マンガブログ更新しました。
前回の続きです。
宮の沢のふれあい公園はすっかり秋です。
私立高校も閉鎖するんですね
札幌聖心女子が次の入試で募集停止とのことです。
2025年3月で閉校ということですので、現小6生は中高一貫コースに合格しても高校には上がれないのでご注意ください。
お知らせによると、「中学校卒業後もカトリック教育を継続して受けることをご希望の場合には、本州の聖心女子学院の各姉妹校や北海道内のカトリック学校への進学をご用意する予定です。」とのこと。藤女子とか札幌光星とかかな。
私立高校だって補助金もらっているとはいえ「企業」ですから、生徒が少なくなればヤバくなるのは同じです。ただ聖心女子は北海道の学校法人ではないので、もし閉校しても法人全体としては大丈夫じゃないか…って、他の私立の先生が以前熟長会で言っていたのを思い出しました。
実は数年前に聖心女子の関係者の方から、「生徒が減少しているのだが何か原因はありませんか」というアンケートをいただいたことがありました。それで当時色々調べたのですが、あれから3~4年経っても、あまり変わっていないなあという印象です。
これがもし「全国企業」じゃなければ、もうちょい必死に学校改革に取り組んでいたのでは…?とも思ってしまいました。
どちらにせよ、学校が無くなるのは残念なことです。
学校だって企業です
ちなみに運営している学校法人の所在は、みんな大好き学事課を調べればわかります。
例えば本州にある大学の付属高校について、
立命館慶祥は京都の学校法人立命館が運営、東海大札幌は東京の学校法人東海大学が運営しているのに対して、
札幌日大は北広島市の学校法人札幌日本大学学園が運営しています。いわばFC経営みたいなものだとか、教職員の雇用とか異動とかに関係してくるんでしょうか。
龍谷学園はWikipediaを見ると面白いです。小樽双葉も龍谷学園だったのは知りませんでした。
まあ経営母体がどこにあるかでどうだってことは無いのですが、先日北嶺の谷地田校長先生が「私学は企業なのだから、食っていかなきゃいけない」とおっしゃっていたのを思い出しました。そうだよなあ。少子化が進む中、私学が生き残るには、「どれだけ公立志望者から生徒を抜けるか」なんじゃないかと。
運営方針も、自校の魅力を打ち出すところ、公立高校受験をサポートしながら、もし落ちたらうちに来てくださいねー的なアピールをするところ、不登校や事情を抱えた生徒に重点を置くところなど、高校によって様々です。学習塾の運営にも参考になるところが多いのです。
私立高校を選ぶ際には、その学校の運営方針を参考にされてみるのも、面白いかもしれません。
今回は以上です。
…っていうか令和2年度の補助金交付一覧がまだアップされていないんですよ(昨年7月以降更新停止…)。もう令和3年度も半分過ぎてしまいましたよ。ホームページも数ヶ月工事中のままだし、お役所なのですからもっと仕事してほしいですね。