けましょう。
小学から中学、中学から高校で、勉強量や一度に覚える量は格段に変わるのですが、中1高1はその事実に気づかず、小学生の気分で中学生の気分で同じペースで勉強してしまうものだから、定期テスト直前に「容量オーバー」してしまい、その後の高校生活が無事破綻してしまうアレです。
やはりそういうことは避けたいものですね。特に高1生…せっかく勉強して入れた高校なのに、入学して数ヶ月でやる気を無くしてしまうのは悲しいものです。「学び、情報を受け入れる体づくり」は怠らないように頑張りましょう。
そして毎日夢中になって勉強することに勝るものはありません🤗ハマりましょう!
今回は以上です。そして今日はシキ先生のブログです(書いたのは僕です)。
本校は来週「達成度テスト」を行います。中1はこの結果で翌週からの定期テスト対策内容が決まります。もう電話懇談の季節ですね。