昨日は熟長会でいろいろ情報交換を行いました。
入試問題を一つ一つ確認したのですが、その中では英語のリスニング問題、問3と問4の話すスピードが話題になりました。
(北海道教育委員会のホームページにリンクします)
英語聞き取りの後半部分は前年、前々年と比べると微妙に速くなっていると思います。
ちょっとリスニング対策を見直さなきゃいけないかも…
また入試以外の面白い話、香ばしい話も聞くことができて楽しかったです。
ありがとうございました、また来年もお願いします
写真はラーメン大将の肉丼大盛です。先週食べたということ以外、特に意味はありません。
🎵高校入試を終えた中3生が行うこと
入試を終えた中3生(=新高校1年生)の皆さんへ。
3月に塾で行う勉強といえば…「高校の予習準備」っていう人は多いかもしれません。当塾でも明日から中3平常授業が再開、「高校準備講座」を行います。
その前に、入試の自己採点を再度行ってほしいと思います。
今の「現状」を知るためです。
今年の入試、以下の問題のみ確認してみてください。
※問題番号書くのめんどくさいので、正答表にある「通し番号」で書きます。
<数学>
③⑧⑬⑭⑯⑰⑱⑲⑳の9問、計50点
<社会>
⑦⑫⑬⑭㉘㉙㉚㉛㉜㉝の10問、計31点
<理科>
③④⑦⑧⑨⑩⑱⑲⑳㉑㉒の11問、計32点
<英語>
⑧⑨⑩⑪⑫㉕㉖㉗㉘㉙㉚の11問、計34点
以上が今回の入試の中で中3の知識や技術が必要になりそうな問題です。
これらの得点率と、全体の得点率をくらべてみましょう。
どうですか。同じような感じですか。
道コンの合格最低点は突破したものの、中1中2の範囲だけで得点できた受験生は少なくないと思うのです…
国語を除くといわゆる中3レベルの問題は100点分くらいしか無かったわけで、
中1中2レベルの問題9割(国語を入れて360点)、中3レべルが半分でも、西東ならは合格レベルに達してしまうことが分かりますね。
東西南北などの公立トップ高校を受験して、現在「安心圏」っぽい位置にいる生徒の皆さんも、中3レベルの得点率が大きく低い人は、高校入学後気を付けたほうが良いかもしれません。
是非お試しください
中3と高1は繋がっている
「中学3年間、高校3年間」という区切りになっていますが、
実は勉強においては、「中1と中2」「中3と高1」がセットになる科目が非常に多いです。
数学は分かりやすくて、
・中1で1次方程式→中2で連立方程式(=1次式の応用)
・中3で平方根やy=ax²→高1で2次関数や絶対値(=2次式の応用)
みたいに、中3の知識をベースに行う授業が多いです。これは他の科目にも見られます。
「中1は成績高め→中2で成績下がった→中3で少し戻った」という生徒はとても多いのですが、
これは中2が反抗期で中3は受験期だから勉強した…という思春期の成長過程ではなく、
「中1基本はOK→中2応用はダメ→中3は基本に戻るのである程度OK」
というようなタイプなのかもしれません…というか勉強習慣が弱い生徒は大体このパターンです
まずは自分の勉強情報を認知することが必要です。特に入試で中3レベルが弱かった人は、高校の初めの1年間を乗り越えないと、高2に上がる時点でその先の夢を格下げしなければいけないかもしれません。生活リズム、勉強習慣の見直しを再度行いましょう。
その先、高2高3はまた別の機会に書こうと思いますが、
僕は「中1中2で行うこと」「中3高1で行うこと」「高2以降で行うこと」の3つに分けて考えています。
高校入試はゴールでは無いと塾や予備校の先生はよく言いますが、高1の勉強をどこでするかを決めるだけであるという意味では正しいです。
関係ないけど、今年の全国高校入試問題正解の社会を適当に開いたら文彦さんが出てきました。
今回は以上です。
こういうの腹立つ何で全員を正解にするのだろうか。考えて努力した受験生に対して失礼。