1学期の数学はどの学年も計算が多く、
そこそこ出来ると思っている生徒は手を抜く傾向にあります。
特に公文とかで先取り出来ていると思っている生徒は、少し注意しなければいけません。
確かに基本計算が多い時期ですが、
その計算を素早く正確に解くまでは、しっかり練習してほしいですね。
計算スピードが遅い生徒は、2学期以降詰みます。
中1生は分数と小数と累乗が混じった計算、中カッコが入った計算などをたくさん解きましょう。
夏道コンで必ず1問、途中計算アリで出されますから、ノートに正しい形で書けるように今からやったほうが良いです。
「(+5)+(-12)-10+7」みたいな計算も、途中計算を記すクセをつけたほうが良いです。
正しい形で書けるように🐑計算ミスは絶対にしてはいけません。
中2生も文字式の計算、分数がらみの問題をたくさん練習しましょう。
あとは等式変形を100パーセント出来るようにすること。連立方程式や1次関数でバシバシ使います。
中3生はもちろん展開と因数分解。
特に因数分解は、「x²+2x-63」レベルの簡単な数字であれば瞬時に判断できるようにしてほしいです。2次方程式以降、とても大事になります。
中学生だけではありません。高校生も計算練習を徹底的に取り組みましょう。
高1生(数I)は展開、因数分解、有理化、不等式、絶対値、平方完成などでしょうか。
中学校よりも式が複雑になり、解くのに時間がかかる問題が増えると思います。プロセスを頭に入れるまで、ノートに解き込みましょう。
高2生(数II)は分数式、二項定理や高次方程式ですね。高校生はワークの問題を手を止めずに解き続けられるまでは練習しましょう。ピアノのコンクールだと思ってほしいです。
高3生は某有名予備校講師がよく言っていますが🐴、毎日微分でしょうね。
導関数とか合成関数や三角関数の微分とか、いろんなパターンを毎日ノートに書き連ねると良いでしょう。知識のストックを溜めておきましょう。
教科書の最初の方は、どの科目どの学年も基本が多いです。
数学はどの学年も、2学期以降の準備期間、種まき期間だと思って練習しましょう。
理想は、書く手を止めないこと、考えながら書けること、
書いている間に次の問題に目を向けられることです。
あと、毎日練習しなければいけません。スポーツと同じ。
計算スピードは1日ガッツリ練習したからって、急に早くなるものではありません。
短時間、少ない問題数でも良いので、毎日続けること。
英単語やその他の暗記練習も、同じですね。
今回は以上です。
>強い対策が講じられている石狩管内など特定措置区域の道立学校に求められているオンライン学習は「環境が整っていない」と困惑の声も出ている。
>道教委が特定措置区域の道立学校に求めるオンライン学習の実施については、タブレットなどの端末の有無を含めて生徒宅のネット環境にばらつきがあり、石狩管内の別の道立高の教頭は「対面授業を続けるしかない」と打ち明ける。
西野第二に通っている生徒の高校状況を見ていると、私立高校と公立高校でかなり差があることを実感しています。
私立高校はオンライン授業など、動きがスムーズで早いです。公立はようやく分散登校とか、時間短縮とか、ちょっとタイミングが遅いですね。
公立高校は昨年の一斉休校時の対応からあまり変化していないのも心配です。
現高2高1世代は1~2年後、公立と私立で学力の伸びがどうなっていくのか、注目ですね。