今年度の「進路選び」について考えていることを書いています。
※高校も大学も状況は毎年色々変わるので、2年後3年後も同じとは限りません。
毎年必ず
「手稲と新川どちらがいいですか🥺」
という質問を受けます。
手稲の方が進路がしっかりしているとか、新川の方が自由だからのびのび生活できるとか、生徒も保護者も色々おっしゃるのですが…正直なところ、どっちでも良いのです。
高校の「受験レベル」について
注)ここでの「受験レベル」は、その高校に合格するために中学校でどう生活してどう勉強していくかというのを基準にしています。低い高校だから行っちゃダメとか、治安が悪いということではありません。そして生徒の現在の学力に応じた正しい高校選択をしてもらいたいと思い書いています。
前回は大学のGTZについて紹介しました。
札幌の高校にも「受験レベル」ってのはもちろんあるわけです。
大学や高校をこうやってグループにまとめてしまうと、個々の学校の特色を見ずに(偏差値だけで)志望校を選んでしまう生徒保護者が増えるという意見があるかもしれませんが、塾屋からすると正直どうでも良いのです。行きたいところに行けばいい。
先ほど書いた、手稲と新川に関しては、僕は同じ「レベル」だと思っています。
事実、道コンSSランキングを見ても、2校の偏差値って毎年ほぼ同じなんですよね。受験の仕方、合格の仕方(作戦)、手稲と新川はほぼ同じです。新川のほうが例年倍率が高いですが、目標は変わりません。
同様に、西と東と旭丘についても、西東と旭丘でSS差はあるけれども、正直学校の指導とか生徒の学習意識は変わらないのですよ。
でも、「旭丘と新川」とか「東と月寒」ってなると、そこに壁があるかなあって感じ。
道コンSSランキングでも、札幌の公立高校のSSって壁があるんですよね。
当塾エリアの場合、
札幌西SS65→旭丘61→手稲新川57→稲雲47→西陵39…
特に手稲新川からはものすごい差があります。
内申点がCDランクでSS53~55くらいの生徒の場合、どうします?
手稲新川だとちょっとキツイかもしれないけれど、稲雲だと余裕過ぎるかなって感じ。
清田とか藻岩とか平岸とかあるけれども、ちょっと遠いかも(当塾は平岸多いですが)
ということで、高校入試におけるGTZみたいな指標を書いてみます。
SABCDで書くと内申ランクと被ってしまうので、ちょっと前に流行った「ファクトフルネス」を真似して「レベル1」から「レベル4」に分けてみることにします。
また最近読み直しています。もしこの先生が生きていたら、今のコロナ禍の状況をどう書いてくれるのかな🐹
🐑僕の考える高校の受験レベルについて🐑
レベル4…内申ランク関係なく、当日点のみで勝負する高校。
レベル3…ABランクは当日点関係なくほとんど合格する。CランクDランクは高い学力が必要。
レベル2…Dランク(EFランクも)以上ならほぼ安心。学校の内申点をしっかり稼いで安全に入る作戦のほうが良いパターン。
レベル1…GHランク以下でも頑張って学校の課題をクリアしていけたら合格できる。先生に反抗とかしちゃだめだよ。
こんな感じです。
では高校別にどのレベルに入るのかについて…細かいことはここでは書きません(メホウ🤥)
塾内では話しますが、他の人は察してください。
「レベル4」は東西南北+旭丘情報だと思ってください。旭丘と情報はAランク上の内申があればウルトラ有利なのですが、人数も多くないので基本的に当日点勝負の高校だと思ってください。
「レベル3」は手稲新川、月寒北広島などかな。だから旭丘から手稲新川に下げるというときは、ある程度の覚悟は必要になるかもしれないです。
私立高校はコース別に分かれているところが多いので、レベルに幅があると思ってください。
例えば光星ステラや第一の文理選抜ならレベル4、マリスや文理北進だとレベル3みたいな感じ。
だから公立は手稲を受けるけど、もし併願の札幌第一が文理選抜で合格だったら、僕は第一に行った方が良いよという話をします。
先週書いた創成については、今まで「レベル1(1~2)」の高校だったのが、「レベル2(2~3)」の高校に上がったということです。たった1つしか上がっていないのかと思うかもしれませんが、インターネットや情報化社会のせいで「高校に対するイメージ」が固まりやすい現在、立場を上げるというのはものすごく難しいことなのです🐐
次回はこの受験レべルの高校と、大学のGTZを少し直してドッキングさせてみます。
そのときに、ちょっとだけ北海道の問題が分かってくるのです。
今回は以上です。
散ポして気づいたのですが、宮の沢駅周辺、空きテナントが増えてきましたね。